ラミナさんの新シリーズ
トップバッターは信頼と安定の土門さんということで
楽しみに待ってました
美しい容姿と裏腹に冷たく
「女」というものに嫌悪感というか
凝り固まった悪いイメージを持っているらしく
思いやりのかけらもなく初めてを奪われ
そして残酷にヒロインに立ち位置を知らしめる
本当に身体だけだった初日
思い通りになっているのは身体だけで
ヒロインの気持ちまでは思うままにならないことで
どんどんヒートアップしていき
言い返したり平手打ちまでするヒロインに苛立ちを隠せず
身体を組み敷くしかやり場がなくなっていく
その中で時間を重ねるうちに少しずつ
ふとしたやりとりからお互いの気持ちが繋がっていくように感じます
ヒロインの行動は信念のためだということを知り
おそらく初めて人に興味をもち惹かれはじめていく万世さん
ヒロインのために時間を作るようになってました
自分の心の内を吐露するところでは
全てを持っているがゆえに抱えるものが重いことに気づくヒロインに
心を動かされ許していく姿が
なんだかかわいく感じます
もしかしたらヒロインも元社長令嬢だったことで
同じようなことがあったのかも
最初がほろ苦すぎて
これどうなっちゃうんだろうと思っていましたが
トラックが進むたびに
少しずつ甘くなっていきます
オークション前日の夜の甘さときたら
抱き方も全然違って最初の乱暴な抱き方からは
考えられないくらい優しく甘くて
最後には不器用ながらも自分の気持ちを伝えて
それを受け入れてもらえてよかったね
キャストが演技が確かな土門さんでよかったです
気難しい役なのに
声色でシーンごとに感情が変わっていくのが伺えてさすがすぎて
万世さんのキャラクターがより鮮明になったと思います
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