ツキノミチさんのレビュー一覧

鷹司傑くん、彼に見初められてしまってはもう逃げる術は無かったです。

本当はおかしい事をしているとわかっていても自分を止められない。
自分だけは家族と違うと思っていたのに運命の人を目の前にしたら血のさだめには抗えず、これが本来在るべき姿だと強引に説き伏せ、襲い、閉じ込める。
もう自分以外は彼女を見ないように。

母親の悲しみを理解しているのに父親と同じ事をして、彼女を手放してあげられない自分に自問自答しながらもこの幸せを守る為に使える権力は全て使う。
鷹司家の一族、運命の人を一生囲う為に富を得るって凄い考えですよね。それが出来てしまうから恐ろしいんですが。

暴力など痛い事はされませんが、よしよしされながら犯されるので気持ちいいやら怖いやらで感情がぐちゃぐちゃです。
声をひそめながらの我慢比べのシーンが特に好きで、声がめちゃくちゃ近い上に耳元で大好き大好きと囁かれるので一瞬で蕩けました。ありがとうございます榊さん。
焼き飯太郎さんの泣きとゲスい演技も良くて、彼氏がクズだったおかげで遠慮なく堕ちれました。

ラストは父親の二の舞にならないように、彼女の心を守る為には仕方ない処置なのかなと思いつつも悲しい結末だと思いました。
傍に居てくれるだけでいいと言いながらも声が悲しそうで、幸せを掴んだはずなのに分かり合えない苦しみに胸が切なくなります。
睡眠導入ボイスは癒されるので重宝しそうです。

今回の作品は収録を聴いてジャケットを手直ししたと言っていたのでとても楽しみでした。
結果、榊さんの演技が想像以上にはまっていてすっかり引き込まれてしまいました。
今では傑くんがとても愛おしいです。
出来ればまた彼に会えたら嬉しいなと思っています。

ネタバレが大丈夫な方で購入を迷っている方にはぜひシナリオの先読みをおすすめします。
声がついた時との違いも楽しめるので、気になっている方は体験版のダウンロードをして確かめてみてください。

宇賀澄透くんは低めの囁き系の声で、私が聴いた作品の中ではいないタイプだったので新鮮に感じました。感情を表に出さない感じの話し方で、影が薄いというキャラによく合っていてふんわりした声が聴いていて癖になります。
特典を全て集める程好きになり、個人的には新しい河村眞人さんの魅力に出会えた作品です。

この作品はちょっとストーカー気質のある澄透くんが、片思いの彼女と一緒に仕事をすることになり暴走してしまうお話です。

見守れるだけで良かった彼女と急接近し、距離感がバグってしまう澄透くん。
中でも冷凍庫に閉じ込められ命の危機で強引にキスを強請るシーンは響く音がいやらしくて最高でした。震え声の演技も凄くてこちらにまで寒さが伝わってきます。
影が薄いせいで起こるハプニングに巻き込まれながら二人の距離は近づいていき…。

R18シーンは3トラックありますが、個人的におすすめしたいのが枕営業プレイです。
接待するような口調で迫られ全身の気持ちいい場所を探られ、ちょっと変態的な事を言ってくる澄透くんにイかされるまで愛撫されます。
好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私はこの枕営業プレイがめちゃくちゃ好きでした!

見てるだけで満足出来ていたのが不思議なくらい両思いになってタガが外れた後は遠慮なしに迫られます。
澄透くんの性知識が培われたかもしれない体験談を元に、しちゃいけない場所でのエッチに憧れ気付かれないから大丈夫と彼女を誘導し実行しちゃうのも可愛すぎました。影の薄さをこんな形で利用してくるとは!
最後には彼女との本当の関係も明かされます。

初エッチのがっつき具合といい澄透くんの性欲は彼女限定なので、本気になったらまだまだやれると思っています。
片思いを拗らせている部分とエッチになると変態的になるのが可愛くて、一途に尽くしてくれる澄透くん。声を絞り出すような泣きそうな告白も素敵なので、気になる方はぜひ聴いてみてください!

