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ヒロインちゃんの母親(α)が運命の番に出会ったことによって、ヒロインちゃんと父親(β)を捨てていなくなった。
そんな経験をしてしまったら、αの樹くんを受け入れられないのは当然のことですよね…。
でも樹くんからしたら、ヒロインちゃんのことを本気で想っているので、その理由で振られたことに納得出来ないのも当然のこと。俺は君の母親とは違う。ヒロインちゃんを捨てたりしない、と…。
きっと、ヒロインちゃんの母親も運命の番に出会うまでは、例え運命の番に出会ったとしても家族のことを捨てたりしないと…本気で思っていたのだと思います。
それでも実際に出会ってしまったら、簡単に捨ててしまった。
だからこそ、樹くんがどんなにヒロインちゃんのことを愛しているかを伝えても、ヒロインちゃんはその想いに応えることが出来ないんだと思います。
ヒロインちゃんの気持ちも、樹くんの気持ちも、どちらの気持ちも分かるからこそ、とても切なかったです。

樹くんが運命の番に出会ってしまうパターンと、ヒロインちゃんがΩになって本当の番になるパターン、両方を想像してしまいました…笑
続編が出るとしたら、ハッピーエンドとバッドエンド両方見てみたいです。

とても切ないけど、とても心に残る素敵なシナリオをありがとうございました。
樹くんの溢れんばかりの想いが込もったエロシーンもとても濃厚で、大変満足できる作品でした。
何度でも聴き返そうと思います。