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「【上巻】MY SWEET BUNNY CAGE(コミック)」 へのレビュー

    • 2024年01月19日
      レビュアーオススメ!
      眼力の強いツリ目が印象的な、ちょっと気を張ってるOLさん。仕事帰りの夜道で、意味不明な事を言ってしつこく絡んで来るナンパ男を払いのけ、家へ向かったはずでしたが…

      目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋。そして前夜の男。

      5000DL超えの人気ボイドラのコミカライズ。作画は、名手、閏あくあ先生です。

      君は僕の飼ってたウサギの生まれ変わりだから、どこに置いても、どう処置してもいい、僕の所有物。
      自分の妄想から一歩も出て来ない、全く話が通じない男との、まるで意味をなさない「会話」。
      身分証、カード、スマホ、彼女と外との繋がりを、目に見える表現であっさり処分し消し去ってゆく演出。
      そして、仄めかされる加虐。
      サイコスリラー風の語り口にぞくぞくしますね。

      通じない押し問答の中で、女は少しづつ少しずつ、意識しない内に、男の妄想の言葉が組み上げた檻に入ってゆくのでした。

      天蓋付の寝台。宮殿じみた装飾の施された豪奢な部屋と調度品。フリフリピンクの衣裳に、色を揃えた手枷足枷。そして貴族じみた装いの、美貌の男。
      画で可視化された、豪華に整えられた舞台装置。
      それは、男の妄執の異様さ巨大さの表現のようにも視えます。

      そんな舞台で、ままごとじみた食事で供されるのは、媚薬シロップ漬けの激甘パンケーキ。

      身体の奥から噴き上がる熱に浮かされながらも、抵抗の意志を失わない女の眼。妄想と脅迫を織り交ぜた言葉を並べながら絡みつく男の迫力と、剥かれてしまうと小柄でいたいけな女の対比。
      キス、乳首、性器、媚薬の熱と巧みな愛撫に、心を裏切りどうしようもなく応え引攣る身体。犯されて快感に翻弄される極限の恥辱に苛まれながら、なす術無く未知の巨大な快楽に呑みこまれていく女の表情…
      眼福のあぶな絵です☆

      後半も期待して待っています。

      40人が役に立ったと答えています

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