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私はとにかく薄暗い雰囲気の作品が好きで、シチュボって基本的に溺愛ものが多いので薄暗さと無縁な作品が多いのが残念なんですけど、これはマジで本当に最高!ここまでバチくそドンピシャに私の好み貫いてくるって、もうこれ神が作った作品だなって感じました。
でも、こういうの求めてないって人が多いのも私の過去の経験からも知っています。が、しかし推す!だって本当に良かったんだもん。

タイトルから分かる通り、名前も知らない男の子とチュッチュしてるとこから始まります。この男の子が誰くんなんですけど、第一声から薄暗い。最高の薄暗さ。気怠そうなのはヒロイン同様酔ってるからなんですけど、絶対優しい奴に違いないって確信が持てる口調と、ここに至るまでの話にこれから最高なストーリーが始まるトキメキしか感じません。
何と言ってもセリフが良い。セリフの言い方も良い。大学生らしい明るく行為に及ぼうとする感じもあるけど寧ろそれが薄暗さを倍増させてる。最後、誰くんの種明かしのシーンから少しずつ薄暗さが溶けて切ない感じになってくると、クライマックスだなって思うのが本当に嫌で、永遠に聴いてたい!終わるな!って願っても終わるんですよねー。無情だよ。
何でここで終わるんだー!もっと聴かせてよーって聴き終わった直後は感じましたけど、これが小説ならと考えたらここで終わるのがまぁベストだわなって考え直して落ち着く。けど続き欲しくて悶える。みたいの繰り返してたら薬物中毒の人ってこんな感じなのかなって想像したら怖くなって何とか人間やれてます。けど、諦めきれないのでサークル様、神様!続編作っていただけないでしょうか?

私の中では2023年主演男優賞受賞確定の乃木先生、この演技はどこで習得したのかね?ってくらい最高でした。薄暗さに可愛さも滲ませつつ切ない最後の種明かしを聴いたら…終わるの嫌で最初に戻ってまた聴いてます。

おすすめは前情報なしにとりあえず作品聴いて欲しいです
そうすると、ヒロインちゃんの気持ちに近い状態で物語を聴くことができると思います

スタートからヒロインちゃんにキツイ言葉を浴びせる煉くんの、「俺に近づくな。お前とは住む世界が違うんだ…」みたいなセリフに厨二を感じてニヤニヤする腐った心の私に対し、冷たい言葉に涙を流すヒロインちゃん
煉くんが慌ててハンカチを差し出した時は吹いたよ
問題児がハンカチ持ってんのかよ!しかも未使用 笑
トラック1だけでもツッコミどころ満載で文字数消える
本当に煉くんイジり甲斐あるし面白い!

満月を見ようと誘ったヒロインちゃん。
満月嫌いなんだ…と素気無く断ったの意味不明だからか、煉くんの家にピンポンしに来るメンタル、超合金ばりの強さで最強
さてはさっきの嘘泣きだな?いい性格に惚れ直したよ☆
ん?この漏れ聞こえる感じ…煉くんお楽しみ中じゃない?やばい!帰ろう
とならないヒロインちゃんの突然の訪問に慌てるもツッコミを忘れない煉くんの精神、嫌いじゃない!好き!!
「鍵が空いてたから入った」ヒロインちゃんに
「倫理観山賊か?!」
もーーー最高のツッコミで爆笑。2人でコンビ組んでデビューしよ!

