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今回のTHE猥談は、若い男女の間で不意打ちに生まれた性の昂りに煽られ流される性の冒険です。
作家様は、女子向けの幅広いジャンルで多数の作品を発表されているベテラン。
無駄の無い、細やかな表現力が魅力的です。

大学の初講義で見かけた美貌の彼。今まで知らなかった綺麗な存在に、彼女は眼が離せません。
「広い背中」「細やかに動く綺麗な指先」「すっと通った鼻筋と薄付きの唇」
ヒロインの視線を、コマとモノローグが追ってゆくような演出。
そして偶然に重なる偶然で、同郷で同じマンションの隣人と判明する二人。
スピード感のある、微笑ましい導入です。

見知ってみれば、寂しがり屋で生活力低めな彼。男子としてはちょっと頼りなさげですが、気の置けない友達です。懐かれて、一緒に遊んで、ヒロインも楽しくはあるのですが、 彼女の部屋にちょくちょく居着いてすっかり馴染んでいる近過ぎる距離感に、意識するというか、何やらもやもやするものが…

そして、近い身体の距離が引き起こす、偶然の事故(サンプル4)。
きっかけを得て、若い男女の間に生まれた、本能的な性の欲望。二人はその熱に煽られるがまま、お互いを代わりばんこにまさぐり始めるのでした。

ちなみに両者とも、処女と童貞なんですけどね。
いや、だからかw

勃起を揉まれさすられて、上気した切なげな表情を曝す彼。BL作家特有の、男子の可愛げを捉えた画です。
男の子の反応に、彼女もまた昂りに呑まれて…

彼女もまた、攻守交代の愛撫に敏感な反応を返してしまいます。それがまた男子の雄みを呼び起こし…
お互いが煽り煽られ昂奮と快美を高め合い、どんどんエスカレートして行く二人の行為。

柔らかく優しい輪郭の女体、上気した顔を寄せ合って舌を絡め合う二人の熱気を捉えた画。丁寧な長～いクンニに降りてこられず叫び跳ねる肢体、深い突きに崩れ喘ぐ表情、濃密なエロスです。

相性の良い二人が極みまで高めあう最高の一夜。よいえっちでした☆