少し高めの八神仙さんのお声、敬語で温和な人懐こい雰囲気の元教え子、好意を隠さずぐいぐい来るタイプでワクワクしました。
ヒロインを自宅に連れ込んでえっちする為の準備が完璧で、何事もそつなくこなせる俊太君の器用さが垣間見えました。
官能映画になぞらえた攻め方もあり、ヒロインの好きな責め方を随時学んでいって聴き進める程に激しくなっていく入念な前戯から始まりました。
最期には防水シーツも形無しとなるほど手マンで潮吹き・連続絶頂させられる程ヒロインはイかされてました。
勿論ゴム無し挿入で、俊太君は赤ちゃんをすごく欲しがっていたので当然アフピルも無しです。
これまで度々挫折を経験してきたヒロインから見て何でもできる俊太君はすごく眩しく、俊太君もそんなヒロインからの視線に気づいて、初めて欲情したと告白していました。
劣等感から自分を見ざるを得ないヒロインの視線をもっと自分に釘付けにしたくて、ヒロインがなりたかった姿になるようにと決めて実現させた初志貫徹ぶり。
すごく歪んでますが、ある意味すごくピュアですね……。
だからヒロインはそのルートを歩かなくていい、自分の手元に居ればいいと甘く囁くんです。
自身の能力への劣等感も実家への負い目もお見合いも、ヒロインを悩ますもの全てを「僕といれば安心」と囲って守ろうとしてくれます。
ヒロイン的にはずっと劣等感を刺激させられるだけではと心配でしたが、泣いてしまったヒロインへの俊太君の慰めの言葉を聞いて、これで救われるルートもあるなと思いました。
散々抱かれて思考力が落ちた所に、自分を全肯定し嫌な周囲を否定して「僕だけが理解してる、味方だよ」と言われたら堕ちちゃうか……。
(ちなみにその後のお見合い予定だった議員の息子とその父の話、もしかして……?)
慰めと受け入れでヒロインは救われたんじゃないかなと思います。多分……。自由な外出はできなくても。
ありがとうございました!
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