実は、狼男なんだ…と伝えても屁でもないヒロインちゃんにたじたじな煉くんも可愛いが、ヒロインちゃんからキスされて
「キスは好きな人と…(もじもじ)」
かーわーいーいーーーー!!!
可愛いーやばー。乃木さんのツンデレ本当にヤバい
こんな可愛いのにまた悪い男ぶってるからヒロインちゃんから童貞いじりが入ります
でもこれによってやる気スイッチON!
いやーほんと良いコンビだな

かなりしつこくヒロインちゃんを遠ざけようとする理由は同梱されている設定集を読むと分かります
読んでから聴くと煉くんの深い心の傷があっての言葉であり、厨二ではないことも分かります。ｺﾞﾒﾝ
暗い性格を過去ごとぶった斬るヒロインちゃんと出会えて良かったね 泣

この作品は、ヒロインちゃんへの愛が無いわけではなく、好きなのに逃げられたことで気持ちがねじれて、憎しみに転換し好きと憎しみがメビウスの輪のように、表と裏をぐるぐる廻っているように感じました

説明だけ読むと怖そうですが、序盤に一翔くんが恨みつらみをヒロインちゃんへ語るとき、俊樹くんの相槌が完全にラップのそれで、聴いててどんどんテンションが上がり、これから起こることに期待が高まったのは私だけではないはず

実はずっと『ヒロインちゃんを媒介にして男2人が盛り上がっている』という作品聴きたいなーと思っていて、正直、無理だろうと思ってたのに生み出してくださったサークル様には感謝しかありません(号泣)

一翔くんと俊樹くんは友人で、偶然ヒロインちゃんに捨てられた者同士というのもあり、2人がとにかく仲が良くて最高!
やってることエグいのに、ヒロインちゃん空気にして2人で盛り上がってるのが一周回ってアオハルに感じるバグが生じたくらい、ドM垂涎の雑な扱いに痺れました

もちろん定期的な言葉攻めで仲間に入れてくれる安心設計☆
俊樹くん演じる乃木さんのコミュ力高め陽キャな話し方から「今お前言い方違ったよな?」な、愛情0完全躾モードへのギアチェンがどストライク過ぎて言われる度に五体投地したよ
逆に、一翔くん演じる羽柴さんの、口では憎しみを言いつつ、根底ではヒロインちゃんを愛しているのが伝わってきて、でも今は憎しみを解消したいんだよね。分かってる、よっしゃこーい!と思わせるオラオラで行為激しめなのに、母性爆誕させる演技も最高です

一番好きなのはTr.4で「嬲(ﾅﾌﾞ)る」って漢字を擬人化したシーンがあって、ずっと川の字で寝てる男女のイメージだったので、なるほどコレか!となって大興奮でしたエグいけど…
一翔くんのダジャレで一瞬空気止まって、無かったことにしてリスタートするの無視しない俊樹くんに爆笑w
だから2人とも仲良しだな

受けが複数人から酷い目に遭うと分かっているのでビビってましたが、聴き始めると前半は割とダイジェストっぽいし、1対1がほとんどなのでサクサクした展開でそこまで酷く感じません

モブ役の声優さんがたくさん出てくるのは後半の宴のシーンで、ここは終わらない責め苦の臨場感があって、ライトくん演じる乃木さんは溺れるのではないかと心配になるくらい凄かったです
でも、酷い、辛いとかは感じる暇が無いくらいモブ氏が出入りしてます。まだいるのかよ!【本日分の水分終了しました】って張り紙しないとライトくんミイラになっちゃうよ?とは思いました

モブ役の声優さんは揃ってイケボ祭りなのと、合間に私のお気に入りモブ、ライトくんの実のお兄さんがすごい面白くて爆笑で、酷過ぎない何ならちょっと爽やかな輪姦…ってなんだよですけど、そんな辛い気持ちにならずに済みました

では、たくさんいるモブ氏の中で、私が特にお気に入りの3名をご紹介
1人はライトくんの運命を変えたネカフェのモブ男
説明では「はぁーはぁー」て書いてあるけど完全に「ムヴー」だったから
一言も話さずﾑｳﾞーしか言わないから◯ﾝﾆﾊﾞﾙ･◯ｸﾀｰﾏｽｸ( 皿 )付けてんのかと思った
シンプルに意味わからなくて、ライトくんも言ってるけど確かに怖い
最後の宴で絶対マスク外して噛みついてくる奴!とビビりつつ期待してたけど出てこなかったの残念

