白餡さんのレビュー一覧

結論から言うと、本作は遠慮してこない年下の伴侶をお探し・お求めの方に勧めたいと思った作品でした。
結婚2年目でこの関係性?(初々しさがあまり無い)と思いましたが、交際期間が長いと記載がありましたので納得。あまり初々しさが無い新婚も良いことが知れて良かったです。

個人的にお気に入りになった要素(?)は、某コミュニケーションアプリをニャインと表現されていた点です。しっかり者な人からそのワードが飛び出すことが貴重で、かつ意識せず発せられたことがあって凄く好きだなって思います。
お互いの不安が晴れて、更に良好な関係になれて幸せな気持ちでいっぱいです。

薬を盛る/盛られ描写が苦手な人間ですが、今回はそれのお陰で幸せになれたのでOKだと思えました。OKだと思えるのは、幸せになることが確約されているからということがあるかもしれません。薬を盛ることを思案、そして実行してくれた親友でもある義姉さんにも感謝してます。こちらからの惚気話を返礼品とさせてください^^

最後に抱き潰される予定が出来てしまったことを知って、ベットを処分する分の粗大ゴミシールも必要かなって私が思ったことをこのレビューにて明かさせてもらいます。

関係性の変化が良い!
回り道をしても彼氏彼女エンドで大変安心、いや、大いにハッピー!
この女性優位の描写、良いなと思いました。丁度いいです。お勧めしやすい女性優位作品なのでは?
普段と違うシチュエーションの作品を視聴したくなった時に考えられる候補の中で、こちらの作品、上位にランクイン。素直な人が受け身の立ち位置にいるのは素敵なことです。
蒼くんは優しくて穏やかな人なので、蒼くんと似たような子を好きになればとんとん拍子で交際関係にこぎつけられたと思います。しかし、そうはならなかったのは、酒癖が悪く、小悪魔みたいな子を好きになってしまったから。好きになったら負けということを体現していますね。
辛くても、思いを打ち明けるまで想ってくれていたことには蒼くんには感謝と謝罪の気持ちでいっぱいでした。
トラック3で関係を解消しようと話を切り出そうとする蒼くんをキスで阻止する。思い切りが良いけど、行動を間違っていませんか?そんなことをしてしまうから、蒼くんに「君のことなんて嫌い、大っ嫌いだ!」と言われてしまうことに。本当に蒼くんがおっしゃる通り。ごめんね…。でも、強引に自分を振り回してくる女の子に惹かれちゃったのが蒼くんの運の尽きだよ。
告白して、新たな関係になってからいちゃ甘になった時、テンションがブチ上がりましたね。告白後に蒼くんから出た、「弱い者同士でお似合いかもね。」には本作の良さが詰まっています。
総時間が1時間程度なので内容を把握しやすく、その上SEが良かったこともこのレビューにて共有したい点です。
髪の毛さらさらって言いながら撫でてくれたシーンが好きです。一夜を共にしたんだって思えて。起きている時も撫でてくれるのを夢見てます。

