いつものようにあなたを起こしに来たのは、馬の獣人の宗一郎。
執事である宗一郎にひそかに想いをよせていたあなたは、
今日こそはその想いを伝えたいと、思い切ってキスをする。するとーー
「ずっとお嬢様とこうしたかった。我慢、してたんですよ。
お嬢様は、気づいていなかったんでしょうけど」
初めて想いが通じ合った二人だったが、なぜか宗一郎はよそよそしくなってーー!?
恋人同士になれたと思ったのに触れてこようとしない宗一郎に
あなたの不安は募っていく。
数日後の夜、宗一郎の部屋を訪ねると、彼は優しく招き入れてくれて……
「あの日からずっと、忙しくしてしまって
お嬢様を悲しませていましたからね。
ーー今日はたくさん甘えてください」
たっぷりの深いキス、激しく求めてくる発情セックスでとろとろに__。
■世界観
人間と動物、両方の遺伝子を持つ獣人が存在する世界。
珍しい獣人の血を引く彼らは、人より少し、それぞれの持つ動物の特性を受け継いでいた。
今でこそ、獣人に対するあからさまな差別や偏見は存在しない。
しかし、そこに至るまでには歴史があった。
そのころの彼らは、今よりずっと、虐げられた暮らしを強いられていた__。
※馬の獣人は「臆病」「用心深い」「感情の動きが耳に出やすい」といった特性があります。
※ヒトに比べ、性欲は強め、巨根です。生涯の番(つがい)を決めると、他が目に入らなくなり、一途に求められます。