二人のもどかしさに聴きながら感情が揺さぶられて忙しかったです。ネトルさん演じる榎本京太郎くんの二面性、声の切り替えも流石でした。

常連のお姉さんの悩みを聞いた事をきっかけに、いつもニコニコ優しかった彼の本当の顔を知る事に。
無理矢理迫られるのかと思ったら、中々の策士だった榎本くん。選択肢を与えながらどうする?どっちがいい?と聞きあくまで決定権は彼女にあるように誘導して乱されてしまいます。

日々の癒しだった事を彼に悟られていただけではなく、エッチな事までされて顔を合わせづらい状態のまま合コンで再会。一度目は酔っていたからと言い訳できますが二度目は素面のままで…。

榎本くんめちゃくちゃいい男じゃないですか!お話が進むにつれて彼の好感度が爆上がりです。
お姉さんの危機を救って、自分も含めて隙に付け込む男が悪いと安心させてくれる優しさ、こんなの絆されますよ。相手が射程圏内に入ると慎重になりすぎる一面もあり、隠しきれない嫉妬心と溢れる気持ちを上手くコントロールできなくて若さを感じました。
彼女も今までの男運のなさに彼を信じていいのか確信が持てず、久しぶりの再会での探り合いはじれったくて切なくなります。

お姉さんに会えない間に募りに募った思いが爆発したように求められる本番エッチは最高です!
注目してほしいのは唇へのキスのタイミング!窒息しそうな程の雄みを感じます。最初の方の見せ付ける様に愛液まみれの指を舐める所も興奮必至。
榎本くんの正体は本編で驚いてほしいので、ここでは秘密にしておきますね。

特典はお姉さんが上手かったアレのせいで嫉妬しちゃう榎本くんとのエッチな先輩後輩プレイ。この後はお仕置きですか?この続きめちゃくちゃ聴きたかったんですが!!

ボリューム、シナリオ共に満足いく作品でとても楽しめました。年下男子に翻弄されたい方には打って付けだと思いますので気になっている方は是非!おすすめしますよ。

拗らせまくった両片想いが大好きすぎて、めちゃくちゃ刺さりました。購入のきっかけは河村さんだったんですが、翼くんが本当にハマっていて取り繕ってはいるけれど隠し切れない童貞感がたまらなく可愛かったです。
河村さんの貴重な学生役ありがとうございます。

自分のせいで夢を断たれた翼くんに責任を感じ自らを差し出す彼女と、この機会を狙って彼女を手に入れようとする翼くん。全ては勘違いから始まった関係でしたが、切ない気持ちのすれ違いにキュンキュンします。
従属関係になる前の同級生としてのやり取りも初々しさを感じて凄く好きなんですが、ここから一転して好青年が黒くなっていく過程がたまりません。

してる事は酷いんですけど要所要所で優しい翼くん。好きな子相手だから初めての時は嬉しさが滲み出ちゃってて、裸に興奮して生唾ごっくんしちゃったり。彼氏持ちだと思ってるから素直に気持ちを伝える事もできず、身体から堕とそうと無理矢理の無許可生中出し。孕ませてしまえば自分の物になると思い、翼くんの執着は加速し場所を選ばず襲われて。そして明かされていく二人の事情…。

とても良く練られたストーリーで、最後まで楽しく聴かせていただきました。一見すると翼くんはストーカーなんですけど、彼女への想いは純愛だと感じました。自覚している分そこまで酷い人には見えないんですよね。
園芸部の部長くんはいい人そうだけどライバルに火を付けちゃったのが逆効果でしたね可哀想。

想いが通じ合った後の翼くんが本当に幸せそうで、特に早口でまくし立てるシーン大好きです。ヒロインちゃんの嫉妬も見られてご満悦。本当の夢が可愛すぎますよ。叶って良かった!
特典ドラマはSSも読ませていただきましたが、最高に幸せなその後をありがとうございました。末永くイチャイチャしていてほしいです。監禁婚シリーズではありますが、単体でも楽しめるので気になっている方は是非おすすめしますよ。

