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ずっと片思いしていた相手に振り向いてもらえず、ついに暴走してしまった幼馴染くんの話です。

プレイ内容はもうずっと無理やりという形です。ヒロインちゃんはずっといやいやしています。拡くんは長年の想いの積み重ねが爆発してしまい、最終手段としてヒロインちゃんの体から堕とすことを始めます。

最終的なエンドは詳しくは言いませんが、バッドエンドかなと思います。(ヒロイン的には)拡くん的にはハッピーエンドかもしれませんが、本当にこうなるしかなかったのかな…と、つい心残り的なものがこみ上げてきました。(でもこういうバッドエンド的な作品は大好きです。ストーリーへの考察が捗るったら…。)

この拡くんは本当に健気です。昔一度ヒロインに振られた時も、ヒロインではなく自身を責め、彼女に振り向いてもらうために努力をします。それでもヒロインはこっちを見てくれないし、何なら元カレに未練を持っているという始末…。彼女のことを本当に長い間愛しているのは幼馴染くんだけだと思いますし、両想いになれたなら幸せな生活が待っているだろうなと思いました。
拡くんはもうヒロインちゃんとしか結婚する気がないみたいですし、ヒロインちゃんが最終的に堕ちてしまって、嬉しそうにする拡くんが見てみたいなというメリーバッドエンド的なオチを求める願望さえ抱いてしまいました。(というか最初はヒロイン堕ちエンドかと思っていました…(涙) それほど、拡くんの気持ちが、快楽堕ちという形でも叶ってほしいと思ってしまいます。

アフターストーリーの中で、私的にあまりなじみのない「排卵プレイ」があったのですが、珍しいながらも楽しむことができました。新たな扉も開けそうです。(ヒロインちゃんは心情的にはきっと苦しかっただろうけど…)

何らかの形で二人の心が通じ合ってほしいなと思える作品でした。拡くんの想い、届け……。