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「【CV:灰島三雲】夏海Cherry【ノスタルジックで切ない大人の純愛×リアルサウンドASMR】」 へのレビュー

    • 2024年07月28日
      レビュアーオススメ!
      いやこれ・・・シチュエーションボイス作品なんですけど、その枠に収まっていない・・・

      まず概要の舞台設定ショートストーリー。
      これ分かるんですよ。
      同じ経験した訳じゃないのに、妙にリアルな人間臭さがあって、その感じに共感してしまって。
      もうここでがっつり入り込んでしまいました。

      そして作品を聴いていくわけですが。
      SEがSEじゃなくて、そのままの環境音というか、そこに居る感じというか。
      ナチュラルすぎて、1周回ってSEすげー!ってならないと言うか。
      ホントにこの感じは凄いです。
      波の音や雨の音、遠くに響く雷の音、他にも列挙すればキリがないので割愛しますが、その場の音を感じられます。
      二人の動きが脳内に浮かぶんですよね。

      ストーリーと大夏くんのキャラクター性も絶妙にマッチしてます。
      今回のこの大夏くん、そしてCVの灰島三雲さん。
      もう夏の南の島を体現されていました。
      晴れた海の美しさ、スコールの荒々しさ、夜の海の囚われてしまうような深さや、相反して星空を眺めた時の救い。
      この物語の舞台に相応しい彼でした。
      そんな大夏くんに命を吹き込む灰島さんの声の透明感や純粋なまでにヒロインへの感情が表現された演技。
      その全てが美しくて。
      全てが一体化していて。
      聴き終わった感想は本当に美しい作品だったなと思いました。

      だからといって「綺麗」じゃないんですよね。
      人間臭い作品だと感じたし、普段の生活から離れた非日常感もあるし、ドロドロした部分もある。
      でも、結局その全てが人としての「美しさ」になっていくのだろうと思うし、それが魅力なのだと。
      そんなふうに感じる作品でした。

      素敵な作品をありがとうございます。
      また1つ、新たな世界観が自分の中に生まれたような気がします。
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      3人が役に立ったと答えています

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