とある商品モニターで光輝くんがオナニーする事になり、2人っきりの部屋で痴態を見せられていた主人公は驚くほど股間が熱くなっている事に気付く。媚薬を盛られた2人はとりあえずスマタで抜きあいをする事に。散々イって敏感に反応する光輝くんに興奮した彼は思わず挿入してしまい…。
最初は抜いてと言っていた光輝くんでしたが彼を好きだったことから欲が出て、これっきりのつもりで1回だけのエッチを楽しむ事に。

とにかくもう光輝くんが健気で可愛い!自分でいじってはいたけど処女ですよね。本当に女の子抱けてたのかな?と思うくらい敏感でエッチな身体です。
自分を女の子がわりにさせて感じてくれるのが嬉しくて、でも嫌われたくないから事故って事にして気持ちに嘘をついて。
最後の思い出に一緒にハワイ旅行しようとか、言動で彼を好きなのはだだ洩れなんですけどね。
恋人になっての初エッチで泣いちゃったり、極めつけはドロドロに溶かされた後の赤ちゃんちょーだいとお嫁さんにして発言。完全に乙女で純愛で最高でした!

主人公の彼も最初は雰囲気に飲まれて抱いてしまいましたが、光輝くんへの気持ちをはっきりさせたくてちゃんと向き合ってくれますし、告白にも誠実に応えて結果的には責任を取る覚悟まで持ってくれる男前な彼氏になりました。童貞からメス堕ちさせるまでになるんだから、喜ばせるために勉強したのかと思うと微笑ましいです。

モニターに誘って2人が付き合うきっかけを作ってくれたスタッフさんグッジョブでした。ハワイ旅行をくれるまでに感動した実験結果に納得です。
ぺけ丸さんの素の演技はとても光輝くんに合っていて良かったです。チャラい感じからトロトロになる喘ぎもお上手でした。

長時間ですがお得ですし、私は飽きずに最後まで引き込まれました。
水音に改善点はありますが、2人が夢中になって求め合う姿は必聴です!どうかこれからもお幸せに～!

この作品は鬼と人との長きにわたる恋愛奇譚です。

千年にも及ぶ恋情の果てに、たった一人の彼女を求め続ける鬼。
再会の喜びに理性が外れ貪るように襲われた彼女には過去の記憶がなく、訳が分からず身体をひらかれます。
どんなに大量に注がれても異種間の契りに子供は出来ず無駄の様な行為を繰り返しますが、それが鬼の愛情表現なのでした。
彼女にしか欲情できず彼女しか愛せない彼。時が経つにつれ鬼を理解してきた彼女には時間が迫ります。
彼は呪縛を取り払って自由にしたいとも考えますが、彼女は鬼と繋がり続ける事を選んだのでした。
一人ぼっちで哭く赤鬼が寂しくないように彼女は今後も寄り添い続けるのでしょう。

昼と夜で違う顔を持つ鬼、深川緑さんの演じ分け本当に凄かったです。
夜の鬼は獣感漂う風体で容赦なく、昼の慈さんは彼女限定ですがかなりの変態です。セリフがいちいち面白くて困りました。
慈さんから鬼に変わっていく瞬間の声の変化良かったです。

ギャグとシリアスのバランスが絶妙で、トラック4で和んで油断していた所にトラック5。
深川緑さんの演技に圧倒され涙なくしては聞けませんでした。
輪廻転生の条件辛すぎます。再び巡り合う為に何度もこんな事をしなきゃならなかったとは。そりゃあ再会のたびに離したくなくなりますよ。

何度生まれ変わっても君を見つける。
会えない間に焦がれて焦がれて、思い出してはたまに泣いて。
その時を楽しみに前を向いて彼女を待つ。

切ないけれど、とても素敵な作品でした。
ハッピーエンドです。

えっちはかなり激しいですが、水音のありなしが選べます。
ちび鬼さんが可愛い読み聞かせを動画で見せてくれたり、離れている間の後日談も読めるのでおすすめです。

彼女の事が大好きで年をとっても変わらない愛をくれる鬼が気になった方は、是非聞いてみてください!

