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本当ーーーーーーーーに湊都カムバを待ち望んでおりました
お話は前作の直後からで、初手逮捕から始まるという他ヤンデレ・監禁をテーマにした作品が見てみぬフリをし続けてきた現実に斬り込んでくるエッジの効いた開幕
留置場での一幕があればより良かったと一瞬思ったがあのアクリル板越しに座る湊都を想像するだけで心臓抉られるので無くて、よかったーー

前作の個人的魅力のひとつが生活感・生々しさで、仕事中の風景だったり、にゃあ以外の人間とのやり取りなど彼の外向きの顔が見られる所が好きなのですが今作もそのあたりが盛り沢山+音質がド向上しているのもあってもう、もはやそこに居る 湊都が息をして生活している
ベルトカチャ音がかなりはっきり聴こえるのが良すぎて一旦意識を手放し、終わってベルトを直す音で再びしんだ
トラック4にある、終わった後簡単に着衣を直して夕飯の相談をして仕事に向かうという一連の日常風景がしっかり描写されてる箇所があまりに生々しく、癖にぶっ刺さりでした

湊都はあらすじの通り情緒不安定が大加速しており、生きる希望を見出したと思いきや心中を匂わせるような発言をしてみたりと、言葉を選ばずに言えばどうしようもなさがパワーアップしている印象
しかし完全なる共依存関係に陥っているのでもはやそのどうしようもなさも愛しく思える
前述の通り音質のヤバ向上により、湊都以外ぼやけてはっきり見えないって位の没入感を得られるので共依存関係がリアルに体験できます

中盤は終始イチャ甘だけど、並行してカメラで監視されてたり病院に連れて行って貰えなかったりとかなり閉塞的・退廃的な雰囲気でとてつもない息苦しさを感じられるので退廃フリーク(退廃フリークとは)に自信をもってオススメします
恋人モードの湊都、あっっっま甘でちょっと意地悪くて沼すぎる いやもう色々言ったけど好きすぎる なんだかんだ可愛い男なので孕め連呼聴けるとは夢にも思わなかった 一生好き