マサラチャイさんのレビュー一覧

すれ違い、片想いからの嫉妬、大声などの要素がある作品です。
軍人ということもあり(?)少し難解な言い回しがある部分もありますが、
文脈で分かるのでそんなに身構えなくても良いと思います。

元孤児のエミールさん、シスター(ヒロイン)への恋心を若干拗らせており、
シスター自身も癖があるわけではありませんが、自分より他者を優先する性質で、一筋縄ではいかないタイプ。

何度も「理由はあったかもしれないが売春をした」という事実を責められるので、そこは少し心構えをした方が良いかもしれません(お口でのご奉仕止まりだったと思われますが……!)。

おっきく育った男の子に切実に求められたい方、
ストーリー重視の方にオススメの作品です。

軽リョナということで、
リョナ系初挑戦の方にもオススメ出来るかと思います。
SEが控えめなので、強めの物言い・水責めなどの苦しい系が大丈夫ならいけるかと!

紅蓮さん、愛犬を飼っていらっしゃるようなのですが、
「ヒトガタ」に暴行を加えることで興奮するタイプなので、そこはご安心ください(?)。

暴!! の男ではありますが、
個人的にはそこまで怖くはない……かな……? と感じました。
やっていることは中々に酷いのですが、それこそ彼の言動をすべて受け入れて自分は肉便器なんだ! と思いこんでしまえば、
それなりの幸せは保証されている気がします。いや怖いな?

正義の味方の肉便器になりたい方はぜひ!

ヒモにもプライドってあるんだ(チクチク言葉やめてください!!!!)。
フリートークで三橋さんがヒモの何たるかを語っていたのがかなり面白くてツボでした。

ハイスペエリート旦那様と結婚したにも関わらず、
寂しさからマチアプを入れてしまったヒロインの前に現れたのは、元カレで……!? というあらすじです。

元カレこと八神さん、
ちょいちょい恋人感を出してくるのがこう……ずるいですね……元カレだ……。

プライドを傷つけられたから復讐すると言っていますが、
それだけが理由ではない気がします。
「最高の女だったのに」という言葉から分かるように、八神さん自身は3年前の関係性を完全で完璧なものだと感じていたのかもしれません。
ただ、人間関係というのは、片方が満足していても、もう片方が満足していなければ成立しないものです。八神さんが完璧だと感じていた関係性は、ヒロインにとっては不完全なものだった。だから、捨てられてしまった。
それは彼にとって、とてつもなく強烈な否定として刻まれた。そんな風に感じました。

ボロボロのぬいぐるみを捨てる選択肢すら頭に無かった子どものようにも思えます。やってることはクズなんですけどね……でもまあ、ヒロインもマチアプしてるし……。

優しいお声で罵倒、ヒステリックに死ねよと繰り返すなどこちらの情緒も揺さぶってくる。野外セッもある。色んな意味で人生をメチャクチャにされたい方にオススメです。

ただ「脱がすね～(はぁと)」って言ってブランドもののブラウスを破いてきたことだけは許せねえ 絶対許せねえよ(怨)

ヒーローなんてまともな人間がやる仕事じゃない。
赤のヒーローの時に突きつけられた言葉がより染み渡る作品でした。
縹さん、どう考えてもヒーローって呼ばれていい人ではない……んだよなァ……!

「洗脳」という強めのワードに怯える淑女が多いかと思いますが、
物理の怖さはありません。
ただ、思想の違いからくる怖さはたっぷりです。
ヒロインは縹さんの唯一無二のモルモットちゃんになれますが、
愛があるかと聞かれれば首を傾げてしまう。「お気に入り」「代替品がない」という言葉がぴったりだと思います。

それを踏まえた上で。
特典はかなり甘いと思います! この関係性での最上級の甘やかしだな～と感じました。
訓練されたドマゾの淑女にオススメです!

創作ってここまで好きに書いていいんだ! という希望の光を見せてくれる作品。作中は特に救いとかはないです(END4も平和すぎて怖いよ)。

もしかしてそうかな? と感じた伏線が回収されるのが気持ちいいです。
情報量が多く、それぞれの登場人物の感情・関係・過去が絡み合って物語を成している構成が面白かったです!

マカロくんのコロコロと変わる気分、態度がまさに情緒ジェットコースター。
愛憎が故に先生や兄を陥れようとする狡猾さも見所ですが、シンプルな加害も辞さないところがパワー系ヤンデレで怖い。

マルチエンドなので、
お好きな結末が選べるのも嬉しい! 嬉しいか……?