年下の幼馴染であるこはくんは、実年齢より精神年齢が高めな男の子だなという印象を持ちました。幼い時も、大人になっても。
夏に幼馴染が再会するシチュエーションが大好きな私としては、トラック2をウキウキした気持ちで視聴していた記憶があります。思い出話に花を咲かせて、夏祭りに行く約束を取り付ける。理想の夏のシチュエーションすぎます。
こはくんがキスをした後に確認を取るシーンが一番胸がきゅんとしました。
それに羞恥を煽るのが上手で、エッチが過ぎます。
「俺は姉ちゃんの最後の男になるから。」って、年下の幼馴染の男の子がそういったことを言ってくる男の人になっていたのは、聞いていません!
「ん?」が沢山聴けて個人的にすごく嬉しかったです。
「置いていかないで。」は、もしかしてキーワードだったりするのかなと勝手な解釈をしました。いなくなっておろおろしているこはくんを、可愛く思えてしまった私は悪い姉ちゃんです。
「ずっと好きでいてくれるって指切りしたの。」の声がうっとりした感じ。堪らないです。
想いを伝える時、こはくん、うっとりしていませんか?好き好きしてくれるのも好きだけど、うっとり・恍惚してくれるのも私は好きです。
偉いねって年下の男の子に言われるの、かなりクるところがあります。
「嫌い、約束はこういうことじゃない。」って言ったのを聞いた途端、バチンと態度が変わった様子には背筋が凍りました。暖かくして視聴していて良かったです。
「針千本飲む?姉ちゃんといられるならどんな形でも。」の声色が怖い!
過呼吸になるほど、キスハメしておいて「気持ちいいところぽんぽん」って言うのはずるいです。
こはくんのキャラクターと言動にドキドキさせられましたが、離れている間に連絡を取り合ったり、逢いに来て欲しかったなと思っています。こはくんに求めすぎるのは良くないことは承知の上ですが…

葉佑さんが此方に向ける言葉の一つ一つにハートマークが付いている気がするのですが、気の所為でしょうか。
服にハサミを入れるシーンで、ちょきちょき言うのがとても良い。幼さが感じ取れて大好き。
蝶よ花よと接すると見せかけて、壊してあげると発言してくる辺り、本当にヤバいお人。
実際にやっていることもヤバいです。
自分がどうしているのか、教える際小さい子に言っているみたい。実際に15cmサイズにされますが。
酷いことをしてくる人間が、可哀想で可愛いて言うのもアウトだと思う。良くない。
『永遠に僕のものにできたらいいな。』
『お互いのことを知ることを些細な事。』
『君の願いを叶えるために生きているのだから。』
この3つが印象に残った台詞です。
ここからは濡れ場の感想です。
私から挙げられるのは、
「絶頂を催促させる際の発言やらしい。」、
「濁点付きで喘ぐ様は、葉佑さんが本当に気持ちがいいことが伝わってくる。」、この2点です。
葉佑さんってめちゃくちゃにしているくせに、どこか他人事に思っている節があると思います。
かわいいかわいいってさっきから言ってくれますが、正直嬉しくない。だってひどいことをしてくるから。
舐めながら喋っているけど聞き取れることが、作中から衝撃のプレイ内容を除いた中で1番驚いたところです。
どんなに酷いことをされても全身を舐め終わった後の『ご馳走様。』は正直えっちでした。
小人化したことをいいことに、全身でズられてしまったのは…。お嫁にいけなくなっちゃった。
摩擦で火傷することを勝手に想像してしまいました( > <。)
夢に向かって邁進する葉佑さんは素敵だけど、その側面以外の葉佑さんはちょっと…。ご遠慮願いたいなと思ったのが正直な感想です。
体が小さくなるといった、摩訶不思議な体験を与えてくれるけど、心からうっとりするような愛は与えてくれない葉佑さんでした。
葉佑さんって、王子様と言うより魔法使いみたいですよね。

トラック4までは、ナギさんは1人の淫魔として本当にプロフェッショナルを極めていらっしゃる。
1~4と5､6でナギさんの雰囲気が違います。それが良かったです。
指名してよかった。メールを送信してくれたことに、感謝しかありません。淫魔のセンサーに引っかかって良かった。
お店のシステムを丁寧に説明して、不安を無くしてくれようとしてくださる。ここで、本当に淫魔だとCOするのは有難い。この説明のおかげで肩の力が抜けた気がします。施術に集中出来る。
ペースがゆっくりで、此方のペースに合わせてくださる。その姿勢、プロだなと思わせてくれます。
愛し合うというより、プロのエスティシャンとしてしっかり満足させてくれる。色恋営業されたら、怖いと思う人間なので、盛り上がったらそれは相性が良いと言ってくれて安心。

