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地元を出ていた幼馴染の矢野拡くんから電話が来るところでお話がスタートします。
ヒロインちゃんと拡くんは兄妹のように育った仲良しな幼馴染なようです。
久しぶりに地元に戻ってくるとのことで、一緒にお部屋探しをしてほしい、とのお誘いがあり、久々に再会することになります。
実家が近く、親同士の仲が良いとのことで、お互いの近況も筒抜けらしく、ヒロインちゃんが結婚を視野に入れていた彼氏とお別れしたばかりということも知っているそうです。
環境変えて気分変えよ!とヒロインちゃんにもひとり暮らしをすすめてくるのが優しい感じで良い関係を築けていたのだろうなと言うのが伝わってきます。
今回拡くんが気になったお部屋はほとんどファミリー向けの物件だったようで、さみしいなら彼女を、とヒロインちゃんに言われるとそれお前が言う?と言ってくるのがしんどかったです。
やけ酒をするヒロインちゃんを心配してくれたり、俺が送る、全部愚痴吐いてスッキリしてけ、と優しくしてくれます。
拡くんもヒロインちゃんも、馬鹿みたいに一途だよな、と小声でこぼすのがしんどかったです。
お手洗いで席を立つヒロインちゃんのスマホへとある通知が来たことで拡くんの感情が爆発してしまうのですが、ここのお芝居が最高でした。

このあとはもう、かなり強引に、必死にヒロインちゃん自身とヒロインちゃんからの愛情を求められます。
とにかくヒロインちゃんだけがほしい、ということが台詞やお芝居から伝わってくるのが最高でした。
拡くんのヒロインちゃんへの執着の強さとどでかい愛情を受け止めてあげてほしいです。
シナリオのワードチョイスが全体的に最高で大好きでした。
強引に囲い込まれたい方はぜひ!

トラック名とSEも最高でした。
キャストさんのお芝居が素晴らしく、拡くんの切なさと必死感がとても伝わってきました。

素敵な作品をありがとうございました!
これからも応援しています。