IGSION的鑒賞一覽

主役のふたりもそうなんですけど、脇役の人たちが魅力的で…!
周囲のふたりを見守る視線がこの作品に奥行きを与えてくれてるのかなって思います。
個人的に、山下さんがお気に入り。
話的には完結の方向なのでしょうが、もっとこの会社の人間模様とか恋愛模様とかが見てみたいです!榊くんが嫉妬する話は今回やったので、次は先輩が榊くんに嫉妬する話とか(今回も冒頭でもやもやしてるけど)…?
歳の差もあるし、付き合ってからいろいろな問題にぶつかって乗り越えてくカップルが好きなので、もっとこのキャラクター達のいろんな話が見たいです。
5回戦は元気すぎてさすがに笑う。
つづきがあったらいいなあと期待をこめて星5で!

FG●のぐだ子が、触手におそわれてるCG集。ぐだ子好きですが、男性向けの作品は希少なのでとてもありがたいです。プリーストというか、ほぼ帽子だけ笑
もうすこし残っていたほうが、着衣としてはエロさがまして良かったかも。
終始触手とだけの絡みなので、ぐだ子以外の登場人物は出てきません。
塗りがとても丁寧で、とろ顔のぐだ子がかわいい。
触手にいいようにされて、泣きながら潮をふいてしまいます。
体位が一種類だけなので、もうすこしほかの角度からも見てみたかった。

前回のお話ではふたりの出会いから、付き合うまで。
今回は、付き合ったあとのちょっとしたこじらせと、仲が深まる様子を描かれています。
恋愛描写もあるにはあるけれど希薄で、どちらかというとえっちのおまけ。
絵の上手い作家さんなので、難しい体位を迫力ある構図で描かれており見応えがあります。シャツから半分だけこぼれてるおっぱいとか、性器の描き込み具合とか、作家さんのフェチが随所に感じられて面白かったです笑
ストーリーに関して。
前回も「なんで付き合ったんだろー…?」という感じで、今回も「体の関係からはじまる恋愛的な…?」と思ったのですが、ひかり視点だとなんで彼が作品とびこえて作者まで好きになってたのかいまいちわかりづらい。ただ自分の描いたマンガのキャラにやきもちやいたり、いちゃいちゃしたり、前作より糖度があがってるのでこの二人が好きな方は楽しめると思います。個人的に、ふたりの恋愛よりも、後半で伊織の語った「数字ばかりの世界で失敗するのが怖かった」って言う話の方が響きました。「角度を変えて楽しみを見つけ出すこと」良いこと言うなあ。

原作のファンです。モーションコミックにあまりなじみがないのですが
もげら先生のきれいな絵が動いてるということで買ってみました。

霊障に悩まされる留学生がだんだん墜ちてく過程がめっちゃエロく
もげら先生のかく女の子のぎゅっと耐えている表情が
さらに表情豊かに見えて、そこは買って良かったです。
声優さんの熱演もあって総合的にお値段以上の作品なのかなとは思いました。
これは個人的なこだわりなのですが、乳首をいじるシーンがいくつかあるのですが
原作ではくりくりひねるような表現なのに、モーションコミックばんでは
ただひっぱるだけのシーンに変更されているのが単調というか残念でした。
せっかく動きをつけるなら乳首の先だけ回転させてみたり、胸が幽霊の手でもみくちゃにされたりというモーションコミックならではの表現も見てみたかったです。
イラストの表現だけ見ると、やっぱり原作のほうが細かくていいな…というかんじ。

ジャンルはなんだろう。TLとGLと…そこらへんがごちゃっとつまったお得パックというかんじの作品です。おはなしはあらすじの通り。ヒロイン演じる少女(※ふたなり)と王子演じる少年が悪役令嬢役を演じる主人公をとりあう話。主人公は、なんでこのふたりがこんなに自分に構うのかよくわかっていないのですが、実は前世からの縁があって…という訳ありな部分が読者目線で明かされて結末へ。意外性があって面白かったです。

タイトルは、作中ですっぽんぽんの元軍人さんが主人公に叫ぶセリフです笑笑
元軍人の彼はどこまでも真面目なんだけど、やることなすことどこか可笑しい
作者さんの意図するところかは分からないのですが、くすっとした感じの小さな笑いがあったりして強引だし思い込み激しいし、暴走特急でストーカーな彼をシリアスすぎず描写されています。
主人公がドン引きしてるのに気づいてww

