Liste der Rezensionen von 桜ひらひら

友人の借金肩代わり、しかもしっかりと騙されたヒロイン。
もちろん登場するのは、こわーい極道…
借金を払うために、ソープ嬢になれという。
しかもこれから手取り足取り教えるから…と。
組の若頭である鳳仙さん、ソープ嬢にすると言いながらも、
なぜが自宅に御持ち帰り…
そこから始まるのは、可愛いと囁かれ、愛される日々。

鳳仙さん、広島生まれ、そして広島で極道の道に入ったよう。
自分を親父が拾ってくれた…
その一言に含まれる、彼の寂しさに、きゅっと心を掴まれる。
弱きを助け、強きを挫く…と簡単にいうが、なかなか厳しい
道のはず。しかも、生きる術である極道の世界で、
大切な親父を亡くしている。

鳳仙さんという男性を想像すると、極道という命懸けの世界で、
若頭という責任のある立場にまで登り詰めた「やり手」というイメージと共に、孤独と寂しさが浮かぶ。
陳腐かと思うけど…

ヒロインに心を徐々に許していく様は大切な物を手に入れ、
それを宝石のように愛で、初めて楽しい、綺麗、愛おしいと感じ、どうしたらいいのか?と悩みながらも離れられず…
離れた方がいいと分かっていながらも、離れてくれるなと
地団駄をふむ子供のような一面が伺える。

今まで、大人の男性としての面が前面にあったのに、
悩む少年のような気持ちが垣間見られた時のギャップに、
少なからず私はほっこりしてしまった。

病気のとき、疲れが溜まっているとき、愛しい人が側にいてくれる。
こんな素敵で幸せなことはない。
大丈夫?と顔を覗き込まれて、あれやこれや面倒見てもらって。
嬉しいけど、弱っている時はもっともっと甘えたくなる。
同じ部屋にいるだけじゃ嫌で、触れてほしくて、触れたくて、

大人になると、なかなか弱みを他人に見せることは出来ない。
頑張って、頑張って、汗水垂らして働いて、傷つけられて、傷付いて、疲れ切って、毎日ヘトヘト。
そんな時に病気になると、自分一人で寝ている状態がとても辛い時がある。この世の中には自分一人だけで、他の皆んなは幸せいっぱい、そんな気分になって落ち込む。

泣きそうな気持ちを、彼が救い上げてくれる。
優しい声と、手当で(看病で)
声からも手当(看病)からも、温かい愛情と心配と労りが伝わってくる。
顔が目の前にある物理的な距離の近さだけではなく、心ももっと近くなる。

病気が良くなる、疲れを癒されるだけじゃない。
心が満たされる瞬間を、ふと感じられる作品。

(個人的にとても疲労困憊・体調悪い時に聞いたので…
冒頭の3分で涙が溢れてしまった。
ジョルジ熊狼さん、咲夜さん、関係者さん、素敵な作品をありがとうございました。癒されました。)

友達から恋人への昇格、なかなかハードルが高くないですか?
相手は、会えばバカなことを言い合うような仲で、全く恋愛対象にはない人。
そんな友人だと思っていたら…密かに好かれていて。
近くにいるから気付かないし、気付けない。
気付かない人にどうやって分かってもらうか?

しかも、その好きな人はこっぴどい振られ方をして傷心。
夜な夜な癒しを求めて、フラフラフラフラ…
そりゃヤキモキしちゃうよ。
変な相手に捕まれば、危ないしね。

そんなヒロインが出掛けていく所をやめさせて、俺にしとけと。
陽キャな有島くんから、カッコいい男の子を感じて、キュンと
してしまったよ。
そんな有島くん、ヒロインの体を触りながら他の男にも触らせたのか?舐めさせたのか?としつこく聞く。
答えられないヒロイン。
そりゃそうだよね。
だってその質問は、心の傷そのものに繋がる。
見て見ないフリをしていた、心の傷を埋めるための行為の数々。
きっと彼女もこれではダメって思いつつも、
どうしていいか分からなかった所。
そこをあえて突いて刺激して、俺にしとけって、
優しく諭す有島くん。
そんな優しさに胸が苦しくなりました。

