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◆500ダウンロード記念ドラマ「グレンツェンとの恋」追加
◆1000ダウンロード記念ドラマ「ズィーリオスとの恋」追加
◆1500ダウンロード記念ドラマ「レーヴェとの恋」追加
偉大な勇者が建国したといわれる国、ヴェルタレス王国。
しかし現国王は勇者の血を引くとは思えないほど多情であり、気に入った女がいれば貴族だろうと平民だろうと構わずに手をだすと、裏では囁かれていた。
そんな王には、腹違いの子供たちが五人いた。
長男であり第一王位継承者のヴァイス・フォン・ヴェルタレスは「建国の勇者の再来」といわれるほどの文武両道に秀でた人物。
その眩いばかりの銀髪と美しさ、武勇は、ありとあらゆる者を魅了する。
第二王子のグレンツェンは芸術に造詣が深く、その腕前は遠く彼方から彼の絵画を求める商人が訪れるほど。
それに追随する人気の第三王子は、優れた商才を有し「石を宝石に変える」とまでいわれている。
第四王子のレーヴェは、優れた剣の使い手。不器用ながらも素直な人柄で民に愛されている。
そして末の子となるヒロインは、第一王女とされながらも、静かな離宮に隔離されるようにして過ごしていた。
王侯貴族どころか民の間でも公然の秘密となっている、その理由は――
ヒロインが「現王の実子ではないから」だった。
現王がただの平民だったヒロインの母を強引に後宮に入れた時、彼女はもう既に元婚約者の子を身ごもっていたのだ。
王家の血を継ぐ者は必ず持っているとされる王紋が、ヒロインの体にないとわかった時、王は体面上の問題でヒロインを姫としつつも、忌み嫌った。
そして周囲の者にも、ヒロインを愛することを禁じた。
それから十数年の歳月が経った現在……、
静かな離宮を頻繁に訪れるのは、絶大な人気と力を得ている第一王子のヴァイスだけになっていた。
他の兄たちも時折離宮を訪れたが、口にするのはヒロインへの侮蔑ばかり。
ヒロインはそうした状況に切なさを感じてはいたが、優しいヴァイスに支えられ、純粋で素直な姫に育っていた。
しかし隣接する二国との均衡が崩れた時、
その純粋さが、悲劇を生みだすことになる……。
<ヴァイス・フォン・ヴェルタレス> CV烏丸葉月(からすまはづき)
ヴェルタレス王国の第一王子。母親は亡き正妃。
卓越した剣術の腕を持つ戦士であり、また近年稀にみる魔術師でもある。
優しく聡明な人柄なのもあって、今では現国王をしのぐ支持を得ている。
あるきっかけからヒロインを溺愛し、国王の怒りを買うことを恐れずに、離宮に通うようになった。
<グレンツェン・フォン・ヴェルタレス> CV安堂之(あんどうゆき)
第二王子。母親は侯爵家の出身。
美と芸術をこよなく愛する。
離宮にくると、ヒロインのことを「醜い平民」と罵りながら、自分たちにふさわしくするために強引に髪を結う。
ヒロインが傷ついた顔をすると「平民が簡素なドレスを着ると、もっとみすぼらしくなる」と嫌味を言い、豪奢なドレスを押しつけて帰っていく。
<ズィーリオス・フォン・ヴェルタレス> CV九財翼(くざいつばさ)
第三王子。母親は商いで評価を得ている地方貴族の出身。
優秀だが口が悪く、過ぎるほどに自尊心が高い。
「平民には、この道ばたの石ころがお似合いだ」と言って、ヒロインに宝石を投げつけてくる。
その宝石にたまたま指輪や首飾りが混ざってしまうらしい。
<レーヴェ・フォン・ヴェルタレス> CVジャック・ライヤー
第四王子。母親は武功で有名な男爵家の出身。
第一王子ほどではないにしろ、かなり優れた剣の腕を持っているのだが、偉大な兄たちと比べられてきたため、異様に自己評価が低い。
「お、お前みたいな平民がひもじそうにしてると、王家の品格を落とすだろ」と言って、ヒロインが好きなお菓子を強引に食べさせる。ヒロインの前に立つと、嫌悪感のせいで顔が熱くなるらしく、常に怒っている。
<この物語のヒロイン(音声無し)>
ヴェルタレス王国の第一王女。……とされているが、実際には王家の血が流れていない。
ただの平民であった母は、結婚式の直前に偶然現国王に見初められ、無理やり後宮に入れられた。
母の死後、ヒロインは数少ない侍女と離宮で過ごしていたが、ある日からヴァイスが頻繁に訪れるようになった。
それ以外はほとんど人の出入りがなく、また現国王がヒロインを「恥ずべきもの」だとして嫁がせる気がなかったため、驚くほど性愛に疎い。
唯一自分に優しくしてくれるヴァイスを、誰よりも信じ、純粋に慕っている。
ジャンル / 18歳以上推奨 女性向けシチュエーションドラマ
キャスト /烏丸葉月、安堂之、九財翼、ジャック・ライヤー
企画、シナリオ / 雪華
イラスト / 心友
尺 / 273分
マイク/ 全編ダミーヘッドマイク使用
作品サイト / http://dusk-drama.net/weltalles/