とは言え、途中の豹変はなかなかに怖かった。
絵がきれいなのと設定がわかりやすいのでオカズを探してる方にはちょうどいいかも
主人公に自己投影する人は逆に向かないかもしれません

なかなか珍しい逆転なし女性もの優位な作品です。
セリフから裏設定がいろいろあるようですが、話は至ってシンプル。両片思いの平民の女の子と王子が一度は身分差から付き合いをやめたものの、結局元鞘に戻るおはなし。
女の子が「これで最後」と覚悟を決めているので、やりたい放題笑
王子もあえてされるがままなところに、彼の彼女への気持ちを感じました
続編が作れそうな気もしますが、読み切り短編みたいです。残念。

はじめに、あらすじが9割べつものです。獅子王や円卓の騎士は一切登場しません。
マシュ的な女の子がわるそーな敵にとらわれて、自称円卓の騎士を名乗る色黒なモブの竿役の男キャラにあれこれされちゃうだけです。
特定のキャラにヘイトを集めないための工夫でしょうか。せめて粛清騎士の姿をしていて欲しかった。
細かいところなのですが、世界観が大きく原作から離れているのでシチュエーションを重視するひとは「?」と思う作品かも。
逆に「マシュのあんな姿やこんな姿を見ることに集中したい」というひとは大丈夫だと思います。
主役である3Dモデルの完成度はとてもく、声優さんも熱演されていて素晴らしいです。
マシュ以外全員オリキャラの夢小説みたいなストーリーですが、そういったことが気にならない人であれば、すこし高めな価格設定も納得のいく作品かなと。
いやいや首をふったり、腰が無意識に揺れてしまったり、「感じたくないのに感じさせられてしまうかわいい女の子」の描写を得意とするサークルさんが出す作品なので、クオリティはとても高いです。

サンプルにもあるように、バートラムの本心が明らかになる第5巻。
1から4はイヴリンの体当たりの問いかけに
バートラムが適当にはぐらかす、という流れが
パターン化していましたがついにそれが破られます。
ほかならぬバートラムの手で。
修道院行きが決定し、もうあとがないバートラムは
「最愛の友達に裏切られた」と泣きながら
(泣いてないけど、泣いてるだろあれ)イヴリンを抱き、
イヴリンは長年の片思いの相手からやっと返事をもらえたと
喜びながら果てる。
安心??してください。今回もイヴリンの片思いです

月並みな言葉ですが、男女のあいだに友情は成立するのかという
永遠の課題がテーマなのかもしれない。
ここまですれ違ってしまうと修復は不可能では…と思わなくもない。
悲惨は話が多い作者さんの作品の中では、めずらしくハッピーエンド臭がしていたのですこし残念です。

バートラムもイヴリンもいろんな意味で、
当時の感覚からズレすぎていて
家族にも誰にも理解されない社会的なハミ出し者。
運良く出会えた「似たもの同士」だったんですね。
幼いバートラムはどれだけ嬉しかったんだろう。
それなのに、イヴリンはバートラムに恋をして、バートラムが嫌う「神」に誓うキスをねだる。心情を想像するとやりきれないです。
でも別にイヴリンが悪いわけでもないし。
少数派の不遇、性の不自由という意味では
現代のLGBTに通じるものもあるかも?
バートラムの背中の折檻?のあと、という謎を残しつつ次回も楽しみです。

異民族出身の皇子の花嫁が、不遇の目にあいながらも自身の努力によって道を切り開いていく宮廷ものになるかもしれない話ーーの、夜を中心に切り取った話です。笑
艶事メインの話ですが夫婦の心の交流も過不足なく描かれており、感情移入がしやすくわかりやすいです。
中華風ファンタジーの皇帝(次期皇帝)と言えば、後宮もちなイメージが強かったので、子供の頃から春燕一筋な皇子にはにこにこしてしまいました。
(春燕の「好き」に「いつの間に!?」と思いましたが、子供のころから自分を思い続けてくれて迎えにきてくれた男性に惚れないわけないよなーと、限られた描写ですんなり納得できるのがこの作家さんのすごいところ)
とは言え、なんの後ろ盾もない春燕を国母とするには、当然、反対勢力が出てくるわけで…前編から伏線はありましたが、今回から少しずつ政治的な周囲の思惑が見えて来ました。
後編とありますが、登場人物も少し増えてにぎやかになってたところで、まだまだこのお話を読み続けていたいです。
続編を期待しています。