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正直に言うとゲームとしては微妙と言える。
シンボルエンカウントで一日の行動力に限りがあるため稼ぎの良い敵のところまで全力で敵を避け向かうしかない。この流れ作業がそこそこめんどくさい。
戦闘も超単純で考える事もほとんどないからゲームについてはNTRを楽しむためのスパイス位で考えるべき。
ただこのスパイスとして見た時それなりに良い仕事をしている。
悲劇は主人公が喧嘩を買ってしまい負けることで始まるのだけども、そこで主人公は弱い存在としてしっかり描かれている。そんな主人公は借金返済のためにダンジョンに潜るにつれシステム的にレベルが上がり強くなっていくのだがこれがすごいよね、NTRもので主人公は弱くだから奪われるっていう構図を破壊できるとプレイヤーに感じさせておきながらなんと主人公はレベル20まで上がったとたん全く上がらなくなるんだ。強いと評される仲間は50レベルと60レベル。60レベルの味方と模擬戦闘でそれなりに戦えるライバルには決して届かないと突きつけられることになる。こうしてとことん主人公をみじめにする作品でNTRものとしてはかなり好きになれた。

Hシーンは幼馴染9割妹1割。音声は喘ぎ声等はあるがセリフは無し。
ヒロインは堕ちやすくエロステから変化を楽しめる。妹は最終日までにクリアしなかった場合のEDのみNTRでその代わりそれなりに描かれている。
ASMRも妹でバランスはとれている。まぁ正直な話目の前でNTRてるのを音声にしてほしかったなぁ、ていう感想。