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自身が持つ重い愛情を自覚していて、
相手に重たいと思われたくないから少し臆病になっている
ふたりが気持ちを確かめ合うお話。

司早くんはちょっと不器用で心配性、
ズルくて意地悪な側面もある青年。
妹がいるお兄ちゃんだそうで、面倒見がよいの納得。


作中は女性優位に感じる描写があります。
ただ愛されるだけではなく、
愛したいから積極的になるといった感じの女性優位。
ヒロインちゃんは行動的で、自らちゅーしますし、
えちも誘いますし、司早くんにお薬を飲ませます。
なので少しでも女性側がリードしているものが
苦手な方は気をつけてほしい。

個人的には両者がどれだけ深く想いあっているのか確認し、
抑圧していたものから解放される切っ掛けになるので、
ヒロインちゃんの積極的な行動は必要だったと思います。
お薬を用意したヒロインちゃんに健気さを感じるとともに、
良くやったと拍手をおくりたい。

媚薬効果でとても気持ちよくなっている司早くんが、
声を出すのを抑えているシーンがあるのですが、
我慢しているっていうのがありありと感じ取れる。
そんな小さな抵抗しても意味ないのにかわいいねって感じで
ヒロインちゃんがけっこう意地悪。
お薬抜けた後の司早くんはヒロインちゃんを上回る意地悪さ
何せ自身がお薬経験済みなので、
どう立ち回ればより堕ちるか分かっていている分あくどい。

たくさんちゅーしているのポイント高い。
ヒロインちゃんが積極的な子というのもあって、
バリエーション豊富なちゅーを楽しめるのも聴きどころ。
あまい。溺れそう。

最後はしっかりと重たい気持ちを吐露しつつ、
完落ちさせる気満々の司早くん。
司早くんは相手に自らの意思で自分を選んで欲しいという
気持ちも持っているので、今後のヒロインちゃんは
甘くて重たい愛情にデロデロにされる未来が見える。


タイトル通り想像以上に相思相愛で、
ずっとそばにいてくれる司早くんとの素敵なお話でした。