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1度告白を断った元教え子と再会したら、バーに連れられ、酔いつぶれたヒロインちゃんを家まで送りました。
もう生徒じゃない彼女にキスされ、大人になったことを証明するように、一人の女として見てもらいたいって。10歳も歳を離れて、おじさんと自覚した主人公はヒロインちゃんに打ち明けました。本当は彼女に二度と悲しませないように、拒否していました。卒業式の時は教師と生徒の立場で、告白を断りました。今は彼女の未来を奪いたくない。
とうとう気持ちを抑えきれない主人公は覚悟して、ヒロインちゃんに何度も確認してから一線を超えます。彼女の青春、未来を預かります。一途を誓いました。純情で純愛ですね。
現代文の先生で童顔なので、ちょっと自信がなく、優柔不断なところがあります。彼女の愛が力となって、予想した困難を乗り越える勇気が湧きました。2人の成長が見えて、良かったです。
表題は「教師なんかなれなきゃ良かったのに」というが、最後は「教師になって良かった」とこの出会いに感謝の気持ちに変わりました。前向きになり、素直に幸せを受け取る体勢は大事ですね。
八神さんの作品なので、予告の時から期待していました。いい演技を発揮して、主人公の性格がよくわかりました。最高です!