2人目は多目的トイレに連れ込むノンケモブ
ライトくんを見たら衝動が止まらず襲ってしまった発言に運命感じて胸キュン☆連絡先渡してバイバイなの残念(泣)
あなたにはライトくんにリアコして宴で後方彼氏ヅラかますも、無視され輪姦されるライトくん見ながら絶頂する無様な攻め様エンド欲しかった…

3人目は先に書いたｷﾓﾃﾞﾌﾞ実のお兄さん
自分で自分をｷﾓﾃﾞﾌﾞと言って興奮してるのウケるし、鳴き声も話し方も1人毛色違うし、ライトくんをガン無視してﾌﾝﾌﾝしてる個性に爆笑

タイトル通り、ヒロインちゃんのことめっっっちゃ好きなのが分かるレオンくんの、職場ではツンツン、ヒロインちゃんにはツンデレ+嫉妬+不安からのド執着激重濃厚分からセで、暴走してごめんの超甘々愛情表現に最後ほんのり嫉妬と執着トッピングしてくれるの超豪華な幕の内弁当デザート付き☆みたいで聴きごたえあってハッピーで満腹

私はあまりツンデレ得意ではないですが、乃木さんのツンデレはすごく塩梅が良くて、聴いてるとニヤニヤが止まりません。
さらにツンデレ以外にも、うなじを噛むシーンが特に最高で、たくさんの感情も入り混じって、乃木さんの作品をまだ聴いたことない方にもオススメです

まず、ツンデレなレオンくんが可愛くて、どっちがヒロインか分からなくなる乃木さんマジックから入ります
交際し始め2人で残業してたある日、ヒロインちゃんは先輩に告白されたとレオンくんに伝えます
いや、断る一択だろ。と思ったら、レオンくんのツンデレのせいできちんと気持ちが伝わっておらず、他の告白に心動いてしまった様子。
それを聞いて「はぁー?!」なレオンくんに同感でしかない。
怒って家に連れ込み順序などショートカットで怒モードでちゅーしてくるの好ﾊｵ

Tr.3が可愛い&大好き祭りで、言葉では切なげに伝えてくるのに、行動はキスマ大量作成に首あむあむしながらガツガツに求めてくる反比例に目玉ハートになったら、好き好き暗示を耳元で唱えてからのド執着発言+他の男が寄りつかないように毎日キスマつける宣言に脳がイカレて暑さ忘れる

嫉妬でヤンデレ激重男のまま行くのかと思ったらTr.4で爽やか素直&ちょいツンデレの、かわよレオンくんがおはよしてきたんだがどうする?
猫っぽいと言ったらヒロインちゃんの前だけ猫になるとなﾌﾑ

「ー可愛いこと言ったから噛んじゃった(ﾊｧﾄ)」

ぎゃぁぁぁぁーーーっす!!
猫になる前から噛んでましたけどー?!
乃木さんの演技の振り幅やばい

気怠げイケメン書店員の花田くんはあなたのことを実はずっと狙ってるし、意地悪な性格(最高)だし、立ちバックへの癖を全面に出すタイプの吐息の魔術師であり神

結局2人の関係って?な終わりだったので続きが気になります。花田くん、言葉にするのが苦手なら森見◯◯彦先生の「恋文の技◯」読んでヒロインちゃんのロッカーにラブレター入れちゃいな☆爆笑必須でオススメだよ

私は本が大好きなので、大好きな乃木さんが書店員を演じてくださるだけでも感激ですが、これでもくらえ!とオプションがてんこ盛りの内容に幸せホルモン満タン

さて、花田くんの設定に『気怠げでボーッとして』とありますが、逆に元気ハツラツな書店員(特に男性)を私は見たことがないので、スタートから乃木さんの演技は、男性書店員の最適解にしか思えずあまりにも的確で「こんな感じの人いるー!!」って笑ってしまいましたw

