復讐お兄ちゃん3-変わらない日常-

本作品は、「復讐お兄ちゃん」「復讐お兄ちゃん2」の続編となります。
前作と併せての視聴を推奨いたします。

「レ○プ」「虐○・DV」「激しい罵倒」といった、
一般的に不快と思われる表現が多く含まれます。
ハッピーエンドではありません。

あらかじめご了承願います。

「心臓の弱い方」
「大声で怒鳴られることが苦手な方」
「トラウマ・フラッシュバック等の症状のある方」
「体調のすぐれない方」

は、ご視聴をお控えください。

また、

「精神的恐怖・苦痛」
「近親者からの暴力・虐○・性的虐○」
「道具での殴打」
「レ○プ・近親相○」
「失禁」

等の表現に嫌悪感を覚える方は、本作品を楽しむことができないおそれがあります。
トラック内容や体験版をかならずご確認の上ご購入ください。

再生中、少しでも体調に異変を覚えましたら、
すぐに再生を中止し、休憩をとることを推奨いたします。

また、「兄」との生活を、ゆっくり過ごした上で、
希望を叩き折られるという作品の性質上、
セックスシーンが非常に少なくなっております。
プレイ内容各トラックに記載しておりますので、
ご納得いただける方のみご購入ください。

■トラック1「正しい道を」(12:48)
兄と一緒に訪れた心療内科。
私たちは、ただしい道でやり直すことを選んだ。
どんなことがあったって、たったひとりの家族だ。
喫茶店で甘いものを食べる。
夕飯は何にしようかと話し合う。
もう一度、きっと、やれると信じて。

「起こったことは変えられない。でも、これからは、変えられる」

■トラック2「トラウマのケア」(14:12)
夜、兄の部屋を訪れると、本を読んでいるようだった。
兄は、慌てた様子でそれを隠すので、すこしからかってやる。
すると兄は、狼狽えながらも、読んでいた本を見せてくれた。
心理学の本だ。虐○された子、虐○する親。DV加害者の心理。
兄は、わたしと、兄自身を「わかろう」としてくれていた。
抱きしめられた安心感から、涙が溢れた。
一度体を重ねた私たちは、すこし「おかしく」なっているけど。
笑って許し合える未来が来ると、少し、信じ始めていた。

「俺は、……お前に、守られてばっかだ」

■トラック3「前へ」(08:24)
朝起きると、台所で兄が朝食を作っていた。
まるでふつうの兄妹がするみたいに。
一緒に朝食を食べて、行ってきますと、行ってらっしゃいを言った。
これを「幸せ」だと、お互いに感じていた。
すこしずつ、お互いのことも話せている。
大丈夫だ。私たちは、やり直せる。

「ん。行っておいで。お兄ちゃん、ここで待ってるから」

■トラック4「お互いの気持ち」(07:42)
残業を終えて帰ると、心配そうな様子で兄が待っていた。
何かあったのかとか、何も隠してないかとか、あれこれ心配する様子に
ふと、「本当に大丈夫なんだ」と感じて、また泣いてしまった。
兄は、私を優しく抱きしめてくれた。傷を癒し合うように。
気付けば、ふたりとも泣いていた。

「メシ、食うか。簡単にだけど、作っといたから。手、洗って、着替えておいで」

■トラック5「本音で」(11:57)
すっかり落ち着いた兄の様子に、私は一緒に寝ようと提案する。
昔そうしていたように、私たちが、兄妹にもどるために、そうしたいと思った。
寄り添って布団に入り、ぽつり、ぽつりと話していると。
いままで隠していたお互いの、本音が。一番深いところが。
解けて、素直になっていくのがわかった。
私たちは何度、泣けばいいんだろう。
でも、今回は、いやな涙じゃなかった。

「おやすみ。また、明日」

■トラック6「それでも繰り返す」(キス・セックス・中出し)(13:57)
兄の携帯のアラームで目が覚めた。
朝食を作ってくれるらしい。だけど、私は兄と一緒にいたかった。
失われた安心を取り戻したくて、兄の服を掴んで引き留めた。
優しく抱きしめられて、頭を預けて甘えていると、ふと。
私たちは、「キス」をしていた。家族愛じゃないほうの。
兄の体は明確に、反応していた。
私は、そんな兄のことを否定したくなかった。
受け入れてあげたいと思った。思ったのに。

「お前のすべてが、俺を責めてくるんだよ!」

■トラック7「決定的な無理」(殴打・首絞め・罵倒)(10:59)
朝の事が忘れられず、兄と連絡も取れずにいた。
それでも仕事はなんとか終え、帰宅すると、兄はまた憔悴した様子で、いくつも言葉を並べた。
「大丈夫」と私は答えた。だけど。
もしかしたら、それが、間違いだったのかもしれない。

「でもな、でもな、それはもう、無理なんだよ　しようと思ってできないんじゃさ　どうしようもねえんだよ」

■トラック8「なのに、明日は来る」(殴打・鞭打ち・スタンガン・失禁・首絞め・イラマチオ・セックス・中出し)(28:51)
そしてまた、あの倉庫に連れてこられた。
兄は怒っていなかった。穏やかな声で。

「今の目的は復讐じゃない」

そして、今まででいちばん、苦しい時間が始まった。

「お前は、悪くないんだよ」

本編 01:48:54
+おまけフリートーク(4分)
全9トラック　mp3のみ