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「塩対応上司の本気」 へのレビュー

オススメ! 塩で沸点高め上げてからの砂糖爆盛りはしぬて…

2023年06月30日   鞠緒 さん

このレビューは参考になった x 40人

心も身体もぽかぽか幸せな大晦日から半年の時を経て、帰ってきてくれた道宮さん。
おかえりなさい、お待ちしておりました。

恋人同士となった後の前作のお話を拝聴している身としましては、今回のタイトルで銘打たれている「塩対応」という文字があまり縁遠いイメージで、あの道宮おじ(48)(1歳若いよ!)が…?と首を傾げちゃったよね。
実際に聴いてみると冷たくあしらわれるというよりは、ある一定のラインから踏み込ませない為の、彼なりの自衛といった感じ。
あからさまに邪険に扱われたりはしないので、不安に思われている方はどうかご安心下さい。

年齢や立場、あらゆるものを天秤にかけて毎度謹んで差し戻されてしまう部下ちゃんからの「好きです」
それでも懲りる事も飽きる事もなく、毎日元気に再提出を試みる姿を、可愛いと思わないわけはないんだよね。
図らずとも少しずつ距離が縮まっていく中、築き上げた防波堤を自ら叩き壊し、観念して一歩を踏み出したのは彼自身でした。

その大きなきっかけとなる夢が、まぁなんと尊いこと。
trリストを見た時には、てっきり部下ちゃんの夢かと思ってたよ!?
もうこんなんさ、我々が知る未来の更にその先の予知夢でしかないですやん…
すっっっごく………幸せだった!!!(渾身の溜め)

部下ちゃんにとって彼は「見てるだけ」「伝えるだけ」でもいい、推し寄りな存在。
その見返りを求めないところに今まで安心しきって胡座をかいていたのに、いざ向き合おうとするとその現実に直面して自信をなくしたりして、男(おじ)心ってば難しい…

けれどある意味吹っ切れてしまった人間は強く、しっかりとお互いが「男」と「女」である事をチラつかせた上で掌の上で転がしてくれちゃうんだよなぁ。

道宮京(49)に続き、(48)の彼も決して伊達ではなかったのだと痛感させられた今回の続編でした。
いつかあの夢の中のような未来の二人にも会う事が叶えばな…と、切に願います!

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