童話の語り口で始まる冒頭部分、
実の姉弟の物語である必然性を感じます
年下のきょうだいが煩わしくなる感情、
同じ境遇の人なら分かると思う
のちに大事件となる雪山かくれんぼ
しかし事前に弟に防寒装備をさせた姉
ここに彼女が本質的に持つ情の深さを見ます
弟は姉を手元に置ける権利を手に入れ
姉も弟への罪悪感から逆らえない
というのは
複雑に絡まってしまった糸による結果であり
本来の弟の願いは姉に側にいてほしいだけ
寝言ながらも、すがるような弟の本音を聞き
それを素直に受け入れることができた姉
姉の覚悟を知ってからの弟くん
感極まって始まる行為
この徐々に熱くなっていく感じ
女性優位というより個人的には
愛を受け入れられた喜びで
身体的快感より精神的快感が優った
脳イキ状態のように感じました
ここでの弟の喘ぎ声は
オホ声というより…
感情による抑えられない叫びのようで
これ以上言葉で表現できない!
最後の弟の言葉は深い
サークルさんの補完SSがci-enで読めるのですが
かくれんぼが、鬼ごっこにすり替わったことを
自覚してからは弟はずっと苦しんでいました
逃げてしまう姉を追い、弟はあの手この手
認めてほしい気持ちが先走り優しくできない弟
矛盾と葛藤で苦しみつつ姉を待ち続ける…
そして姉を心ごとつかまえられたよ、
と実感できた台詞が「やっとつかまえた」
うう…弟…!
心に残る作品を作ってくれた、
いぬかわ委員会さん
今回、甘さだけでなく隠してた雄味が凄かった、
キャストの天河雄成さん
素敵な作品をありがとうございました!
Genre yang dipilih pengulas
Pengguna 4 menganggap ini berguna.