本当に大好きな作品なので、Ci-enや追加のアップデートで情報が増えるたびに、嬉しくなります。
もちろん全部見させて頂きました!

内容はどこにでもいそうな夫婦の日常のお話です。
驚く様な事は何も起きませんが、ただ二人でいられればそれで幸せになれる。
そんなほっこりとして温かな空気が作品から伝わってきます。

少しだけ普通じゃないとしたら、恋愛過程を飛ばして結婚した事でしょうか?
いとこなのでコウくんからは昔からの「姉さん」呼びをされています。
「コウくん」というのも姉さんだけの特別な呼び名なのでそこも好き要素です。

2人が一緒に過ごすきっかけになったのは姉さんからの「家事を手伝ってくれないかな?」という電話。
自分を必要とされた事が嬉しくて、思い切ってその誘いに乗り今に至ります。

自己評価が低く苦手な物が多いコウくんですが、家事スキルはプロレベル。
姉さんの為に色々勉強したのかと思うと健気で可愛いです。
初めて姉さんの家に来た時の事に少しだけ触れてるんですが、そこの話もっと詳しく聞きたかった!

蜂蜜のくだりは可愛らしい夫婦像が見えてとても好きです。
雷の初恋話や、甘やかすばかりで甘えてくれないのが不満だっていう所も。
飲み込むばかりだった本音を少しづつ話せる様になった時間経過を感じます。

コウくんは自分だけが好きだと思っている所がありますが、姉さんからの愛情も沢山あります。
あまりにもネガティブな事を言うと噛みつきますし、えっちの時のコミカルなシーンは個人的には好きです。
めちゃくちゃ好き好き言ってくるし、自慰を見せてくれるし、攻める時は実況しながらされるので恥ずかしくなります。
キスがしたくて、おくちこっち!はずるい。
コウくんはいいパパになると思いますが、今はまだ2人がいいみたいです。

優しく繊細な声がぴったりで、コウくんが晴森さんで本当に良かったです。

とても楽しみにしていたみつはしさんと晴森さんの共演という事で、買わないという選択肢はありませんでした!

ゆづるくんは言葉が出ないという設定の為、ほぼセリフがなく勿体ないなと思っていましたが吐息だけでも感情豊かに演じ切る晴森さんは流石でした。
みつはしさんの綾人くんは、淡々とした口調で優しく快楽を与えながらするりと懐に入り込みゆづるくんの欲を暴いていく所にゾクゾクします。

キャストトークの対談も仲が良いお二人の人柄が出ていてほっこりさせて頂きました。サークル様には本当に感謝です。


本編に挿入シーンはなく冒頭に絡みが少しだけなので、エッチを期待している方には物足りないと思います。

私はなくてもエロいと感じたので、焦らしやもどかしさが好きなら刺さる作品なんじゃないでしょうか。

トラウマを克服してしゃべれる様になったらご褒美にエッチしようか?という約束から治療という名のスキンシップが始まります。
綾人くんからゆづるくんへのご奉仕のみで、キス、抱き合い、添い寝など。
射精すらも寸止めされてお預けされてしまうので、悶えるゆづるくんがただただエロ可愛いです。声にならない喘ぎがたまりませんでした。

思い人と正体を隠して会っているので、切なさや甘さも有ります。
最後の告白は気付いてほしいっていう綾人くんの本音なんだと思いました。

欲を言えば、ゆづるくん視点の話が欲しかったので是非続きを期待したいです!色々と知りたい事がありすぎます!!

