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「Dead‐End ~異世界転生した先は、監獄の中でした~」 へのレビュー

オススメ! 悲しい二人の悲しいお話

2023年08月11日   悠季 さん

このレビューは参考になった x 6人

突然現れた青年に駅のホームから突き飛ばされ、目を覚ましたらそこは監獄。自分は囚人であると言い渡され、突き飛ばした青年ベリルは自分の担当看守だという。さらに、主人公の前世(この異世界の姫様)で二人は愛し合っていたらしいが……?

こちらの世界に異世界転生したお姫様が異世界に呼び戻されて、前世で恋仲だった男に愛憎絡んだ感情を向けられます。

目が覚めたら複数人の男に犯された後で、訳もわからないまま、ベリルと会話する中、主人公は自分の現状を知らされます。ここは監獄。自分は囚人であると言い渡され、ベリルは自分の担当看守だという。さらに、主人公の前世(この異世界の姫様)で二人は愛し合っていたらしいが、主人公は前世の記憶など全くありません。
それに対して、ベリルをとてつもなく怒り、憎しみを主人公にぶつけます。愛しているとも言い、たまに優しくしたり。

ローターや空気を圧縮させた球体、警棒を膣にいれられたり、食ザーさせられて戻ってくるまでに食べ終えていなければまた複数人で犯すと言われたり、ここでの人権はベリルの手の中。ベリル自身にも犯されて、主人公はどんどんとベリルの手によって、淫らになっていきます。

愛玩人形と主人公の体のリンクや淫紋はファンタジーならではで、とても嬉しかったです。これでこそ、ファンタジー!
個人的には愛玩人形とのリンクがとても好みです。

お話全体としては悲しい印象を抱き、ベリルと主人公、悲しい二人だなと思いました。二人とも被害者だった。なにかが違えば、寄り添えれば、少し考えられれば、幸せな未来もあったかもしれないのに。

最初のトラックから徐々にわかってきますが、なぜベリルが主人公に愛憎絡んだ感情を向けているのか。主人公の罪である「ある男の殺人未遂」とはいったいなんなのか。ぜひ、最後まで聞いてみてください。

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