最後は有島くんの思いが伝わって、ハッピーエンド。
仕事を変える事も厭わない有島くん。
好きな人の事を本気で考えてくれる姿に、再び胸キュン。
ほんと、気持ちが伝わるって素敵。
普段なかなかない事だからか、ちょっとだけ涙が出ちゃいました。

CVは、大好きな声優さんの八神仙さん。
八神さんの陽気な感じ、なかなかない作品でした。
でも八神さん、実は陽キャなのでは?!と思うほど自然な演技。
素人の私からお伝えすることではありませんが、
素晴らしい演技でした。

まずはこちらの作品から。
城野くんは、若いながら俳優業に邁進するアイドル。
ヒロインとはセフレ?という微妙な立ち位置。
しかも、これからアメリカで実力を試したい、やっていきたいと考えている。

セフレと聞くと、とても淡々とした関係を想像してしまうのだけれど、この2人は違っていて。
お互いをからかいながら、気持ちのいい距離を何とか保とうとする姿が浮かんでくる。お互いに好きなのに…
城野くんの、もう一歩、いやもう半歩踏み込みたいという気持ちと、自分の力試しの渡米間近という尻込み。そして、アイドルと関係を持っている、しかももうすぐ渡米する状態の彼と、何とか距離を保とうとするヒロイン。
その気持ちの葛藤、お互いへの恋慕、離れたくないという思い。
このままお別れなんて、あり得ない…でしょ?

最後は気持ちが通じ合う2人。
甘いあまーいSEXに、心がきゅっとなる。
ヒロインが渡米したかは描かれていないが、きっと。
アメリカのどこかを、手を繋いで歩いている2人を想像できた。

ずっと聞きたいと思っていた本作、やっと聞けた。
率直に…

心が満たされる作品だった。

母親が淫魔。そして父親は人間。
そんな両親のもとに生まれ、家族の愛情をあまり知らない八鈴くん。
父親の影響で美術の才能はありつつも、その得意分野に情熱を傾けられない、何か欠けている。
それは人間にもなりきれない、淫魔にもなりきれない性質からなのか。本人が言うように、家庭の影響なのか。
その欠けたところから、風が鳴くような一抹の寂しい音が聞こえる気がする。

ヒロインは人間ではあるものの、音楽家の家庭に生まれ、
きっと英才教育を受けてきたのだろう。
そこに大切な手の怪我。思うように動かせなくなる。
家族の絶望、そして本人の絶望…一番手を差し伸べて欲しい家族からの絶縁。
ヒロインも、欠けている。
大切にしてきた物、愛情を一番に注いでくれる者からの拒絶、
1人で生きていくことへの寂しさ。
欠けたところから、悲しい悲鳴に近い音が聞こえる気がする。

2人はお互いのそんな音に惹かれあったのではないだろうか。何か足りないものがある2人には、お互いから聞こえる音が心地よく感じて。
欠けた部分を持ち寄って、壊れ物を扱うよう寄り添って。
ふとした瞬間に、欠けた部分から聞こえる音が、素敵なハーモニーを響かせた…
ハーモニーは、絵として現れ、そして少しずつ前に進む力となる。
きっとこの2人はいつまでも手をつないで歩いていくのだろう。お互いの欠けた部分を補いながら。
輝かしい未来ばかりではないだろうが、この2人ならつまづきながらも前を向いて歩いていく…陳腐かも知れないが、そんな続編を聞きたくなった。

CV二回戦中さん。八鈴の淡々とした性格や、どこか欠けた雰囲気を素晴らしい演技で聞かせて頂いた。徐々にヒロインへ思いを傾けていく様が、大変心が温かくなった。

今回の作品はきっかけが「匂い」。
匂いは匂いでも、香水や柔軟剤のような匂いではなく、
その人そのものの匂い。
好きな人の匂いって安心するし、癒される。
居ない時に、恋しくなる…暖かい匂い、包まれたくなる匂い。