補足として、傷付けるための行為ではないですが、ビンタや首絞めがあるので苦手な方は注意が必要かもしれません。
本編ラストに歌が流れるので音量に注意して下さい。

ラストから冒頭に繋がる作りになっていて、ループする事でストーリーをもっと楽しめると思うので何回も聞きたくなる作品です。

ボイス版の世界観をよりよく知る為にマンガ版も同時購入させて頂きました。

教育係だった魔法使いのクロウに裏切られて国を滅ぼされ捕らわれてしまった姫様と、姫様に並々ならぬ激重感情を持っていて快楽に堕とそうとするクロウ。

我慢強くいじらしい姫様にキュンとしたり、楽しそうに容赦なく攻めるクロウにドキドキしたり作画も好みで楽しく読めました。
マンガ版のメインは触手責めと言っていいほどで、姫様に絡みつく触手がとてもエッチな仕上がりになっています。

ボイス版にはないその後のエピソードが特に好きで、ご主人様(クロウ)に似て姫様大好きな触手が可愛いと思えるくらいオチにも笑わせてもらいました。
このエピソードがある事でマンガ版の方がちょっと平和に感じます。

個人的に好きな触手責めを目でも耳でも楽しめるというのが、マンガ版とボイス版同時発売の嬉しいポイントでした。
ボイス版の河村さんのクロウも最高なので、是非両方楽しむのをおすすめします。

ボイス版に河村さんが出演されるという事でマンガ版と同時購入させて頂きました。

姫様の教育係としてずっと傍で見守ってきたクロウにとって、彼女を東国に嫁がせるという言葉は自分にとっての死刑宣告と同じだったんでしょうね。
その一言で国を裏切り、滅ぼしてしまう程に募りに募っていた姫様への執着心。
例え恨まれても嫌われても姫様を手に入れる為なら手段は選ばないというのがよく伝わりました。

高潔な姫様を快楽に堕とすべく触手責めの躾から始まり、イク寸前での焦らし調教で身体を開発される日々。
ついには本物の淫紋まで刻まれ今までとは比べ物にならない快感に飲み込まれていき…

河村さんの低めのボイスと命令口調、声がつく事で絶対逃がさないという執着心がより伝わり容赦のない責めも相俟って全てが最高の時間でした。

終盤のほんの少しだけ与えられた希望と引き換えに従順になっていく姫様と甘い嘘を囁きながら自分の元まで引き摺り堕とそうとする残酷なクロウの対比が切なかったです。

それぞれにボイス版だけのプレイがあったりマンガ版だけのエピソードがあったりするので、気に入った方は是非両方購入するのをおすすめします。
特に触手好きな方にはマンガ版は必見だと思いますよ。

前作のテレパシーも好きだったのでこちらの作品も楽しみにしていました。

今回は登場人物が皆いい人で負の感情が出てこないので最初から最後まで幸せな気持ちのまま聴き終われます。

心の声が聞こえる事で恋愛に消極的なヒロインちゃんと好青年に見えて頭の中では変態的な事を考えているイケメン綾城さんとの恋愛模様。
綾城さんの心の声が面白すぎてめちゃめちゃ楽しませて頂きました。

こんな心の声を聞きながら冷静にイチャイチャできるヒロインちゃんは強者だなと思いましたが、こんなに裏表のない愛情たっぷりの想いを受け取ったら絆されるのも納得です。
最初から愛されてるし沢山好き好き言ってくれるのですごく満たされた気持ちになれました。

変態的な事を考えていても理性を保って嫌がる事はしないし、ヒロインちゃんの真実を知っても気持ちに寄り添って考えてくれる綾城さんは本当に素敵な男性です。
根がいい人なんだろうなというのが随所に感じられて、同期には藍ちゃんと呼ばれているというのが意外で可愛いなと感じたポイントでした。

好みの作品がまた増えて嬉しいです。もっと綾城さんを感じたいので特典も楽しみにしています。

父親の病気を治す為に必要な伝説の花と引き換えに、エルノールさんの口車に乗せられ媚薬の被験体になることにしたヒロインちゃん。
性の知識も乏しいまっさら状態の彼女に様々な快感を与え、それを観察して楽しむエルノールさんというのがとにかく楽しかったです。

何をされるかは作品ページに書かれているので省略しますが、好きなプレイが多々あり、河村さんの演技も相まって音と声が付くと興奮もひとしおでした。

なにも知らない彼女に戸惑いつつエルノールさんがイクという感覚はこういう事ですよと教えるシーンや、愛撫のみでは我慢出来なくなった彼女を焦らしながら自分から欲しがるように仕向けるシーンが好きで、彼女との関係を認めて貰う為に父親に人間式の挨拶をしようとしている所には可愛さを感じました。

