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「宵闇淫烙」 へのレビュー
2024年04月15日 ひなこっこ さん
このレビューは参考になった x 2人
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何て非道い男。 そこに愛があるならまだ許せた。 なのに男が求めてくるのは心ではなく身体だけ。 あるいは刹那的に快楽を貪り合う時間のみ。 妻にしてやってもいい、あいつにくれてやるのは惜しい、などと恋情ゆえの独占欲なのかと錯覚するような甘い言葉も口にはするけれど、たとえ妻になったとしても、きっと男が本当の意味で私のものになることはないのでしょう。 頭ではちゃんとそう分かっているんですよ…。 何て非道い男、最低な男と思っているのに体(耳)が勝手に喜んでしまう。 その先に待つのが破滅だと分かっていても、惹かれてしまう自分をどうしても止められない…。 そんな感情をめちゃくちゃリアルに体験することができました。 何せ声の説得力がものすごいんです…!!!! 他の方も書いておられますが、男の色気が凄まじい。やばいを通り越してもはやえぐいレベル。 元々のお声が色っぽいのにくわえて、まるで歌っているかのような独特の節のついた台詞回しが、退廃的で刹那的な享楽主義者という男の設定そのもので、声だけでそれを分からせてしまう椎名さんのお芝居の凄さに舌を巻きました…。 悪魔的な色気を放つ、まさに魔性の男。 命令口調で奉仕させられるのも、無理やり犯されるのも特に性癖ではない私ですら、この声にかかればめちゃくちゃ昂ってしまったので、お好きな方やM女の自覚がある方でしたら、一体どうなってしまうのでしょうね…? サークル夜市様、素敵な作品をありがとうございました!
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