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《あらすじ》
これは、とある魔法の国の話。
あなたはこの魔法と科学が発展した、豊かな国のお姫様。
国を挙げて開かれた聖誕祭の晩、あなたは自分の父親である王様に招かれた3人の魔法使いから魔法の祝福を受けました。
一人目の魔法使いの祝福は美しい容姿。二人目の魔法使いの祝福は類い稀なる歌の才能。そして三人目の魔法使いが姫に祝福を与えようとしたとき・・・・・・その者はやってきたのです。
それは、この国一番の魔女。けれど、決して怒らせてはいけない、黒の魔女。
黒の魔女は、聖誕祭に自分が呼ばれていないことを怒り、その腹いせに姫に魔法をかけました。
それは姫がこの世のどこにいても黒の魔女に姫の居場所が分かってしまうという魔法でした。
黒の魔女は姫に魔法をかけ終わるとこう言いました。「姫の20歳の誕生日に私はまた姫の前に現れる。その時私は姫を殺すだろう」そう宣言すると、黒の魔女は城を去って行きました。
王様と王妃様は絶望しました。黒の魔女は、それはそれは強い力を持っていて、誰も黒の魔女の魔法を解くことができないからです。やっと生まれた可愛い娘を失うのかと涙を流したその時、三人目の魔法使いが姫の前に出ました。
彼には黒の魔女の魔法を解くことはできませんが、姫を黒の魔女から守る策があると王様に言ったのです。
――それは姫を魔法が効かない結界の中に隠すことでした。
黒の魔女が姫を殺そうとする前に、結界の中に姫を匿い、黒の魔女が姫を見つけられないようにすればいいのです。その間に国中の魔法使いが結託し、黒の魔女を倒せば良いと。
三人目の魔法使いの提案に王様は喜び、すぐに賛同しました。
そうして姫が19歳になったとき、姫は三人目の魔法使いと共に結界の中に身を隠すことになりました。いつか黒の魔女が倒されるまで、姫は彼と共にそこで暮らすこととなったのです。
さて、それから姫と魔法使いの生活が始まりました。結界を張ったとある郊外の家に二人きりでの生活は今までとは全く違ったもので、最初は戸惑いを隠せなかった姫でしたが、気さくな魔法使いのおかげで今では安心してその家で暮らせるようになりました。
これは、そんな二人の物語。三人目の魔法使いである俺とお姫様である君が、黒の魔女が倒され、自由の身となるまでの物語。
《登場人物》
シュウ(CV:一条ひらめ)
年齢不詳。外見は20代後半くらい。
姫に生誕祝いの祝福をした3人目の魔法使いで魔法省で働いている若きエリート。
現在は黒の魔女から狙われている姫を守るために、姫と共に魔法が効かない結界内で生活を共に送る。結界の中では魔法が効かなくなる代わりに使えなくなるため、魔法のない不便な生活を姫に強いることを申し訳なく思っている。
ヒロイン(声なし)
19歳。明日20歳の誕生日を迎える。この国のお姫様。
自分の20歳の誕生日に黒の魔女が現れることを、表には出さないが内心怖がっている。この結界内にいれば安全だというシュウたちの言葉を信じたいが、黒の魔女は最強だと言われて育ったため万が一のことが起こるのではないかと怯えている。
元々お姫様育ちで家事はからっきしだったが、シュウと暮らす内に段々上達していった。
※注意
ジャンルをよくお読みになってからご購入下さい。
・トラック
1 お伽話
2 姫と魔法使い
3 嵐の前の静けさ
4 秘密の魔法が解ける時
5 そして悪夢がやってきた
6 Happy End ~doze~
7 Bad End ~dose~
総収録時間:1時間18分
・制作情報
キャスト:一条ひらめ様
イラスト:ユトキ様
ロゴデザイン:IMOVEL様
シナリオ:神流