媚薬を作って欲しいと言われたので効果特盛にしたらハメられました。

王都リューベルクを取り囲む迷いの森深くに家を立て引きこもっている陰キャ魔女ロザリー。
森で薬草を採取していたところ傷だらけの騎士ゲオルクを発見し見殺しにするのもなあとしぶしぶ介抱する。

それ以来元気になったゲオルクにちょっかいを掛けられるようになったロザリーはちょっとうっとおしく思いながらも友人が出来たと満更でもなかった。

なんやかんや仲良しなゲオルクに「好きな子をオトすのに使いたいから媚薬を作って欲しい」と頼まれロザリーはこいつでも落とせない女とかいるんだウケると面白がり滅茶苦茶強力かつ超即効性の媚薬をノリノリで作成。

完成品を渡した瞬間、ゲオルクは媚薬をロザリーに浴びせる。

「ひゃっ、冷た………ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?」
「わあ、本当に超強力な媚薬だね。凄い凄い」
(な、なんで好きな女じゃなくて私に薬を……ま、まさか……!)
「感度が良くなりすぎて服着てるのも辛そうだね。脱がしてあげるよ」
「んああああっ、さ、さわるなぁっ!」
(やっぱり!　こいつ……私で『お試し』するつもりだ!　くそぉ……お前なんかゲオルクじゃなくてゲスルクだ……!)

自分の技術と知識を用いて作った最高傑作の媚薬に抗う術はない。
ロザリーにゲオルクの魔の手(?)が襲いかかるのであった──。

サイズ:A6
ファイル:PDF
文字数:約55000字
ページ数:119P(表紙1P+本編とおまけ117P+奥付1P)
価格:500円(税別)
挿絵はありません。

内容としては
好きな相手にアピールしても気づいてもらえず告白してもスルーされるので媚薬を使った強硬手段に出ちゃった騎士と『好きな人に使いたい』と言った媚薬を浴びせられても媚薬の効果を確かめるためのお試しかと考えちゃう鈍感かつ卑屈な魔女のすれ違いモノです。
合意ではないのでレ○プ要素アリですが割りと序盤からロザリーがやばいのこの媚薬の効果凄いめっちゃ気持ちいいと楽しみ始めるので悲壮感はありません。

基本的にロザリー視点ですがゲオルク視点やシノ視点も含みます。設定は割りとガバガバです。割りとギスギスな三角関係要素を含みます。

おまけとしてゲオルク視点の話とシノとの復縁ルートの二つがあります。

おまけ(2)のシノとの復縁ルートはロザリーが本編の途中にある『ゲオルクをどう思っているのか』というシノの問いに『ただの友人』だと答えたらどうなるかというIFルートとなります。

基本的に登場キャラクター全員性格がよろしくないので人を選ぶと思われます。ご注意ください。