勇吾と付き合っているヒロインは浮気を疑っており、共通の友人である成美に相談すると親身に話を聞いてくれさらに「ずっと好きだった」と言われーーー、
「絶対に裏切らないよ」
「全部俺のせい」
と優しく言ってくれる成美。
でも同時に、
「スリルがあってくせになる」
「もう少しスリルを味わってみない?」
とも言われ…
優しげな成美のほの暗い裏の顔が段々と垣間見えてきます。少しずつ…成美の思う通りに動いていくような感覚になっていくのですが、実はその裏には勇吾もいて…?
トラック6には驚かされました。
ここはぜひネタバレなしで聞いてほしいです。
勇吾はチャラついた感じのただのクズではなく、ヒロインに対する愛情が言葉の端々に溢れていました。そして所有欲、独占欲がだいぶ強いなとも思いました。
プロフィールにも記載されているように成美のことを女性関係で下に見ているからこそ、自分に夢中だと思っていたヒロインがなびいたことで成美に劣等感を抱くようになり、絶対にヒロインを手放さないと執着を顕にするようになりました。
一方、成美は最終的には勇吾の彼女なんて関係なしにヒロインを落としにきます。
本編中は勇吾の方が立場が上に見えたのですが特典では完全に勇吾と成美の立場が逆転していました。
ヒロインが選ぶのは勇吾か成美かそれともこれからも3人でなのかーーー、
PDFデータにはキャストコメントもありました。
本編を聞いた後に読むとより楽しめるかなと思います。
素敵な作品ありがとうございました。