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2021年12月22日
2021年12月03日
これまでのACC作品同様、音声と補足資料を合わせて物語を楽しむ仕様になっています。今回はそれに加えて、過去と現在が複雑に入り乱れる構成です。
物語が進むにつれて、少しずつ紐解かれていく朝陽、夕陽、ヒロイン、三人の関係と思いは複雑に絡み合っていて、聴いていてとても切なくなり、またどうなっていくのか続きがとても気になる展開でした。物語は衝撃的な事実が判明したところで終わりを迎え、下巻へと続きます。今すぐにでも続きが聴きたいほどです。
三橋さんの朝陽と夕陽の演じ分けもとても良いです。明るい朝陽と自己否定気味の夕陽。二人の喜怒哀楽を素敵に表現されています。
えっちシーンは、朝陽と夕陽それぞれであり、物語に沿いながらどちらも違った雰囲気が楽しめました。夕陽とはどこまでも愛し合い献身的になる情事を。朝陽とは夕陽と重ねてしまう気まずい中での切なくも甘い情事を。雰囲気やすることが異なるのもいいなぁと思いました。
続きが気になる終わりであり、真相は下巻で明かされるということで、とても楽しみしています。
メリバかバトエンを辿る、男女両方から求められる乙女&百合シチュエーション第一弾。今回は、魔法の補助道具である人形の男の子アロマと女の子のロレッタ、がんばり屋だけど生まれつき魔力が低い、魔法学校に通うヒロインちゃんのお話です。
男女両方から求められるシチュがとても良かったです。なかなかないものなので新鮮でもあり、楽しかったです。
補助道具として彼らの力を借りる代わりに、性的エネルギーが食料とする二人のために体を差し出しているヒロインちゃん。普通のプレイもありつつ、お風呂プレイもあるのでめっちゃ良かったです。
アロマくんはショタらしからぬがっつき具合で、ロレッタちゃんはヒロインちゃんを気持ち良くさせよつとして愛撫をたくさんしてくれます。
人のように接し家族のように過ごしてきたある日、体調を崩して倒れてしまったヒロインちゃん、その後彼らからとある真実が語られます。
メリバかバトエンを辿るということでどういう結末になるのかハラハラしながら聴いていました。
彼らの選択は一見すればエゴのように見えますが、彼らが納得してたどり着いた結末であり、私はこれはこれで好きな結末でした。どうなるのかはぜひ聴いてほしい。
切ないけれど暖かい、素敵なお話でした。
真面目同士の隊長さんと補佐くんの、すれ違いつつも焦れったい関係がとても良い作品です。
突然の夜のお誘いに動揺する補佐くんですが、好きな相手に言われた以上どうしようもできず、承諾。どぎまぎしつつも行為に及ぶことになります。
自分の内に秘めた淫靡な思いと葛藤する補佐くんを応援するも、両思いとわかりつつも勘違いからすれ違う二人、無自覚な隊長さんが焦れったい……!
えっちシーンはそれほど長くはないですが、描写からわかる補佐くんの思い、二人の幸せな雰囲気、どれも素敵でお話としてとても好みでした。
亜人と人間の恋物語第2弾の今回は、淫魔である先輩ヒロインちゃんと人間である後輩くん、麻生くんの話。
前作で世界観を示し、淡い普通の恋を描いたところで、今回は人間と亜人との違い、淫魔という種族であることの後ろめたさと偏見というのが出ていたなと思いました。
人懐っこいけど頼りがいのある麻生くんがとてもかわいいしかっこいい。体調の悪いヒロインちゃんを気遣える優しさもある。
お互いに想いあっているのにヒロインちゃんの伝えられない理由、すれ違いがもどかしかったです。
ラジオのとあるニュースを聞いて、判明する麻生くんが淫魔を嫌いな理由。
ヒロインちゃんが淫魔と分かった時の麻生くんの動揺とそれでも好きだと告白するシーンは聴きながら切なくなりつつ、よくやった!とガッツポーズをしてしまいました。
互いに想いが通じあってからのえっちシーンは、シリーズ特有のヒロインが攻めつつ、麻生くんが攻めつつのリバがあり、とても良かったです。
麻生くんの喘ぎ声も大変良いものでした……
想いが通じあったヒロインちゃんと麻生くん、幸せになってほしいです。