業務連絡くらいしか話さないただの仕事仲間と思わせて、お客様から連絡先教えられてたでしょ?と詰めより、距離も近づいて、逃げる隙体感0.01秒の逃れられない長尺キスで好きぃ(ﾊｧﾄ)てなるの不可避
胸を触ろうとする時に、花田くんは本当にずっとヒロインちゃんのこと見てて、やっと触れることに興奮してるんだと伝わる乃木さんの演技の雄みと若干のむっつり具合良き!
さらに意地悪な言葉で煽りつつ、耳舐めの吐息とじゅるじゅるの合わせ技に悶えたわ

1回目はPOP書いてる机の前だから立ちバックにしたのかなと考えてたら、2回目にバックの背徳感が好きと判明ﾅﾙﾎﾄﾞ
さらにヒロインちゃんが平台に本を並べる時、お尻を突き出してる姿を見て興奮してたと聴いて、それ背徳感じゃなくて、もしやただの尻ﾌｪいや、分からないから!
後日談聴いてから真偽を確かめようじゃないか

800DLの後日談では何が描かれているのかも楽しみですが、また乃木さんの書店員を聴ける未来が待ってることが一番楽しみです。

尊と好の二進法でレビュー書くか。と血迷うくらい言葉を消失させる可愛さからは考えられんエロにも溢れてました

お話はかなり未来の設定で舞台は地球のリンゴ農家
1人で営む俊樹さんの農園に3mの簡単に言うと神様的存在のアルマちゃんが、流れ星にぶつかって地球に落ちてきた…という壮大なミラクル初ラブストーリー

ところで3mってどのくらいだと思います?
バスケットゴールの高さとネットにあるけどピンと来なくて本を3m分床に並べたら想像の1.5倍は長かったw
いくらリンゴ農家でも天井やお風呂は3mもないのでアルマちゃんが住みやすいように適宜リフォームしたり、アルマちゃん専用の椅子を自ら作る俊樹さんの優しさ溢れるエピソードも好

しかし、何といってもアルマちゃん演じる乃木さんの演技が素晴らしいんです!!
アルマちゃんは人間の言葉を少しずつ覚えてる途中なので、人間のカタコトな話し方と、ちょいロボっぽい硬質なカタコトがミックスされた話し方で「〇〇か」の「か」の言い方が人間ではない何かに感じさせるのに、もじもじ一生懸命話してるのを聴いてると、
【純真無垢で優しくて性格良くて美人で可愛くておっとりでスタイル良くてちょっと天然で人気あるのに控えめで健気でデフォが困り眉で焦るとめっちゃ長い&多いまつ毛がまるで鳥の羽ばたきと見紛う速さのまばたきしちゃう癖あるよね絶対!】と私の脳にアルマちゃんイメージ映像がズガン!と届き尊&好で死

アルマちゃん背だけでなく、愛の形も宇宙サイズにでっかくて私も一緒に包まれたい…と思うエンドにもらい泣き
世の中の機械音声全部アルマちゃんにして環境から包まれる世界にしたいので石油王になりたい

俊樹さんの為に人にはない能力を捨てたり、体を変えたり健気なアルマちゃんは、人間の心については無知ゆえに俊樹さんを煽りまくりのエロ展開になると、いや乃木さんギャップえっっぐ!な演技にさらに驚くこと間違いなし!

本当に雑誌の廃刊や休刊が増え、豪華な付録を付けたり2次元キャラを表紙に起用したりと、売上を伸ばす努力を試行錯誤している昨今、売上部数が低迷していた雑誌PARFUMの編集長に就任した葵さんが、売上を3年以内でV字回復ってすごいことだよ!
さらにSNSフォロワー20万人のインフルエンサーでイケメンって…◯ロフェッショナルで取材されてるでしょ?