個人的にはEND1が一番好きです。
絶望して俺のために死んでくれるサブレ、可愛いね……ﾁｭ……(END3からは目を逸らす)。

ヤンデレは好きだけど、同性愛 / 近親姦 / NTRのキーワードが苦手な方はご無理をなさらず……ですが、それがあってこそのマカロくんのこの味わい。

生い立ちもあり、マカロくんを「悪い」と決めつけることも「良い」と許すことも難しいと思います。そして、彼にそういう言葉をかけることも危険。
ヒロインである先生に投げかける言葉や態度が、マカロくんがされてきたことを投影しているのかな……と感じて、そこが一番キツかったです。

マカロくんとサブレというヤバ兄弟に巻き込まれたからには無傷では帰してもらえない!

色々なものを破壊される覚悟で、用法用量を守って楽しく笑顔で聴きましょう。
どうしたの先生? 笑ってよ。

痛みとか恥とか傷とか、それぞれが抱えている「一般的には良いとされないモノ」って、表に出すことはほとんど無いと思います。
トラウマバーゲンさんの作品は、そういったモノを作品として公開してくれて、消費させてくれるから、優しいなあと思うのかもしれません(内容は全く優しくないのでご注意ください)(ゴリゴリ近親レイプかつ暴力が含まれます)。

ヒロイン=妹ちゃんも、
光お兄ちゃんの歌う歌に、そういったものを見出していたのかもしれません。

妹ちゃんもお兄ちゃんも所謂「普通の人」ではありません。「普通の人」という言葉自体、暴力的な響きですが。
ただ、ふたりはお互いに違う歪さを抱えています。違う人間だから仕方ないね。と言ってしまえばそこまでなのですが、でも、血の繋がった家族でしょう。という気持ちもある。

お兄ちゃんは普通に電車に乗って、普通に毎日出社して、普通に働くことが出来ません。
妹ちゃんはそれが出来る。出来るけど、普通に出来ているわけではない。暴力に怯えながらも、それを受け流せる・在ることを当然として生きていけてしまう妹ちゃんもまた、「普通の人」とは言えないのですが……お兄ちゃんには出来ないことだから、だって違うじゃん。俺ばっか。って愚図りだす。
でも妹ちゃんからしてみれば、グチャグチャな感情を取り出して、曲に出来るお兄ちゃんの方がすごくてえらい人に見えるわけで……。

優しくすること・されること、
一緒に暮らして一緒に笑い合うこと。受け入れてもらえること。

そういうものに憧れながら、自分はそういうところにいるべき存在ではないからと居心地の悪さ・噛み合わなさに発狂してしまう。
じゃあどうすれば普通になれるの? 正しくなれるの? と聞かれると、どんな答えも間違っている気がして、「どうすればよかったんだろうね」としか言えなくなる。

優しいお話では気持ちよくなれない人向け作品です。

みなさ～ん
好きな女に迫られるとタジタジになる男 摂取してますか～?
…………
これを読んでくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

元同級生(因縁アリ)の経営する会社に、そうとは知らず入社してしまった優希。CEOである千尋は、優希を口説いてきて……!?

というのがあらすじです。

とにかく千尋くんが可愛い。優希ちゃんにいっぱい翻弄されて、色んな表情を見せてくれます!

爆イケ攻め顔直後の赤面! 見上げ懇願! 曇り顔! 泣き顔も!?

優希ちゃんが千尋くんに流されることなく対応しているところも素敵です。
「好き」の感情でなあなあになるのではなく、きっちりお互いに向き合って勝ち得るハピエン、最高。

書き下ろしおまけもサイコ～に可愛いのでぜひ……ぜひ読んでください……。

ナマイキ年下彼氏(と書いてオスガキと読む)が勝手に理解ってくれる最高音声!! 疲れた人類にオススメ!!! 聴こう!!!!

前作が良かったので新着一覧から発見し即買いしました。
すべて聴き終え、特典SSも読み、さあレビューを書こうと思ったところでCVが彩さんな事実に気づきました。すごい……この方って何でも出来るんだ……!

かーくん(はぁと)、ヒロインにとんでもなく沼っており、特にこちらが何もせずともずっと情緒がおかしいので可愛いです。

僕って可愛いし～天才だし～? このくらい何でも出来ちゃうし～? あは、ちょっろ～い! と人生舐めプで生きてきたかーくん。先輩に出会ってからすべてがぐちゃぐちゃに。
でも病まない・責めない・殴らない(やせな!?)(特に意味は無いです)。
安心安全、……そうか? そうかも……。可愛い彼氏くんです。

EXトラックでヒロインのパンツを嗅いだだけでノーハンドお射精(しかも大量&長め)したシーンでは手ェ叩いて喜びました。ヨッ! かーくん最強天才らぶり～!