トラック5から関係性が少しずつ?変わっていきます。
自宅に来たのは渡してくれた名刺を持って再来店しなかったからか、自ら出張サービスをしてくださったことから始まります。呼んでいないのに、来てくれたことに期待してしまう。惑わせないで。
トラック1~4と比べて、距離が近い。
お店では一線を引くような感じがしましたが、トラック5からではそれが感じられない。
淫魔によって女の子にされちゃう。淫魔って凄い。
精気が美味しいから、独り占めしたいから指切りして淫紋付けるナギさんって本当…
恋人ではなく、あくまでも精気と快楽を与え合う関係になることには納得したいです。仮に付き合うにしてもそこまで仲を深めて無いし。価値観が合ってからお付き合いしたいし。
本当のことを言えば、恋人になりたい。なって、いちゃらぶさせてください。
でも丁度いい距離感を壊してしまうのが嫌だな、とも思ってます。
顔だけで選んだのに、なかなか悪くない関係まで行けたのでナギさんを指名したこと、そして出会えたことに悔いは無いです!

第一に、カルロさんの人となりが良いなと思っています。
レビューの内容自体、人物像に焦点を当て書き綴らせていただきます。
『グラッチェ、ショコラティエさん』を言う時、微笑みを添えてるだろうな、と思いながら視聴してました。それくらい声色が優しかった印象があります。
守る為に店に通うのをやめると決断したのは組織のボスとしての責任感があり、そして想い人を護るその姿はひたむきで素敵だなと思いました。
マフィアのボスの一人称が僕だなんて、役職と比較したらギャップがあります。しかし、カルロさんの個人としての人物像に凄く合致してます。
荒事を嫌い、マフィアらしさがあまり感じとれないのは、さながらの闇堕ちしない八乙女組長だと、勝手に思っています。
個人的に1番好きなシーンはカルロさんと一緒に料理作るところです。恋人同士というより、夫婦に見えると揶揄されて照れている様子が凄く印象に残っています。
兎に角、マフィアの長なのを忘れてしまうくらい、明るくて眩しいです。
ディーノさんがカルロさんを揶揄って、それにブーブー言い返す様子は微笑ましかったです。
SEが丁寧で、かつ綺麗で作品の世界観に没頭してしまいます。ショコラトリーが燃えていることが分からせてくれたSEには特に驚かされました。

まず、赤ちゃんでいて欲しいからあーちゃん呼びをしていると聞いた途端、おぉーと思いました。そこから彩瀬くんに惹かれ始めました。
あーちゃんって沢山呼ばれることには、刷り込まれる感じがして堪らないかったです。
彼からの言葉を聞く度に、『人の心を掴むのがお上手だからクズ?クズだから求心力があるの?』ってずっと思いながら、当作品を視聴していました。彼の人間性に対して、すごく興味が湧いてます。
軽薄さと執着心を感じさせる声色は優しく聞こえ、彩瀬くんそのものがそこにあると思いました。人を利用する姿勢と人に対する依存性が滲み出た声色には惹き付けられます。
1番心に残ったのが、『俺たちって相性良いよね。体も心もぴったり。』という発言。運命と言い表さないからなのか、彼のクズっぷりが詰まっていると思います。
最後に、彼との出会いや彼自身のことについて知りたくて仕方がないです。彩瀬くんはきっと、自分のことを教えてないし、名前も教えてくれないだろうなって勝手に思っています。それが何よりも苦しい。彩瀬くんのことを考える度に、彼の手中に落ちてしまっているのを嫌という程自覚させられました。

彼曰く口下手とのことですが、私には行動派だなと感じました。それにかなりアグレッシブな部類に入ると思います。『姉ちゃん』を探しに行った際、見つけられていたらその場で直ぐに告白するだろうなという想像が容易く出来るくらいのアグレッシブさです。だから、莉哉くんから"耳"が離れなかったです。所々ブレーキが効かないところには愛おしさしか感じられません。
そんな莉哉くんだからこそ、お付き合いしてから彼と重なり合いたかったな、なんて思っています。