付録やコラボに頼るのではなく、徹底した取材をもとに書いた記事によって大ヒットってところに、この雑誌の凄さを感じただただ読みたいしもっとお仕事の話も聴きたい!
ところですが、本題は葵さんとヒロインちゃんのラブストーリーなので仕事の話はほぼありません。
特典の葵さんのインタビューでは、雑誌を作る上での信念を感じる働く男の魅力とプライベートとのギャップが感じられます。

マンガ編集から異動してきたヒロインちゃんですが、OK即ハメシリーズ2作目のヒロインちゃんもマンガ編集者だったので、同じ出版社かな?と想像が膨らむのもサークル様の作品の楽しいところです。
今作のヒロインちゃんは性経験が少なく特集記事に悩んでいると葵さんが優しく声をかけてくれます。
職場の上司に◯ックス教えて欲しいと頼むかね?と思っていましたが、葵さん演じる一条ひらめさんの第一声が私には完全にホストに聴こえて編集長であることを良い意味で忘れさせてくれます。
これにはヒロインちゃんも教えてくださいって言っちゃうよと、独りごちていたわけですが、食事中に葵さんはヒロインちゃんが担当していたマンガ「ミートハンター大和」の大ファンであること、「SEXと肉」もこのマンガのオマージュであるという意外な告白から一気に親近感が湧きます。
Tr.2からレクチャーからの告白で両想い◯ックスへと流れ込み、後日、校了後なのにこんな激しくて大丈夫?と心配w

シリーズ1作目、喫茶サハラの悟さんも心配でなりません。続報お待ちしてます 泣

前作を読んでアホエロ過ぎる世界観が楽しかったし、深川くんのその後が読めるとホクホクで購入しました

開始早々泣きながら騎乗位求めるお客様にはスンなだけでなく言葉責めのサービスも。職場に戻ってメモを取る姿が可愛い!
今回は深川くんを教育していた桜庭先輩が登場
チャームポイントは雄っぱいと見せかけて泣きぼくろ☆
優しくて深川くんのフォローも笑顔でこなし、アドバイスも的確です
桜庭先輩の教育が良かったから、ちゃんとメモしてお客様へのサービス向上に余念がないのかなと感じました

荷物が届いてないとクレームが入りその対応が今作のメインとなります
桜庭先輩のクレーム対応をド新人の頃に見て震えていた深川くんも、今は一人前の配達淫。エレベーターの中で想像して興奮しちゃう自分をたしなめスンモードで誠心誠意、謝罪します
怒ってなさそうだったのに「満足するまでサービスする」と言ったとたんブチ切れ激おこモンスター爆誕
目隠しされ連続淫鑑で感度を強制的に高めTKB責め
クレーム対応なのに感じてイッて、土下座して謝罪する自分に興奮してる深川くんを見過ごす訳もなく上から押さえつけてグチャグチャに◯しまくる村富さんの手をぎゅ(はぁと)&レロレロ…
かーわーいーいーぃィィィイイ!!!
のでぜひ読んで悶えて欲しいです

煽りやがってと窓辺に連れて行かれ、外から丸見え状態で反省させられます
この衆人環視が深川くんの興奮をさらに高めて、感じてることを隠さなくなってきた深川くんをふてぶてしく思うもエロかったし、まぁいっかでクレーム対応も無事終了
衆人環視してる人たちが「始まったぞ!うぉおおお!」って盛り上がってるところがめっちゃツボで爆笑でした

スンとして戻ってきた深川くんも下半身は震度5くらい震えてて、前作を上回る激しい内容なのにポップなエンディングで罪悪感0
体力をつけよう、ムン!って最後まで可愛いし、桜庭先輩の話も気になるので続編あったら嬉しいです

5年前、ずっと大大大好きだったヒロインちゃんが引越してしまったけど離れてても好きな気持ちは変わらず、爆イケDKに成長したけど他の女なんてヒロインちゃんと比べたら石ころ同然。
めちゃ賢いのに家庭教師を頼んでこれからアプローチと思ったら彼氏おるんかい!な展開に。

