レビューを報告する

  • 1.情報入力
  • 2.報告完了

このレビューを掲載しないほうがよいとお考えの場合は、理由をご入力の上、[報告する]ボタンをクリックしてください。
この報告は、レビューの削除をお約束するものではありません。内容によっては、削除されない場合もございますのであらかじめご了承ください。

「俺達は消耗品~はじめてのカレに閉じ込められて~」 へのレビュー

オススメ! ヒロインを飛び越えて、リスナーに刺さるシナリオ

2020年12月30日   悠季 さん

このレビューは参考になった x 11人

Sacrificeさんと片桐さんの組み合わせは幾度とありましたが、今回の一之瀬くんはさらにすごいものを聴かせてくれました。

突然、ヒロインの背後に現れた一之瀬くん。
容赦なくヒロインを殴って気絶させ拘束したり、かかってきた会社からの電話に出ると勝手に退職を告げたり。そして、彼女を組み敷いて無理やり挿入したり焦らして絶頂する寸前で止めたりと「忘れたお仕置き」をしてきます。
さらには耳舐めと囁き、じわりじわりと焦らしてくる一之瀬くんにヒロインはもどかしい気持ちになるばかり。

トラック4からリスナー全員に刺さるようなことを言ってきます。壁派の私もドキッとヒヤリとしてしまうほど。思わず後ろめたくなってしまうシナリオでとても引き込まれました。
彼の今までの行動、吐露された気持ちに納得すること間違いなしです。個人的には愛しているの連呼からの「君が俺だけを愛していなくても」と言う狂気的な感情が滲み出たセリフにぞくりとしました。これ以外にも一之瀬くんの言葉でぐさりと刺さる言葉がたくさん……

SSを読むとヒロインにも事情があることがわかるのですが、両者ともにどうしようもなく悲しい話であるなぁと感じました。
私は本編→ボーナストラックの順で聴きましたが、ボーナストラック→本編という聴き方だと、一之瀬くんの気持ちがより理解できると思います。一度聴いて理解した後、また最初から聴いてみてほしい作品です。

* は必須項目です)

理由*