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穏やかで優しそうなスパダリなのはずっと変わらないのに、私のことを無邪気に爽やかに支配してくる…ゆるゆると且つ一分の隙もなく気付いたらどんどん鳥籠が堅固になっていき、有無を言わせない雰囲気で彼の理想の奥さんになっていかざるを得ないのがすごい…ナチュラルに策士で、「お仕事ではとても厳しい」みたいなことが書かれてるのが初めは「そんな風に見えないな」と思ってましたが、トラックが進めば進む程「確かにこの人そもそもヒロイン以外の人間を虫ケラと思ってそう…」と感じました。
彼にとってヒロインは大事な大事なお人形さんの様な感じなんだろうな…

もう結婚してるんだから逃げられない。ひたすらにでろでろに優しく愛されるし、ヒロインも彼のことを愛して結婚したわけなので惚れた弱みもあるでしょう。
そのうちは少し歪ながらもまだ幸せでいられるでしょうが、これが何十年と続けられるのかと言うと…

その時彼がどんな行動に出るのか、果たしてこんな穏やかで余裕のある人格でいられるのか、興味がありますね。