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それは、なんてことない日帰り出張のはずだった。
「えっ、一部屋しかあいてない……!?」
仕事後の懇親会が長引いて、最終の新幹線に乗り遅れてしまったあなたと同僚の宇野。
あわてて駅前のビジネスホテルに駆け込んだけれど、空いていたのはダブル一部屋だけだった。
ただの同僚と同じ部屋に泊まる……?
仕方ないと割り切ってチェックインしたものの、突然のことに戸惑っているあなたに、宇野は軽い口調で「大丈夫だって、お前色気ないしその気にならないから」と言った。
あなたにとって宇野は、同僚の中でも話しやすい存在。
いつもだったらきっと、冗談めかしたリアクションもできた。
けれど少し前に付き合っていた人に同じことを──おまけに「不感症なんじゃない?」とまで言われてフラれたあなたは、ぐっと言葉につまってしまう。
『色気がない、女としての魅力がない』
そんなことを元彼だけじゃなくて、宇野にまで突きつけられた気がしたから。
ショックを受けた様子のあなたを見て、彼は心配そうな表情に変わり、事情を聞いて今度は眉をつりあげた。
「ていうか、お前の元カレ普通にひどくね? 不感症とか言うかっ!? それ、そいつがただ下手だっただけなんじゃないの!?」
その言葉の勢いに驚いている間に抱きしめられて、力強く励まされて。
心地よさに身をまかせていると不器用に頭をなでていた手が、ゆったりとあなたの背中におりてきた。そして耳元で響く彼の声が、少しずつ艶めいた響きを含んでいく。
「……なぁ、そんなに言うならさ、俺と試してみる? ……お前がほんっとに不感症なのか、調べてやるよ」
そんなことしなくていいよ。
あなたがそう言うより先に唇がふさがれて、二人の長い夜が始まった──。
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1話『今夜だけ?それとも…』@ホテルの部屋 (31:31)
(耳舐め、キスハメ、正常位、中出し)
「……なぁ、そんなに言うならさ、俺と試してみる? ……お前がほんっとに不感症なのか、調べてやるよ」
2話『ほんとはずっと……』@宇野の部屋 (36:08)
(耳舐め、手コキ、キスハメ、対面座位、ゴムあり)
「……ほんっといい顔してる。このエロい顔、元彼も見てたと思うと舌打ちしたくなるけどな。」
3話『夢じゃない』@宇野の部屋 (19:56)
(耳舐め、バック、ゴムあり)
「ていうか、すっかりできあがってるじゃん。太ももまでやらしい汁がたれてる。……焦らして悪かったな。」
4話『おやすみ』@宇野の部屋 (11:02)
(寝かしつけ、寝息)
「んー……どうした……?寝れないの?」
キャストトーク (11:26)
合計 1時間50分
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宇野 友哉(うの ともや)
入社三年目の会社の同期。三人きょうだいの長男で、面倒見のいいタイプ。
大きな目と整った顔立ちから「かっこいい」と社内では評判らしい。
性格は明るくあっけらかんとしていて、あなたにとって会社の中で一番話しやすい存在。
見た目や話し方の雰囲気からおおざっぱに見えるけれど、実は元気がない時に一番に気づいてくれる。
一緒にいて居心地のいい同僚だと思っていたけれど、今回の件であなたは知ることになる。
彼がひそかに想っている相手が自分であること、
そしてこの偶然のアクシデントが彼にとっては嬉しいものだったことを。
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