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ガーデンバースとは?って思ったのですが、解説がきちんと同梱されてるし、作中でも独特な単語については説明をしてくれるので、安心しました。
が、内容は安心できない!
冒頭からもう正さん咳込んで苦しそうだし、大丈夫なの…?って心配になる気持ちが凄い…のに、花嫁修業には行かないといけないって辛…。

花嫁修業を終え、結婚…となったけど違和感を覚えるヒロインちゃん。
元気になったから?と思いつつも違和感を拭いきれてない様子に気づいた正さん。
自分は双子の弟の清で正さんは既に亡くなった。双葉家のおかしな点(世界観的には普通なの…か?)や死の間際に正さんがヒロインちゃんに対して言ってたことなど…あまりに衝撃的なことを一気に言われてしまい、ヒロインちゃんは気を失ってしまいました。

目が覚めると全て夢でした…なんてことはなく、別館で正さん…改め清さんと二人きり。
花詰まりという危険な状態でも正さんを想うと花生みができるヒロインちゃんと、どんなに正さんを想っていても彼はいないし、当主の伴侶になるしかない。当主は自分なのだから受け入れるしかない。と現実を突き付けてくる清さん。
でも、清さんも別に意地悪をしたいわけではなく、ヒロインちゃんに向けている愛情(執着)があるからこその台詞なんですよ。だからこそ、端々で懇願するような雰囲気出ちゃうし、「好き」っていう気持ちを伝えてくれたり、ヒロインちゃんを花蝕状態にしない為に色々手を尽くしてくれる。でも、その提案は全部清さんの首を絞めるだけ…つらい。

花蝕が治まらないヒロインちゃんを死なせない為にと水やりを続ける清さん。
その行為も本当切なさしかない。ヒロインちゃんの為に正さんでいるしか…でも、正さんはこんなこと言わないしないよなとやはり清さんのまま受け入れてほしい気持ちが消せないのか、花食み体質故の不安定さなのか…恐らくどっちもかなって気持ちを吐露してくるの切なすぎる。