年頃の男の子らしく桃を持ってきたお母さんをしっしって追い払うの可愛いくてにんまりしちゃうし、桃を食べてむせる演技がリアルで桃食べたい。
全体を通して乃木さんの演技の熱量がすごくて、ちょいちょい記憶飛ぶから気をつけて。

彼氏がいることを知って逆上パターンかな?と思ったら初手は冷静。
別の日に長文読解が苦手で「気持ちを伝えるって難しい。もし相手を傷つけちゃったら…」
レビュー3回連続不可になったからその気持ち分かる(涙)

それにしてもヒロインちゃん露出多めだぞ?と聞いたら彼氏の好み?!そいつお姉ちゃんの魅力何も分かってなーい(怒)で奪う。
ファーストキスとは?ってくらいめちゃめちゃ激しいし回数が多いし長い。だって莉哉くんの初めては、全部お姉ちゃんに捧げると決めてたから(ｷｭﾝ)
からの胸の実況中継が詳細で恥ずかしいからﾔﾒﾃﾈ
理系と言うが、挿入の感想が童貞生tnk専用のお風呂…って表現には文才を感じたよ。

本能のままにやりきって、大満足のハッピーエンドでこのままエンドロール流れそうなめっちゃ良い演技だから忘れてたけど、そういえば無理やりだったよね。
「おねえちゃーーん」叫びがめちゃめちゃドラマチックで乃木さん魂こもってるなー!最高くーっ!てなるし、反省して謝りにきた莉哉くんの告白もすっごく熱がこもっててトキメクぅぅうう!
んだけど、裸で抱きつかれたことあるの?!
そこもうちょっと詳しく聞かせて!

こちらの作品、耳元で息整えてくれるサービスが多くて私のステータスがMAXまで回復するから本当にありがたい(号泣)
実は激重感情の年下彼氏に愛されたい方はぜひ!

梅雨に聴こう。
そう思って1年温めて今年聴いたけど待ってて良かったー!
私、雨女で雨と共に生きてますので必ず傘を持ってるんですよね。だからヒロインちゃんみたいに傘持ってない、ずぶ濡れになる、雨宿りする。というフラグ一生立たないから傘持つの止めようかなと聴いた後に一瞬考えました。
それくらい凉太くんが良いやつなんです。

スタートは、凉太くんはヒロインちゃんが好き、ヒロインちゃんは同じサークルの男の子が好き、男の子は…という矢印が外に向きっぱなしの切ない関係から始まります。
ヒロインちゃんに一生懸命話しかける凉太くんが紫陽花スイーツ出してるお店に誘ってくるところとか健気で可愛い!
ヒロインちゃんの視線がサークルの男の子に向いてしまうと、今話してるのは俺でしょ?と強制的に視線を戻すところからすごく物語性が出てきて作品に没入できます。

ヒロインちゃんの失恋とその男が割とクズなのが判明して、心の痛みと雨の強さがリンクしてこれは辛い…と切なくなります。
それをなるべくポジティブというか、嫌な思い出を塗り替えようとそっと優しくヒロインちゃんに触れていく凉太くんが優しい。
…だけじゃないんですよ。
単位落としてるって言ってたし、課題の件で教授に注意されてたのにまさかの留学経験発言。
このギャップにはビックリしました。
さらに、賢く男前だけどヒロインちゃんへの想いが溢れる行為後に、お目覚めヒロインちゃんを後ろから抱きしめながらソロ活しちゃうギャップ!
「嫌いになった?」
って喰い気味に好きぃぃい!!
ギャップの合わせ技一本に受け身もとれねぇ…最高!

凉太くん演じる乃木さんの、グイっと来るけどちょっと遠慮がちで、引くわけじゃなくずっと手を差し伸べて待ってくれてる演技が、まるで雨から守る傘のような優しさを感じさせてくれます。ありがとう(涙)
梅雨から始まり夏を感じる終わり方がステキで、夏が待ち遠しくなる作品でもあります。