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聴く前、聴き始め、作中半ば、そして聴き終わった後。

聴いていく中で、こんなにもイメージがコロコロと変わっていく作品も、なかなか珍しいのではないのかなぁ。


「4スート」と呼ばれる4人で構成された幹部が存在する、秘密カジノOne Deck。

その幹部のリーダーである「スペード」の久我さんに説明を受け煽られるがまま、知らずの内に相続権を与えらていたカジノオーナーの座に就く事となります。

先代オーナーである亡き祖父と比べられ容赦なくダメ出ししながらも、オーナー補佐として120%の力でサポートに当たってくれる久我さん。
この仕事どころか人間まで出来上がっちゃってる齢22歳の天才ディーラー様が、外見も内面も声もイケメンすぎてだな。
飴と鞭を兼ね備えたソーシャルワーカー要員としても非常に優秀で、まだまだ自覚の足りないこちらへのお仕置きも辞さないスタイル誠に感謝です。

ツンデレな俺様なのかな?と思いきや、努力した分はきちんと評価してくれるし、自分の気持ちも包み隠さず伝えてくれる真摯さと誠実さも持ち合わせているのがもうね…非の打ち所なさすぎやしませんか?
そしてとろっとろに甘やかされてしまったと思ったら、しっかりとタイトルに偽りなきドSモードも待ち受けておりますので、最後の最後までご油断なきようお願いします。

焦らしに焦らされ理性を溶かし尽くされた挙げ句、はしたなく彼を求めて縋ってしまう心と身体。
普段は気丈に振る舞いながら対等であろうとする自分に、快楽の上では決して久我さんに勝つことは出来ないのだと教え込まれていくのが、M心にｷﾞｭｷﾞｭﾝと響きました。

胸責め特化している傾向にあるので、お胸を責められるのがお好きな方には是が非でもオススメさせていただきたく…!


まさにタイトル通りに純愛とドSが折り重なり、劇的なマリアージュを遂げた至高のストーリー。

今後どう展開していくのかが、とても楽しみな作品です!!