レビューを報告する

恋人になった攻めと受け。攻めの1ヶ月の出張開け、帰り道の待ち合わせ場面から始まります。

1ヶ月というまあまあ長い出張開け、待ち合わせして、まさに今から2人で過ごす…というところにかかってきた一本の電話。受けの滅多に会えない幼馴染からの飲みのお誘いに、約束を譲ってあげる攻め。

その後の攻めくんの相手の気持ちを慮ったり、まだ明日もあるからと自分を慰めてみたり、遅いと心配したりいじけたりという気持ちの揺れはあぁーわかるー、と共感。

でもその後に帰ってきた受けくんは予想をいい意味で裏切ってくれて、今回も読後感すっごくよく終わりました。

2人の掛け合いが硬軟あって、酔って調子に乗ったり、ふと我に帰ったり、恥ずかしがりつつ本音をぶつけてみたり、反射で行動してみたり、決まり通りストーリー通りに進んでないように感じられてぐいぐい引き込まれます。