قائمة مراجعة Cheshire cat

素敵なショタおねシリーズと個人的に認識している話の番外編が、発売されていたので購入!今回は本編後――シャルロットさんが第1子を出産されてしばらくしてからの話となっていました。

子どもが生まれてからも幸せそうな2人に、すごくホッコリしました。お子さんを預けて、夫婦の営みをするシーンがすごくエッチでギャップ萌えしていたりしました。ネタバレになるので伏せますが、私は最後のシャルロットさんがする行動にウルッと来ました。お2人が幸せそうで何よりです。

珍しいショタおね作品として読ませて頂いた前作から、今作は4年経てからの話となっています。アンリ陛下は16歳となり、とうとう王妃シャルロットさんの身長を追い抜いて、とても美男美女の夫婦となっていました。

本物の夫婦となって4年も経ちますが、妊娠しないことに不安を覚えるヒロイン。側妃の話も出て来ていたりするけれど――という若干雲行きが怪しい辺り前作と同じ切なさを感じます。陛下の溺愛っぷりが分かるエピソードがいくつも出てくるので、彼女には「そんなに不安にならなくていいよ」と告げてあげたくなるホッコリした話が素敵でした。2人共どうかお幸せに…。

王子・アンリ様が10歳の時に両陛下が先立たれてしまい、国を支えるため6歳年上の宰相家の令嬢・シャルロットさんが嫁ぐ――完全な政略結婚をした2人。ヒロインは王子を家族として支える覚悟でしたが、いつか彼が別の相手を選ぶと思っていたのだけど…という切なさのあるファンタジー作品であり、貴重なショタおね物でありました。

王子様はまだ身長が伸び始めていない位の年頃ですが、王妃となった彼女を真剣に愛していることが伝わるので、すごくニヤニヤしていました。
ホッコリするファンタジー物を読みたい方には、是非おススメしたいです。

「悪夢の中ならナニしてもいいよね」シリーズ、実は一番聞くことが怖かったのが今作でした。王子様タイプの幽霊・ヨルク君のキャラ説明&サンプルを聞いた時、豹変した後の彼が想定以上に怖くて…挑戦する心地で購入し、先程聞き終えました。そして私の苦手なタイプのヤンデレさんだったと判明して、心にちょっとモヤつきが残りました。

最初は丁寧にヒロインを案内してくれましたし、自分の正体も割と序盤に教えてくれます。彼女を「天使のような子」と称した時点で、私の中の警戒レベルがMAXに…。そして彼女がゴーストハウスから出ていこうとした時、完全なホラーと化しました。豹変した彼が好みな方もいると思います。ただ私にはちょっと合わなかった感じです。

シリーズ買いをした本作、続編のこちらは湊君側の心情をより描いた作品となっていました。彼が抱える葛藤や、ノンケの遥さんと付き合っているからこその想いなどが丁寧に出て来ては、「…何割がたは遥さんのせいじゃね?」と思いながら聞き終えていました。

湊君が思った以上に遥さんが好きで、ガンガンに攻めているけど実際はかなり尽くすタイプの彼氏であることが良く分かる心理描写となっていました。
本作中でも女優とスクープされたり、BLドラマの主演に選ばれたりと湊君の心を逆撫でする様な状況をぶち上げちゃう遥さんは、本気で天然トラブルメイカーなのかもしれないなと思いました。
その後とある理由から2人がゲイバーで鉢合わせてしまい、湊君が抱える想いを遥さんが知ってしまうのですが、そこからの彼がすごくカッコよく見えました。まあメンタルが持ち直した湊君にすぐ逆転されてしまうのは、このカプならではと思えました。

好きなトラックは、やはり3のハプニングバー回!怒った遥さんのカッコ良さと、その後湊君にHなことされちゃう落差がとても良い話でした。

「自分には愛ある結婚なんて無理だ」と思い込んでいたヒロインが、実は婚約者であるフロイド様に超絶愛されていると結婚後…それも初夜の中で知っていくことになる――という正に溺愛ものの王道を綺麗に突っ走って下さった作品でした。

氷の騎士と呼ばれる騎士団長・フロイド様を、彩和矢さんが演じて下さっています。どこか言葉足らずというか、割としたたかな彼が何が何でもヒロインを自分の手中に収めようと奮闘する様は好きであると同時に、少々怖さも感じました。全てのトラックが好き過ぎて、聞きたいプレイを選んで何度もリピしています!そして得点の豪華さには驚きました。全て本編視聴後がおススメですが、身もだえる内容に本編後の2人を描いた特典トラックが特に良かったです!

