ぴさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 35位 | (役に立った数:1,853件) |
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投稿数ランキング | 79位 | (総レビュー数:258件) |
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オトナ彼氏だけあって、すごく優しいです。
ここから本当に逆転するの!?という逆転フラグを感じさせない甘々な冒頭。
攻めるところは意地悪に攻めてくれるSっぷり、きっと女性はみんな大好き。
のんびり喋ってくれるところも良いですね。
トラック2でお疲れで帰ってきた文也くん。ごはん前にそっと仮眠をとらせる…というシーンがあるのですが、ここの描写がすごく丁寧!
ふたりの平和な日常シーンに癒やされます。これを60分続けてほしいまである。そんな大好きなシーンです。
というのも束の間、全く起きる気配のない彼。ここからはじまる逆転パート。
最初はちょっといたずらしよう、くらいの気持ちだったと思うのですが、徐々にエスカレートしていって…?
二回戦さんがキャストトークでこの作品のこだわりを熱弁されていたのですが「えっ気がつかなかった!(良い意味で)」となることばかりでした。
喘ぎ声ひとつひとつに一球入魂。予想外に彼女に攻められてしまった文也くんの一番の理解者です。
最後のシャワーシーンもすごく可愛くて、良い終わり方でした。
視聴後のおなかいっぱい・満足度、高めです!
実はMでした!ではなく、Mな一面もありました!という描かれ方なので、基本的には攻めてほしいお嬢様も大丈夫です。愛あるスキンシップの一環だと思って楽しむことをオススメします。
彼女ちゃんを大好きで大好きで仕方がないあまり、己の矜持は崩壊し、語彙力はゼロになり、えーと、ちゅき!しか言えなくなるダーリンたちのお話、ちゅきちゅきダーリン。
第四段は元ヤンでバイク店の2代目である男らしい龍之介くんのお話です。
今作は「徐々にギャップが出てくるダーリン」ではなく、出だしからちゅきちゅきアクセルをマントルまで踏み抜くダーリン。
冒頭、彼女ちゃんのご機嫌をとるためにケーキとお花を買って帰ってくるのですが、この愛おしさはまるで野良犬に餌をやる不良を見ているそれ。かわいいね。
昔は地元で幅を利かせていた(?)とのことなので、お店の人たちに温かい目で見守られていそう。
基本的には男らしいので、カッコいいダーリンをご所望のお嬢様もぜひ。
「もう知らん!犯す!」ってベッドに投げ飛ばすものの、大好きと可愛いが抑えきれず「こ、これはレイプなんだからな!」と頑張っている姿が可愛いので安心ですよ。
一週間のセックスレスの原因も最後に明かされるのですが、これがまた(笑)(笑)
作品ページの最下部「関連タグ」の体をなした迷ゼリフ集ですが、「まんこに小回りきかせろ」て。でも聞いている最中は笑うどころか「なんて必死でかわいいダーリン!」になっちゃうので不思議です。
ギャグ作品かと思いきやすごく元気になれる作品なので、頭からっぽにして聞くことをオススメします!!
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完璧な続編でした…!!
前作に詰め込みきれなかった部分…右京先生が付き合ってからもなお不安で寂しがりという部分や、Dom/Subユニバースにおける一歩踏み込んだ設定だとか…そのへんにしっかり触れていきつつも、前作から引き続きな部分…「第二次性関係なくあなたが好きです!」という大事な部分や、一緒に朝ごはんを食べるシーンも健在で、すごく丁寧に大事に作られているなと感じました。
そら尺も2時間半になるよね。
ここは泣く所!なんてものは無いはずなんですが、ただただこの幸せなふたりを想像して涙がボロボロ出てきちゃいました。
今作では研修医としてやってきた赤坂さんにより「グレア」が引き起こされるわけですが、普段穏やかな人が激昂するシーンなんて絶対聞きたいじゃないですか!!
