3mmmさんのレビュー一覧

レビューを読んでも「やばいやばい」の連呼だったこの作品。
冬ノ熊肉さんの出演作はいくつか拝聴したことがあるんですが、「ヤバイCV冬ノ熊肉さん」は未拝聴。
たまたまセール時期だったので、思い切って購入しました。

ありがとうございます。
めちゃくちゃヤベェ男でございましたw

人の話は1ミクロンどころか、1ピコさえも聞いていない。
自分にとって都合の悪いことはさらっと変換して受け止めます。
たまーに本性が透けて見る言動をしたりして、喉が「ひゅっ」とするくらいには怖い。

とにかく「捕まったら終わり」です。
冒頭は好青年だったのになあ…w

それにしても、稀に見るハードさじゃないですか?
かなりカロリー消費しますね。

情緒は不安定、奇声も怒号もあり。
意思疎通できそうで、全くできてない。
舌打ちが怖かったなあw

住んでいるアパートが火事で焼け、頼み込まれてバイト先の後輩と同居を始めるヒロイン。

助けを求めてきた後輩くんを玄関先で締め出そうとするし、テリトリーをきっちり分けて「ここから入るな!」と厳しめに対応します。
それに素直に従う廉くんは、かなりかわいい。

こんなぞんざいな扱いをされているにも関わらず、ヒロインが熱を出すと親身にお世話をしてくれます。
なんて優しいんでしょう。
ヒロインも絆されちゃいますよね。

それにしても、壮大なえっちい夢を見るヒロインには笑うw

「部下、拾いました」が面白くて購入したのですが、こちらも最高に楽しい作品でした。

あまりにも自然にNTRするのでびっくりしちゃいました。
NTRに関して、すばらしい手練手管をお持ちです(汗)

槙島くんの手練手管もすごいのですが、ヒロインちゃんがちょっとおバカすぎませんかね(大汗)
槙島くんの口車に乗せられて、せっせと自分の墓穴を掘っている雰囲気でしたし。

それに、槙島くんの「名前呼び」への執着が、これまたすごい。
びっくりしちゃいますけど、ヒロインちゃんの「呼び方ポリシー」を知っていれば当然かw

CVの久喜大さんのお声が良くて、優しげな槙島くんも豹変した伊織くんも最高でした。

出演者が豪華ですよねー。
1作品で3ルートが楽しめるモリモリな内容というのも素敵。

主人であるヒロインの結婚話をぶち壊すため、ヒロインの実家にお供するセクサロイドを決めよう!
勝負方法は「ヒロインが誰の部屋を訪れてえっちするのか」。

勝負の方法が夜這いで、逆光源氏ぽいですね。
さすがセクサロイドの争いw

三者三様で個性豊かなストーリーが聴けて楽しかったです。

個人的に、速水理人さんのハスキーボイスが非常にえっちくて、私が一番好きなセクサロイドでした。

恵くんの表の顔にコロッと騙されて監禁しようとするも、めんどくせー男だと気づいて「帰ってよ!」とお願いしたヒロイン。
そんなヒロインの願い虚しく、恵くんはヒロイン宅に居座り続けるところから始まるコメディwwww

ヒロイン側が「監禁犯」というのも斬新な設定なら、パワーバランスが完全に被害者 (恵くん) > 監禁犯 (ヒロイン)でヒロイン弱すぎですw

私はある場面で「姑仕草だ!」って感動しましたよ。
恵くん、姑テンプレしてくれますwwww

恵くんは性悪は性悪なんですが、根は優しいし倫理観はありそうなんですよね。
ヒロインが素直なアホの子なので、自らを危険に晒す倫理観ガバガバなお願いをするとしっかり叱ってくれます。

でも、なんだかんだ言っても笑いながら安心して拝聴できますよ。

「全く女性慣れしていないCVテトラポット登」も聴いてみたいと思い、購入してみました。

森野さん、めちゃくちゃ可愛すぎです。こんなかわいい34歳がいていいのでしょうか???
ヒロインに触りたい!欲望がありつつも、濡れて下着が透けている姿を見ただけで動揺するとか、可愛いの極みでしょう。

30代童貞!と謳いつつも、いざ行為が始まると、「童貞とは?」というキャラクターもいますが、森野さんはそんなこともなく、ヒロインが導く形で始まるのも自然で良いです。
やっぱり、ロマンチストな童貞の初めてはこうでなくちゃ!!

