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人には色々な一面があるけど。
家庭で家族に見せる顔、職場での顔、友人との顔、
そして、薄暗い路地裏のような、普段表に出てこない顔…

同じ職場に、エッチな画像や動画を出しちゃう裏垢男子が居たら…しかも隣の席で大人しく真面目に仕事する彼が、そんな卑猥な一面を持っていたら…
この作品を聞いてから、我が職場(ちょっとお硬い職種)にも、気づいていない裏垢男子がいるのかも…なんて考えてしまう…

お話の中で、ヒロインに裏垢男子だとバレた主人公は、居酒屋のトイレでヒロインを犯す。普段はネットで一度きりの関係、ぶっちゃけやり捨てしてるような雰囲気。
ヒロインもトイレで気絶してしまう。あぁ、なんか救われないお話なのかな。彼が立ち去った後に気がつき、傷つく姿しか想像できない…
と思いきや…
きちんとお持ち帰りwホテルへ直行。
あれ、どうした?何があった?

ホテルでの会話と行為で(詳しくは作品聞いて)、
どうやら彼はヒロインが大切っぽい。
あれだけ卑猥な言葉で攻め、犯しきったくせに…
最後の最後に、闇に病んだ…重たい台詞。

普段なら、こういった痛々しいお話は苦手だけれど、
ジョルジ熊狼さんが大好きで購入。
最後の台詞で救われたような…でもその後に待ち受けるのは幸福なのか…自身の身に置き換えて考えるのは難しいけれど、
ヒロインの幸せを願ってしまう。
そして、主人公はもちろん満たされていくのだろうけど…
どうか2人が幸せでありますように、そんな事を考えてしまった。

ジョルジ熊狼さんのお声、とっても大好きです。
低くて柔らかい、だけど低くなるほどざらっとした部分があって、そこがすっごく官能的で。
最初は優しい雰囲気だったのが、がらっと豹変するところ。
ざらつきMAXの声、怖かった。
こんなにも暴力的になるのかと、感動。
新たなジョルジ熊狼さんを知れたような気がする。

次作も楽しみにしています。