…なんてガッツポーズをして楽しみにしていたのですが、実際のところめちゃくちゃ怖かった。ピリピリするSE、三橋さんの静かに怒る威圧的な演技。否が応でもこちらの心拍数があがります。
絶対にヒロインちゃんを甘やかすマンな右京先生が、ヒロインちゃんを気遣うこともできずに追い込んでしまう…
そんなままならなさが第二次性という抗えない呪いであり、一般社会の設定では表現しきれないイベントが起きる「Dom/Subユニバース」という設定の面白さだと思います。
制作側のSNSまでは見ていない視聴者の方もいらっしゃると思いますが、Honey Baby様のTwitterアカウントでは「こんなときに右京先生はどうする?」なんて小話もよくあげられているので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
完璧な続編でした(二回目)
個人的には、何かしながらのながら聞きではなく、分割してでもいいから大事に大事に聞いて欲しいなと思います。
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ネタバレの無い範囲でどういうエンディングかについて言及すると、サークルさんのコンセプトをご確認ください。としか言えないのですが、結構重たいです。でも愛の話です。
単なる兄妹ではなく一卵性双生児、というところがよりインセストタブーめいている本作。
一貫してお兄ちゃんの根底にあるのは「元はひとつだったんだから当たり前のこと」という強い強い愛。タイトルそのものですね。
シナリオの随所に「双子設定だからこそ」という要素が含まれていて、妹が大好きなお兄ちゃん!という兄妹ものとは一線を画すお話になっています。
おへそのことそんなふうに考えたことなかったよぉ…
お互いに行く気のなかった合コンで不運にも鉢合わせてしまったり、ラブホの近くで不運にも見つかってしまったり…
そんなときにお兄ちゃんはすごく怒るのですが「お前はなんということをしているんだ」という怒りではなく「お前は俺のものだし、俺もお前のものだから」という溺愛ありき。
話を聞かないヤンデレ、ではなく、ちゃんと話を聞いてくれる溺愛お兄ちゃんなので、怖い!逃げ出したい!と思うシーンはありませんでした。
本編ラストのある意味でのあっさり加減。お兄ちゃんの並々ならぬ愛と覚悟を感じます。
最後の最後まで「お兄ちゃんが好き」と思わせてくれてありがとうございました。
この重たい話の中で、唯一の救いであると思います。
にしても、こういう役って本当に九財さんとマッチしますよね。
実家に帰ってきた感じがします!!!特典トラック大好きです。
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三橋さんの瀧野瀬くんへの理解の深さになるほど!となりました。
瀧野瀬氏はタイトルにもあるように社会性ナシの根暗オタクなのですが、一方で顔面優勝圧倒的人生勝ち組マンというスペックの高さも自覚してるんですよね(笑)
これがすごく厄介で、だからこそ(こんなにスペックが高いのに…)と拗らせて、自己肯定感もどんどん低くなる。
キャストトークでそのあたりの面倒くさい構造についてお話されていて納得しました。
このお話の聞き所というと、瀧野瀬氏のコミカルなオタクっぽさ。いや、コミカルだと思っているのはこっちだけなのですが…
「あ、オタク用語ってリアルに発音するとこうなるんだ…」と口ポカンでした。ガチです。そこが小気味良い。三橋さんすごいですね!?
彼の中だけで考えがぐるぐる循環しているのか、監禁はするわ、人の話は聞かないわ。でもひとつ譲れないのはヒロインちゃんに対する、ときに涙も出るような、大きな愛。
やっていることは無茶苦茶なのですが、どこか誠実さがある姿、好きになっちゃうよね…
告白の言葉である「僕の……になってください」が面白おかしくて素敵です。このオタクくんってば!!
シナリオもですし、SNSでの作品のバックグラウンドに関するツイートもですし、作品自体の作り込みが緻密で、色々な角度から楽しめる作品になっております。
300DL達成特典のキャラクター設定資料集が涙でるくらいめちゃくちゃ面白いので絶対に読んでください!!!!
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存在は知りつつも…常に視界にチラチラと入りつつも…好きな声だから回収しなきゃと思いながらも…ずっと買うのを躊躇してた作品です。
理由として
・痴漢もの
・愛なし
・ストーリーなし
あたりが挙げられるのですが、杞憂な心配だったかもしれません。
というのも正にタイトルの通りで「これは夢だから」に収束します。
リアルな嫌悪感を軽く凌駕してくるといいますか、すごくファンタジー。ファンタジー痴漢(?)