1作目では「佐橋先生編」となっていましたが、最終巻では「佐橋周一郎編」と名前が出てきましたね。
この巻で、S氏こと佐橋先生の真意がわかります。

ひとことでいうなら、「壮大な試し行為」だったわけです。

彼が示す表面上の愛情表現は、どう考えても万人向けではありません。
しかし、突き詰めていくと純愛なんですよね。
ヒロインを愛して手放したくないと思いながら、自分の元に留めることが彼女のためになるのか?と葛藤していたようです。
手法は倒錯的で変態でも、想いは純粋なんですよ。

最終的には愛あるエンドなので、ぜひシリーズで聴いてほしいです。

ひとことで言うとそんな話です。

匝瑳(そうさ)さんは、S氏の母の弟にあたる男性で、彼を育て見守ってくれた男性です。
そういった理由から、S氏のことをよく知っています。

会いたいと言われたヒロインは洋館を訪ねるのですが、そこで「S氏の過去を話すたびに、過去に出会った男たちとのプレイ内容を語る」という交換条件をもとに、S氏の過去を教えてもらうことになります。

なかなか難しいお話だと思いました。
元々、匝瑳さん自身は倒錯的な趣味はなく、極端に外界への興味が薄い愛する奥様のために獲得した嗜好のようなんですよね。

匝瑳さん夫婦のS氏に対する愛情は本物だと思いますし、そこに倒錯趣味はなかったはずなのですが、どうしたことかS氏にもその嗜好が受け継がれてしまっている。
ご夫婦の愛情がSMで繋がっているので、幼かったS氏がそれを「愛」だと思ってもおかしくはないですが。

淫靡な雰囲気の作品なのですが、ヒロインをどうこうするお話ではなく、彼女とS氏と見守る年長者の温かみも感じる奇妙なお話でした。

S氏の「友人をもてなしてほしい」「あの男をナンパしろ」命令により、2巻・3巻と調教されっぱなしだったヒロインですが、ここきて「ヒロインのターン!」と高らかに宣言するエピソードが差し込まれたなと感じましたw

例によって他人を拘束するのが好きなS氏、自分のところの研修医を拉致ってきました。
「彼を治療してやってほしい」ってなんてこったいwww

ヒロインの手による「わからせ」プレイが発生します。
今回の被害者…もとい「おもてなし」のお相手は千祖(せんそ)くん。
可愛げのある青年だったら許してあげようと思いますが、超小生意気なんですよ。
女性にもひどい考え方をしていて、実際の扱いもひどい様子です。

このエピソードは女性上位で進むのですが、CVの佐和真中さんが腹立たしいほど生意気で、めっちゃ責められ喘ぎまくり、十二分に「わからせ」プレイを施される欲張りセットですw

ちなみに、千祖くんが「わからせ」の対象になった理由は、最終巻を拝聴すると判明します。

全巻で人間関係が繋がっており、最終巻でS氏が戻ってくるので、特に第3巻に関しては、単体だけだと意味不明な部分が多いだろうなと感じました。

前作の「最高執行責任者、白洲の凄艶」ではあまり感じなかったんですが、1作目以降は、S氏の友人がヒロインを調教するお話なんですよね。
すっかり忘れていましたw

S氏も相当アレなんですが、S氏の友人も大概です。
変態ヒロインに負けないほどの変態さんで、S氏の大学時代の友人である末瀬さんは、「痛いほう」の調教をしてくれますw

登場当初は、ごく一般の人に見えるんですが…さすがはS氏の親友ですw
人格的にもオラオラ系な雰囲気で、人力車に乗りながら言葉責めされるわ、終始青姦です(苦笑)

アナル開発にスパンキング…実はあまり好きじゃないのですが、この作品では抵抗感なく聴くことができましたw
CVの黒井勇さんは初めましての声優さんだったのですが、その声色に助けられたのかもw

作品内容以外で注意が必要なのは、「トラック3」と「トラック5」でブツンと音が切れて終わるところでしょうか。
初回拝聴時にトラック終わりだと気づかなくて「編集ミス?」と思ったほどでした。
それぞれ続く「トラック4」と「トラック5」は場面転換なくストーリーが続くため、トラックを分けるためにやむを得なかったのかもしれませんが、SEのフェードアウト・フェードインがあれば良かったのになあと思いました。