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「感応時間15 ~逆向き時計とオリオン急行~ CV.佐藤拓也」 へのレビュー

    • 人におすすめされたので聞いてみました。
      私は催眠にかかりにくいタイプだと自覚しています。
      常に自動的に何か考えてしまうタイプで、音声を聞きながらも他のことに思考が逸れている時があるので。
      人生が生きにくいタイプでもあり、過去に嫌なことは様々あったタイプでもあるので、
      自分の過去に戻って子供を探し自分を取り戻す…というコンセプトに、うーん大丈夫かなと思いながら惹かれるものがあり聞きました。

      ある号車のドアを次々に開けていくところでは、車掌さんが見える風景の様子を語りかけてくれるのですが、あまり自分の記憶には該当せず。
      でも無理に思い出す必要はないとの説明があったので、あまり期待せずに身を任せていたら。

      最後のドアで安全装置の話が出た瞬間、めちゃくちゃに泣きました。
      こんなに心に刺さる(癒される方向で)とは全然思っていませんでした。
      その後車掌さんが物凄く優しく肯定してくれる。
      この慰めてくれるターンもうちょっと長く欲しいと思った。
      これ全世界の辛い思いしてる人は聞いた方がいいよってくらい良いこと言ってくれた。

      ボロ泣きしてたらご褒美って言われたから頭ナデナデとかハグでよしよしとかしてくれるのかと思ったらけっこう過激な感じのご褒美だった…(直接的な表現はないし想像に委ねられてはいる)
      いや今いきなりでビックリしてるから…急についていけないから…さっきの全肯定テンションのまま穏やかにハグでもしてくれ…

      とまあご褒美ターンはドギマギさせられましたが、
      いただいた切符は有効期限なくいつでも使えるそうです。
      今回はけっこう落ち込んでる時に聞いたのもあったのか号泣したけど、次に聞いた時にはまた別の自分に出会えるのかななんて思ったりしました。

      実際にこれからの自分が変わる…かどうかは分からないけど、読後爽やかな気分で心地よかったです。
      予想の何倍も声が素敵で癒されました。
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