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「乙女ゲームのモブ令嬢は今日もセックスを断れない~ギルバート編~」 へのレビュー

オススメ! お耳を通じて快楽と共に注がれる最高品質の愛情

2023年05月07日   鞠緒 さん

このレビューは参考になった x 17人

ラセルさんの異世界転生モブ令嬢シリーズ4作目は、ラ・セール王国一の戦士ギルバートさん。

戦士といっても無骨な印象はなく、気遣いの出来る頼れるお兄さんといったイメージで気さくに声をかけてくれるのが嬉しい。
そんな彼が戦闘中瘴気にあてられ、なんと利き手が動かなくなって帰って来ちゃうというとんでもない事態に…


「戦士」としてこの国を守る事に誇りを持ち己の命を懸けてきた人間として、これ以上にプライドを傷付けられる事ってないと思うんだ。
動かない腕への歯がゆさ、これからの戦士としての己の未来への不安や焦燥感。
そう言った負の部分を圧巻の演技力と表現力で演じて下さる八神さんが、もう流石としか…!
自らを嘲笑うように半ば自暴自棄になるギルバートさんの姿に、胸がぎゅっと締め付けられる思いでした。

どんなに酷い目に遭わされても諦める事なく彼に寄り添い続け、そしてそんな真摯な想いが天に届いたかのように差し込む一筋の光。
今まであたかも己のもどかしさの捌け口のように扱ってしまった分、丁寧に大切にギルバートさんが愛を伝えてくれるんだけれども、兎にも角にも耳責めへの拘りがしゅごい。
吐息混じりの囁き声だけで心臓ヒュンってなるのに、ちゅぷちゅぷぐちゅぐちゅ脳まで響き渡る舌ピストンで、奥までぐっぽりしっぽり犯しつくされちゃうんだもんな…

そんな中でも自分自身の過ちをを赦し切れず、何度も何度も謝罪の言葉を繰り返す彼が健気で愛おしくて、ぎゅーっと抱き締めてあげたくなっちゃうよね。


こんなに純粋に正統派ハピエン!と言い切れるのは、このシリーズで初めてではないかな?
あれっ、この作品でシリーズ完結だったっけ!?と一瞬確認してしまうぐらいには一話で綺麗にまとまっているので、安心して聴いていただけると思います。

行為中、当たり前のようにベルト外すお手伝い出来ちゃうのが嬉しかったのは秘密です。

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