そんな匂いの変化がきっかけで、彼に突撃するヒロイン。
早朝からくんくんして、確認して…
浮気は否定してくれたけど、相手にしてくれない彼。
というか、彼の匂いの変化に気づいた…というよりは、
相手してくれない彼への甘えなのかな?
ちょっとむすっとしたヒロインの様子が伺える。
きっと付き合って数年経ち、落ち着きがあるカップルなんだろうね。
相手にしてくれないなら、いいですよー。
と勝手にフェラ開始。
気付いて飛び起きる彼www
ヒロインのフェラ勝ちか?と思いきや、そこから怒涛の彼の攻撃。しかもちょっとセリフ多め。
お互いくっついているから、体温も上がって匂いも強くなって。
匂いごとぎゅぅってされながらのエッチ、堪らないよね。
とっても愛しい気持ちになった。

CVは、大好きな声優さんのジョルジ熊狼さん。
低いけど柔らかくて、だけどちょっとザラつきのあるお声。
スタートの寝ぼけている演技、いつもの強めの声と違ってふにゃってしてて、可愛らしかった…
そしてヒロインを煽る台詞から、エッチに火がついてく様、
ヒロインへの愛情がたっぷり伺える感情表現、素敵でした。
これは私の感覚ですが、ヒロインとの距離がずっと近い感じで、
素敵な声が顔の近くや耳の近くでずっと聞こえていて…
とてもお耳が幸せでした(ハート)

ちなみに、今作で1番好きな台詞は「おいで」。
ジョルジ熊狼さんの声で「おいで」なんて言われたら…
夜中に一人でジタバタしちゃうでしょ?
(作家さま、ありがとうございます)
どこにあるか、聞いて探してみて欲しいな

人には色々な一面があるけど。
家庭で家族に見せる顔、職場での顔、友人との顔、
そして、薄暗い路地裏のような、普段表に出てこない顔…

同じ職場に、エッチな画像や動画を出しちゃう裏垢男子が居たら…しかも隣の席で大人しく真面目に仕事する彼が、そんな卑猥な一面を持っていたら…
この作品を聞いてから、我が職場(ちょっとお硬い職種)にも、気づいていない裏垢男子がいるのかも…なんて考えてしまう…

お話の中で、ヒロインに裏垢男子だとバレた主人公は、居酒屋のトイレでヒロインを犯す。普段はネットで一度きりの関係、ぶっちゃけやり捨てしてるような雰囲気。
ヒロインもトイレで気絶してしまう。あぁ、なんか救われないお話なのかな。彼が立ち去った後に気がつき、傷つく姿しか想像できない…
と思いきや…
きちんとお持ち帰りwホテルへ直行。
あれ、どうした?何があった?

ホテルでの会話と行為で(詳しくは作品聞いて)、
どうやら彼はヒロインが大切っぽい。
あれだけ卑猥な言葉で攻め、犯しきったくせに…
最後の最後に、闇に病んだ…重たい台詞。

普段なら、こういった痛々しいお話は苦手だけれど、
ジョルジ熊狼さんが大好きで購入。
最後の台詞で救われたような…でもその後に待ち受けるのは幸福なのか…自身の身に置き換えて考えるのは難しいけれど、
ヒロインの幸せを願ってしまう。
そして、主人公はもちろん満たされていくのだろうけど…
どうか2人が幸せでありますように、そんな事を考えてしまった。

ジョルジ熊狼さんのお声、とっても大好きです。
低くて柔らかい、だけど低くなるほどざらっとした部分があって、そこがすっごく官能的で。
最初は優しい雰囲気だったのが、がらっと豹変するところ。
ざらつきMAXの声、怖かった。
こんなにも暴力的になるのかと、感動。
新たなジョルジ熊狼さんを知れたような気がする。

