レビューを報告する（情報入力）

頁数のせいもあるかと思いますが、オムニバス的にピックアップしたシーンでまとめられていて、もうちょっと深堀りしてほしいなあと思うところはありました。
とはいえ、花踏みさんの作品は読みたくなるんですよね、安心して読めるからかしら?

ユエが婚約者と妹の逢引を目の当たりにするところ、
婚約者がユエをつまらんと言う(本人に言うわけではない)ところ、婚約者の交換を提案されるところ、と、話はサクサク進み、自分ではシオンが可哀想だから結婚はしないという流れからのシオンからの告白とわからせエッチ。
婚約者とは淡白な仲だったのに、シオンにはほだされてしまうユエ。真面目で面倒見が良く、我慢?に慣れたヒロインですね。
シオンの一途な想いはユエには通じておらず、兄(ユエの婚約者)や自分の婚約者(ユエの妹)はうまくカップルになれるように誘導したりしていたらしいが、素直に両家に言っても了承してもらえたのでは?とも思えたり。
ともあれ、両家の約束も果たせ、両家の兄弟姉妹がおさまるところにおさまり、みんなが納得した感が感じられる作品です。