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「草食男子だと思っていたクールな親友に、こじらせ嫉妬エッチで抱き潰されてしまいました」 へのレビュー

    • 2023年10月02日
      レビュアーオススメ!
      「友達」から一歩を踏み出そうとした結果、失敗をしてしまった過去を持つ楓ちゃん。
      同じような距離感で仲良くなれた五十嵐くんに恋愛感情を抱きながらも、もっと近づきたいと思う心とは裏腹に臆病になってしまうの当然だよね。
      そして、そんな彼女のトラウマを知ってしまったからこそ、安パイである「友達」の立ち位置であり続けることを選ぶ五十嵐くん。

      ジレジレな関係の二人が自分の中にある大好きという気持ちを必死に抑え込み、ひた隠しにし続けた末の盛大なる理性と想いの大爆発に、読み手諸共巻き込んでくれる作品がコチラです。

      趣味も話も合って、誰といるよりも居心地が良くて。
      きっと大学時代から周りもはよ付き合え…!って思っていたのではないのかなぁ?
      それても友達という枠以上の領域に踏み込む事により全てを失うぐらいなら…と尻込みするまま流れゆく月日が歯がゆい。
      けれどその年月による蓄積されたものがあったからこそ、それを燃料にして二人が心も身体も隙間なく距離を詰められたのかもしれないね。

      友達のままでは知り得る事の出来なかったお互いの秘めたる一面に煽り煽られながら、理性の箍がゆるゆると外れていく二人。
      頭の中も身体もぐちゃぐちゃどろどろになって快楽へと溺れていく姿がとんでもなくドえっちなのだけれど、決してそれだけではない大切に想い合う気持ちがチラチラと垣間見える描写に、グッとくるものがありました。
      トラウマの元凶となる人物がトリガーとなってくれたお陰で、辛い過去を乗り越えた上で結ばれる形となり、それが二人の明るい未来に繋がる気がして嬉しかったな。

      えっちシーンは勿論のこと、ストーリーや登場人物の心理描写もとても丁寧に表現してくださる作者さんなので、長編が読めてとても幸せでした!
      ありがとうございました!!

      27人が役に立ったと答えています

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