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キャラクター紹介に記載されていますが、寿々瑪さんはとても優しく、自分よりも相手を優先させる方なので、自分の欲求は二の次です。
そんな方が特定の条件のもとで、自身の欲求を最優先にする場面を描いたのがこちらの作品。

イチャイチャの甘いものを欲している方にはまったく向いていません。ヒロインさんの意識があるシーンはほんの僅かです。作中のほとんどが寿々瑪さんによる一方通行の催眠えっちです。
先述した通り寿々瑪さんは優しい方なので、多少の罪悪感を持ちながらも、思いがけないチャンスを得たと、ヒロインさんの身体を好き勝手します。催眠調教と言っていいでしょう。

この時の寿々瑪さんは自身の欲求の思うがままなので、普段は我慢している事を積極的に行なっています。
これにより本当はもっとこうしたかったと言うのが判明していくわけですが、けっこう我慢していたことが窺えます。
自身が気持ちよくなる事を我慢していたと言うよりも、ヒロインさんをもっともっと気持ちよくさせたいのを我慢していた、と言う印象です。
ヒロインさんを労り、思い通りに責め立たせる事が出来なかった不満の表れで、普段はあまり長く触れさせてもらえなかったところを中心に責め立てています。

ほかの催眠姦作品と少し違うところは、積極的にキスをしているじゃないかなと思います。
どうしてもキスは起こしてしまう恐れが高いとして避けられる行為ですが、こちらの作品は超強力睡眠薬を導入していてヒロインさんが起きないことが確定していることと、寿々瑪さんはヒロインさんの事が大好きで、キスをしたがるということもあり、キスが多めなのかなと私は感じました。
どことなく執着の感じるような、じっくりとしたキスです。えっちだ。

寿々瑪さんがやっている行為は合意のうえでやっているものではありませんが、最初から最後まで寿々瑪さんからヒロインさんへの優しさと愛情を感じることのできる作品です。