聞く前は淡白でドライ人だと思いましたが、思ったより執着が激しい人だなと。
共演の二人が演技初心者で、慣れないシェアハウス生活を送ることによって序盤の京介さんはかなり焦っています。 だけどホームパーティーで相手俳優を把握するなど演技へ進展が生じます。そのため少し心が和らいだのか、(もともと好きだったと予想してる)ヒロインに私的なアプローチを。嫌なら断れと逃げ口も作ってくれますが、ヒロインは逃げず、きちんと京介さんを受け入れます。
その後、京介さんは恋人になったヒロインに自分の夢を話したり、先にホームパーティーを提案したりするなど、かなり成長したような姿を見せてくれます。一人の内面的、そして社会的成長を見守ることができる作品でした。
キス魔と言うので、聞く前はこんなに淡白に見える人がキス魔なのか…という感覚でしたが、聞いた後はその凄さにこの人がキス魔なのか…という感想が。ヒロインの体の隅々にキスをして、舐めて、またキスして、また舐めて…。人の体もずっとなめると磨耗するのかな…などの考えを真剣にしてしまいました。
私の気のせいかもしれませんが、声そのものに若干の水分がこもっているキャラクターだったので、濡れ場に入るとさらに変態っぽくなるのが…(ほめてる)。普段のイメージとは違って萌えました。
そして思ったより執着がすごいですね。先行公開されたSSなどで京介さんの方ではとっくにヒロインを意識していたのは知っていましたが、序盤の彼があまりにも仕事熱だったのでやはり恋愛についても比較的淡々とした人なのかな~と思ったのですが…。いろいろギャップがある人で良かったです。
実はこういう人が一番ヤバい。普段は大人っぽく見えるけど、実は欲張りさん。この人ヒロインがないとダメだな…と思いました。
茶介さんの演技も、キャラクターの構成も、ストーリーの流れも良かったです。加算予定の音声特典も楽しみです。