特典SSでは何故かーくんがヒロインに惚れたのか? が描かれているのですが、これを読むと本編がより味わい深いものになります。

何も考えたくない限界成人オタクのみんな! 勝手に負けちゃうかーくんの奇行と愛でハッピーになろう!
オススメです。

THE猥談さんは毎回これは! というものを出してくれるので、
今回も楽しみにしていたのですが、想像以上でした。

年の差・体格差・分かりにくいけど想いがでっかいふっかい男が好きな人はぜひぜひぜひに読んでください。

アルバイトの古川ちゃんは強面カメラマンの八坂さんに片想いしており、
特に彼の手をえっちな目で見ているのですが、それがしっかり伝わってくるんですよ……。
えっっっっっろいな……って納得しちゃう太い腕・浮かび上がる血管に、指の関節の皺～～!!
ちいちゃくて綺麗な古川ちゃんの手との対比を見てほしい……。

実はふたりは両片想いであったことが判明するのですが、その後の流れが大好きです。
今までの経験から、手を伸ばすことに臆病になっている八坂さんと、パワフルな恋心でぐいぐい迫る古川ちゃん。強面年上男に「かわいい」って言う女、好きだァ～～!!!

顔の大きさが全然違う=口の大きさも違う。イチャラブキスなのに捕食しているような危険なえっちさがある。最高最高最高最高～!

八坂さんの箍が外れてからがほんっとうにえっち。

カメラマンだからか、古川ちゃんをずー……っと"観察"しながら爆責めしてくる。古川ちゃんがそうだったように、八坂さんもずっとこうしたかったんだろ!? 自分の手で古川ちゃんをぐずぐずに連続絶頂させたかったんだろ、なあ! ｴﾋﾞﾊﾞﾃﾞｨｾｯ

念願の手マン描写も一般的な手マンより尺を取ってくれて嬉しかったです。
いっぱい指でずぽずぽしてもらえて良かったねえ～^^

行為シーンの視線の置き場とかプレイ内容で八坂さんのでっかいふっかいラブが伝わってくるのも最高です。なおゴム有り。ゴムのくだりも可愛いんだよな……行為に積極的な女の子だぁ～いすき……。


ラストの八坂さんの言葉でスタンディングオベーションしました。
答えを出したおじさんは強いぞ!! これからのふたりも見てみたいな～と思えるハッピーハッピーえろ漫画でした!!!

例えばまゆちゃんが晃くんとあさひくんの乳首を触ったとして、晃くんは「ん、……良いよ」って乳首責めを許容しますが、あさひくんは己が乳首で感じたことを隠すために「いやいやいやいや女から触るとかありえないから。まゆそんなんじゃなかったじゃん? 都会行って淫乱? になったんだな～笑」とか茶化してきそうな雰囲気がある。
乳首の弱さは同じでも、乳首責めへの対応の違いで男としての器の違いが如実に出てしまう。これが乳首で分かる人間の本質です。

↑これは"無い"話です。

晃くん――がるまにの男ではなく――少女漫画の男――しかしドチャシコセックスをするためがるまにで正解。晃くんのっょっょおちんちんが彼をがるまにに君臨させる。BIG KANSYA。

初めての快楽に怯えるまゆちゃんに対する晃くんの「見えてないと不安とか?」、謎のご配慮サンキュ……自動的に言葉責めと鏡プレイもクリア。実績解除が止まらない。

晃くんは思ったことを飾らない言葉で伝えてくれるし、余計なしらがみに飽き飽きしている人だから、男だからとか女だからとか言わずにひとりの人間としてまゆちゃんに向き合ってくれる。そんな晃くん相手だから、まゆちゃんもまるで身内に接するように本音を吐き出せる。感情をぶつけられる。
……あさひくんの勝てるところ、積み重ねた時間しかない!?

う～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ん晃くん、優勝優勝優勝!!!!!

晃くんの真っ直ぐで熱い想いと子作りの意志を見せつける誠実バチボコピストンとお射精。これにはまゆちゃんも陥落。そりゃそう、絶対そうなった方が良い。ハッピーエンドはここにあったんやね……。

夫婦のイチャラブセックスまで見せてくださるんですか……? お慈悲……。あさひもそこで見ていてほしい。晃くんを愛し愛されるまゆちゃんの姿を。

凝り固まったまゆちゃんへの評価と幼馴染み故の傲慢な思い込みで大敗北。あさひ、諦めてくれ。