普段はこういった音声のものは購入することがないのですが、シンプルな表紙と説明文に惹かれて、とんでもないものを聞けてしまうのでは?というワクワク感で購入させていただきました。
ヤンデレは普段好んで摂取するほど好きじゃないです。でも、このお話には苦しさがたくさん滲んでいて、ただのヤンデレくんのえっちなストーリーとして受容するには勿体無いとすら思います。もっと広まって欲しい。
ヤンデレと一言でいってもここまで苦しそうなヤンデレだと同情ないし感情移入してしまいます。ユキ側に。笑
終始幼さののぞくユキでしたが、時折見せる苦しみの滲んだ声色に、思わず涙が溢れてました。
ずーっと勝手に酷いことしてるけど、自分でも心がぐっちゃぐちゃでめちゃくちゃなんじゃないかな。ヒロインにしがみついて、どうにか肯定してもらって自分が納得する形(わがままを押し通す)におさめたい。とすら思っていそう。まあそれはヒロインが拒否することで叶わないですが。
ヒロインの記憶がないことへのやるせなさ、苦しみを一人で抱えなくてはならないもどかしさ、全部全部子供のわがままが肥大したかのような特大の感情をぶつけてくるユキ。
ヒロインが最後まで拒否していたからこそユキの感情があそこまで引き出されたのだとは思いますが、続きが気になって仕方ありません。
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