フロイド様にもヒロインにも、幸多からん未来が待っています様に…。

気になっていたとろろ汁様&amatoさんの初購入品がこちらで良かったと思う程、素敵な作品でした!同名のノベル作品も販売されています。

高校の頃にイジメられていたり、勤めていた会社が倒産して今は配達員で食い繋いでいたりと、割と不憫属性な蓮仔くん(受け)。ひょんなことからイジメっ子の片桐くんと再会して…今度はHなことをする関係になるという話となっていました。普段は癒し系な蓮仔くんがHになるとエロス爆発する様がすごかったです。好きなトラックは1&2!いきなりHなことを始めちゃったり、途中で焦らされたりするトラック1に、更にHになるトラック2が大好きになりました。

ラブ要素は切なくて…蓮仔くんにも片桐くんにも感情輸入していました。本編後は是非とも甘いカップル生活を過ごしてほしいなと、心から思えました。

もうの様を知るきっかけとなったシリーズ、待望の書籍化でした。私的な理由で大遅刻となりましたが、ようやく購入できました!pixiv連載を読んでいたので、書き下ろし内容をすごく楽しみにしていて、期待を裏切らない素敵なものだったことに歓喜の声をあげておりました。

魔力が理由で家から追放された兄・ギルバート(受け)と、兄が継ぎたかったもの全てを強制的に譲られてしまった弟・レオンハルト(攻め)―2人の話で、片方ですが血の繋がった実の兄弟BLです。2人共それぞれの理由で家族に恵まれておらず、ギル君は学園で友人に出逢い持ち直しますが、レオンハルトの方は内心ボロボロの状況の中再会して…本編がそこから展開していきます。
割とファンタジー要素の強くシリアス寄りの話で、ハラハラする場面が多い作品です。ギル君が歪みを抱えつつも少年漫画のヒーローの様な男前な性格をしていて、そこにすごく救われながら続きを読んでいました。こちらはTrueENDを迎えていますが、pixivではifENDやサイドストーリーも掲載されています。
好きな作品が少しでも多くの方に、読んで頂ける様願っております。

以前から気になっていた狂愛プレジャー様の初購入品で、大好きな三橋渡さんがヤンデレ後輩・瞬君を素敵に演じて下さっていました。もし職場の親しい後輩がとんでもないヤンデレ執着男で、ヒロインのあなたを監禁したい程に愛しているとは知らなかったせいで、ヤバい状況に追い込まれてしまう…そんな体験をしたい方には是非おススメしたい作品となっていました。

実は事前情報(作品ページのキャラプロフィールなど)をあまり見ずに初見を聞いたので、一部?になった部分がありました。ただその点(ネタバレになるので伏せます)は瞬君のキャラ設定で理解できた結果、静かな狂気を感じ取る結果となりました。
ヤバいことを逐一こちらに把握させることなく実行する瞬君ですが、…間違いなくヒロインを愛しています。ただその想いが常に仄暗さと重さを伴っているせいで、今作をある展開へと導いていきます。…トラック2&3の2人の焦らし初Hシーンが、個人的にすごく好きでした。彼女の心情を推し量ることが難しい部分はありますが、あ…(察し)な状況だろうと推測できる内容は示されていました。ですが、彼女をこれからも溺愛してくれる彼と共にある未来でしょうから、まあ幸せであって欲しいですね(切実)。

pixivでサンプルを見た時から、楽しみに待っていました!主人公達が完全新キャラなのに、名前と見た目に心当たりがあり過ぎて気になってしょうがない状態と化しました。内容でこちらの話がシリーズの「親世代編」と分かり、思わず納得してしまいました。

本編は、好きになる人達に必ず当て馬とされてしまう体質(?)を持つアテーマ先輩と、色気がすごいせいか性的に狙われる糸目&牙持ちのモヴーレ君が恋人になる話となっています。途中ハラハラする場面もありますが、全体的にあまあまな内容で安心して読めました。
個人的に嬉しかったのは、おまけの子育て編。小さなモヴ君とご両親の心温まる小ネタが2個入っているので、モヴハメシリーズファンの1人としてニヨニヨが止まりませんでした。