終始丁寧な口調なのに最初はちょっと腹黒で意地悪なエルノールさん、過去の事があり人間なんてと思いながら打算的に生きてきた彼が、純粋で素直なヒロインちゃんに惹かれていく過程で優しく甘くなっていく姿がとても印象的でした。
エルノールさんが過去に受けた優しさが巡り巡って彼女に返ってくるストーリーも綺麗に纏まっていて良かったです。

エルフと人間では寿命も時の流れも違いますが、薬師という職業を活かしてこれからは彼女と少しでも長くいる為の薬の研究を始めたりするのかもと思うと色々と想像が膨らみます。
エルノールさんにとってこれから彼女と過ごす時間はかけがえのないものであり、もう一瞬も彼女との時間を無駄にしたくない気持ちが溢れている結末でこちらも幸せになれました。

スピンオフ作品に榊さんが出演するというので前作のレビューを確認したところ、絶望しか書かれていなかったのでそんな結末に至った諸悪の根源の彼がどんな人なのか気になりました。

幼馴染を心配するあまりこーちゃんが変わってしまった原因である人物を突き止め、直接話をつけに来たヒロインちゃん。
その相手である天さんは見るからに一筋縄ではいかない相手。案の定言う事をころころ変える彼に振り回され、1ヶ月のペット契約を結ぶ事に。

素直で危なっかしい彼女が悪い大人の罠にハマり、徐々に心を蹂躙されていく作品です。
最終的にはまだ反抗する元気があったので完堕ちまではしていませんが、これからどうなってしまうのかという感じ。
調教中のシーンはカットされているので、行為中は基本的に優しく乱暴や痛い事もされないので構えずに聴いても大丈夫です。
注意事項にあるように、背中は踏まれますがそこまで痛そうな音はしません。

相変わらず榊さんのキャラ作りが完璧で、何度も天さん怖っ!ってなりながら聴いていました。
軽い口調で笑っていたかと思えば突然の冷たい態度、その切り替えの上手さ。怒ってないよといいながら絶対今目が笑ってないのが伝わって恐怖を感じます。

特典SSではこーちゃんと彼女にとって更なる絶望が待ち受けていそうな展開が予想され、2人の仲を引っ掻き回して楽しんでるな~と思いながら天さんの鬼畜さがより伝わりました。

ドM力の低い私にはそこまで刺さらなかったんですが、好きな人にはたまらない作品だと思います。
天さんにとっては人質を2人手に入れたようなもので、利用価値がある以上この関係が切れる事なくズルズル続いていくのかと思うとしんどいです。

タイトルにタイムリープと書いてあるのである程度の予想と覚悟はしていましたが最初にこの結末を聴いた時、ここで終わるのかーっ!と私はちょっとダメージを受けました。

いわゆるネタばらしパート(過去の2人の関係やタイムリープの経緯など)がないので正直物足りないと感じる部分もありましたが、本編の最後の仕掛けを聴く内に自分なりの解釈が生まれてきました。

公衆の面前でいきなりの告白、焦りもあって最初は不審がられてしまう秋斗くん。
好きだという想いは伝わるんですが、空回っている感じからのスタートです。
彼氏の浮気発覚で別れたのをきっかけに根気強くアプローチを続けた結果、2人は付き合うことに。

彼女と一緒にいられるのがただ嬉しくて、ゆっくり慈しむように進んでいく2人の関係。
行為シーンはお互いに責めるパートもあり、好きを連呼しながら優しく大事に抱いてくれます。

彼女を助けたい、それだけを目標にひたすら走り続けてここまできた秋斗くん。
その覚悟は凄いですが、このままではあまりにも辛いので最後の最後は2人で報われてほしいと思います。

一刻も早く特典が聴けるようにDL数が早期達成する事を願っています。

昔振った教え子と先生の再会から始まる二つのストーリー、-しずみ-編。

-しずみ-の柾さんは二面性を上手に使い分け、自分に向けられる彼女の恋愛感情を嫌悪しながら利用して弄ぶような酷い人です。
でもそんな彼から離れられない彼女はそれでもいいと縋り付き、乱暴にされても抱かれる事で断ち切れない想いを消化させていました。

