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「ひとでなしの暴愛」 へのレビュー
2024年08月21日 暴飲暴食 さん
このレビューは参考になった x 1人
なんと総再生時間4時間50分! 根っからヤクザの物騒なサディストお兄さん「威槻くん」との出会いから相思相愛になるまでが丁寧に描かれています。威槻くんの葛藤や成長も楽しめます。好きになった人とこういった特殊性癖に興じれるのも幸せな結末を迎えられたのも威槻くんにとって…そして聞き手側である私にも幸運なことだなと…。サークル様のSNSでのポストも見ましたが、ハピエン好きとしてはこの結末に行き着いたのは本当に良かったです笑 そして声優である深川緑さんの迫力のあるドスの効いた低音ボイスがヤクザであることへの説得力に繋がっています。怒鳴り声も心臓がヒュッと縮み上がるほどです。打撲音やビンタ音などに重みがあり、威槻くんが190cm近い大柄な男であることを痛感できてすごく良いです。注意事項では「効果音等はかなり誇張したものを使用しております」と表記されていますが、効果音も作品の肝だと思います!生易しい効果音じゃない所がイイんです!節々でこだわりを感じる度に「ああ、やっぱりこのサークル、ガチだ…」と作品作りに対する姿勢と熱量が伝わりました…! 舌灰皿、マン蹴り、腹パン、ビンタ、首絞め(しかも豊富w)…ここまで振り切った作品を作ったサークル様には感謝しかない。 ヤンデレや病んでる男の音声作品にある程度触れている人間からすると、中途半端な暴力では案外身も心も屈服させられないんですよね。「あー、いま酷い事されてるのね」と傍観者のように聞いてしまう所を、この作品の“暴愛”に対しての熱量が一気に当事者側に引き込んでくるというか…笑 完膚無きまでにこちらが「支配される側」だとわからせてくれるこういった音声作品は本当に貴重です。 暴力表現のある作品に挑戦してみたい私のような初心者の方にもおすすめです。威槻くんは怖い男ですがそれと同じくらい優しくて愛情深い男なので大好きになること間違いなしです…!
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