次作も楽しみにしています。

人間誰しも、順風満帆な恋愛経験ばかりではないですよね…
うまく行かないことの方が多いはず。
特に、性的な部分って人にはなかなか話せないし、
話したとしても受け入れてもらえるかなんて、本当に分からない。
(書いている私自身も、上手く行った恋愛経験なんてほとんどなしw)

アサギ君は、なりきりプレイ愛好家さん。
でも君はとっても紳士で、優しくて、思いやりに溢れる人だね。
女性なら、一度は君みたいな人に接客して欲しいし、手を取って欲しいと思うはず。
確かにプレイのことだけを聞いたら、引いていた可能性はあるけど、アサギ君の思いやり溢れる接客と気持ちを聞いたら断れないよ。いや、むしろ積極的に…wwwなっちゃうかも。

アサギ君を演じてくれたのは、八神仙さん。
もぅ、本当に素敵なお声です。
低くて優しくて、聞いているこちらを包み込むようなお声です。
途中から、アサギ君演じる「お巡りさん」が出てくるのですが、
普段のアサギ君の優しいまぁるい声から、ちょっと低く、
そしてエッチに絡んでくる声に変化するんだけど、そこがまた
堪らなく好きなポイントでした。

オナ指示音声とあって、あわわ、あわわわわ!
と思ったのだけれど、とても素敵な作品でした。
【お話】
内容はオナ指示なのだけれど、優しい低い声で指示されちゃう。
乳首から始まって、声も我慢しないでと。
もうスタートからうっとり。
途中から耳舐めと耳元での囁きがスタートするんだけど、
感性が刺激され、ゾクゾクしっぱなしでした。
また指示も多彩なのですが、強制感はありませんでした。
徐々にオーガズムを迎えられるように、少しずつ興奮するように
考えられていて、素敵なおじ様とまるでHしているみたいな
感じでしたね。
そして、最後に…〇〇だよって。
この台詞は脳みそ蕩けました。

【声優さん】
ジョルジ熊狼さんのお声。
低くて、柔らかくて、少しざらっとした声(何度も書いてるかも)今回の作品にはピッタリのおじ様風のお声。
オナ指示というセリフですが、強制感を感じさせないのは声優さんの演技力でしょうか。
やたらとHになり過ぎず、少しずつ女性が我を忘れるように
導いてくれるような…とても官能的で、身体が熱くなる、
素敵な演技でした。
聞く人によって想像するおじ様像は違うと思いますが、
きっと素敵なおじ様が脳裏に現れますよ。

少しでもリラックスしたい夜に、人肌恋しい夜に、
素敵なおじ様とのひと時を過ごしたい夜に、
オススメの作品です。
オナ指示と聞くと、えっ?!となる人は少なからず
いらっしゃると思います(私がそうだったので)。
でもまずは聞いてからご判断された方が良いと思います。

あまりレビューが得意ではないので、分割します。

《お話》
こんなお話、嫌いな人います?絶対みんな大好きだと思います。
飲み会帰りに女性の香水の香りがしたら…面白いわけがない!
そりゃ「脱いで!」てなりますとも。
そして、いつも(?)主導権握られちゃってるんだろうな。
今日こそ勝!からのネクタイで拘束。
もぉ、かわいい。めっちゃかわいい女の子がヒロイン。
でもねぇ、なかなか勝てないんだな。
あっという間に形勢逆転されて、愛されちゃう。
そんなラブラブなお話。
とっても素敵なお話でしたよ。本当、このヒロインのように愛されたくなりました。

《声優さん》
ジョルジ熊狼さん。大好きな声優さんです。
低くて、少しざらっとした所があるのだけれど、
優しいお声です。この声で「ぎゅぅぅぅっ」なんて言われたら…
もう!!!(バタバタ…)
彼女に触っちゃダメと拘束されている時の声(少し鼻に
かかった、甘え声)、逆転した時の勝ち誇ったような、少し
強めの声。緩急ついていて、引き込まれました。

《サークル様》
サークルdots様、関係者様、素敵な作品をありがとうございました!