柾さんのトラウマである両親の話は-うかび-でもありましたが、-しずみ-の方がより詳細に語られていてあんな風になりたくないと思いながらも血の繋がりに翻弄され、自分の中にある欲望が目覚めていく一連の流れからの演技が凄かったです。

彼女の存在が柾さんに変化を与えるという内容は-うかび-も同じですが、-しずみ-の方がシリアスよりでプレイもちょっと過激です。
首絞めがあるので苦手な方は注意してください。

連動購入特典は、-しずみ-のトラック6と7の間に何があったのかが詳しくえがかれていて、逃げ場のなくなった関係から闇に飲み込まれていく過程がよく分かりました。
一回叩かれるシーンがあり音を聴いただけで痛さが伝わったので、こちらも一応注意しておいてください。

昔振った教え子と先生の再会から始まる二つのストーリー、-うかび-編。
-うかび-の柾さんは-しずみ-より感情豊かで理性的な印象を受けました。

自分への気持ちを諦めさせる為に酷い事を言ったりやったりさせたりしますが、どんな事でも受け入れ好きな気持ちをつらぬき通す彼女の姿に次第に困惑していき、頑なだった自分の意思が揺らいでいくという内容です。

家庭環境のせいでトラウマがあり、自分は誰も愛せないと思っている柾さん。
彼女の真っ直ぐな気持ちが彼に影響を与えて、遅咲きの恋愛感情が生まれ心を彼女に支配されていく過程の演技が素晴らしかったです。
トラック6からは可愛い柾さんも見せてくれて、最初とのギャップに驚きつつも最後は幸せな気持ちになれました。

プレイ内容は-しずみ-の方が過激だなと思いましたが、-うかび-も最初は無理矢理なので色々されてしまいます。
激しいプレイと甘々なプレイを両方楽しめるのでお得感がありました。

どちらの柾さんが好きかは、個人の好みによるので是非両方聴いて確かめるのをおすすめします。

専務の秋嶋さんにも好意を持たれている事が分かり三角関係になってしまった本編ラストの5話は11:47。
秋嶋さんについては漫画での補完をおすすめします。

ドロドロした奪い合いではなく、気持ちを自覚させた上で正々堂々と勝負をする事にした早瀬さん。
煽っているようで応援しているような場面もあり、気持ちを知られて積極的になる秋嶋さんと早瀬さんのやり取りが楽しかったです。

彼女を手放すつもりは毛頭ない早瀬さんなのでする事は勿論します。
貸切温泉でのイチャイチャタイムでは少し大胆になる彼女の姿も。

恋愛面では2人の間に入り込む余地がないように思えますが、早瀬さんには秋嶋さんの存在もまた特別で、彼女にとっては一番のライバルなんだなと改めて感じました。

続きは漫画で楽しませて頂きます。早瀬さんを河村さんに演じていただけて良かったです。シチュエーションボイスドラマ化ありがとうございました。

早瀬さんの嫉妬で急展開を迎える4話は10:36です。

倒れた彼女が専務に抱き抱えられて運ばれたのを見て早瀬さんが暴走。
出張から帰ってきて早く会いたかった彼女が自分を頼ってくれずに誤解する気持ちも分かりますが、会社では秘密の関係である以上割り切るしかないので落ち着いてくださいと言いたくなります。

とはいえ、嫉妬えっちは大好物です。
制限をさせているのは自分だと頭では理解していても彼女の事が好きすぎて不安になっちゃう早瀬さん。
性急に求められ少し乱暴な行為ではあるものの、心の内を明かして必死に好きだと囁かれたら彼女が絆されるのも納得です。

早瀬さんの余裕を感じられない行動と切ない声が相まって、気持ちをコントロール出来ない程この恋に溺れているのが伝わります。

本編は残り1話。
どんな結末になるのか楽しみに待ちたいと思います。