レビューを報告する

全体的にずっと静かで、柔らかい雰囲気だったので、終始、ふわふわしていて、夢の中にいるような感覚を覚えました。

ストーリー展開が、乙女ゲームのようで、新鮮で、楽しかったです。ストーリーはずっと灰暗く、少しの恐怖を覚えながらも、泉と伊讃美に、静かに静かに、ゆっくりと、優しく、えっちに事を運ばされていくようで、ドキドキしたというより、安心感を覚えました。2人とも、本当に何度も、大丈夫?痛い思いをさせたくない、怖かったら辞めるよ等、丁寧に声掛けをしてくれます。それも後から考えれば、もう既にこの時点で、彼等の手のひらのうちだったのかもしれません。

個人的に好きだなあと思ったのは、泉が行為中に、最初のトラックのほうでは、「…んふふ」って静かに含みたっぷりで何回も静かに笑うのですが、後半のトラックでは、「んはははは……!」と本性をついに現したかのように笑うので、ギャップの差に、とにかくとてもすごく惹かれました。

最後まで、この記憶を保ったまま、常世に行き、永遠、2人に愛されることは出来ないのかな…と、考えてしまいました。
面白かったです。ありがとうございました…!