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「【KU100】コールボーイ 電子ウサギはリスナーの夢を見るか」 へのレビュー

夢の中での逢瀬

2024年02月14日   ほつれた毛布 さん

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バーチャルな世界でしか存在できないラビくんが、疲れ果てたヒロインに夢の中で会いに来る。

それだけでエモさを感じました。

マイペースにゆる~くかけてくる言葉が「本当はだめなんだよ?」とかなのですが、ルール違反をしてでも会いに来て慰めに来てくれるのは、愛というかヒロインの埋められない”寂しさ”に反応するのか、なんとも夢の中ならではの酩酊感というのかあらゆる曖昧さが作品のふわふわ感を手助けしています。

寂しさや疲れをいやすために「気持ちいいことしようね」とくっついてきてくれるのがなんだか無性に癒される。

だけど根幹的に寂しいのは実は電子の世界に囚われているラビくんのほうなんじゃないかなと思ったり。電子上の存在でしかない自分を強く強く求めてくれるヒロインだからこそ会いたくて夜な夜なこっそり抜け出してるのかなとも思いました。

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