作中に登場するAとBも現実感がなくて、恣意性が感じられなくて、ある意味で人っぽくない。ファンタジーおばけ(??)です。
他の乗車客も夢の存在、いわばありえない存在(全員彼らAとBサイドの人間)宣言がされていたので、気にならなかったのもしれません。
「僕たち、オレら全員が満足するまでは」がとありますが、ただ視られているだけなので、全員にまわされるとかではないです。ただそこにいるだけ。
この作品にはエモーショナルなセリフは存在せず、すぐ側の男たちの息遣いと囁きしかありません。
でもそれがいっそ心地よく、この「ありえない体験」に再度身を投じたくて、すぐにリピートしてしまいました。
作品紹介にある「誰にも言えない恥ずかしい妄想」とやらは「ありえないだろ!」って思っていましたが、そのままの形ではないにしろ、何かしらの形でそっと己の中にあるかもしれません。
それを引きずり出された、そんな作品でした。普段身を覆っている社会性なぞ駅のゴミ箱に捨て去って楽しく聞くことをおすすめします。
…ということで5巻にあたる「外伝 Alter」も買ってしまったのですが「また来たんだ」的なことを言われて「ハイ…そうです…」となりました。
そんな最高のシーンから始まります。
「付き合って約半年」と「幼馴染」というふたつの関係。
恋人として一緒に過ごした日はまだ短いけれど、小さい頃からよく知っている…そんなふたりがただただ平和な日常を過ごすオムニバス形式のお話です。
天文サークル所属ということで(だから瑛太くんがパケイラで某雑誌…によく似た雑誌を持っているわけですね)ふたりで星を眺めるシーンも。
きっと子どもの頃にも同じように眺めていたことがあって、でも今は恋人という関係へ変化しているの…エモですね。こういう関係性憧れますよね…
そして両親たちが旅行に言った日、瑛太くんの家で一緒にゲームをしてはしゃぐふたり。
こちらも、ふたりは子どもの頃からこうだったんだろうなぁ…と見えてくる微笑ましいシーンで大好きです。
ゲームのSEがやたらリアル(笑)
とっても平和で優しいお話でした!
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前提として、ヒロインは亜月さんのことが気になっています。だからほぼ毎日彼のお店に顔を出して彼と会話をしています。
なので、亜月さんも彼女のことを好きで - - HAPPY END - - なのですが…
ただ、それを上回るほどに愛が重い亜月さん。
彼のセリフには「ん?」とか「なんて?」とかチラホラ不穏な違和感があるのですが、一切回収されないままお話が進むのがいっそ気持ちよかったです。
愛しているからしょうがないね。
パケイラはちょっと怖いですが、同梱されているキャラ設定の亜月さんは優しそうでかっこいんですよ。
さぞモテるんだろうなーという印象です。
作品紹介の「こんな方にオススメ」に2つくらいチェックが入った方はぜひ聞いてみてください。
なお、食ザーに関しては本編では(では)直接的な表現はなく仄めかす程度なので、そこまで気になりませんでした。
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2023年07月23日
シリーズ作品ですが、続き物というよりはパラレルな話(乙女ゲーム世界ゆえ)なので、あらすじさえ抑えておけば単品でも聞けます。
正ヒロインと間違えてヒロインをさらったヤン様。
最初は「間違えたわ!まぁいいか!せっかくだし!」というような感じなのですが、最終的には彼女のためになんでもするデレデレの溺愛に。
音声だけ聞くと何が起きているか分からないので、トラック紹介を確認することをオススメします。
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パケイラはばきばきにマッチョなんですけど、こう、ドーベルマン的な犬ではなくて、ラブラドールという感じです。
聞いていて恥ずかしくなるくらいのピュアなお話、ピュアな逞翔くん。
「そこちゅーするところでは!?」ハグで済ます男。
付き合いたてでお互いのことをまだよく知らない、今から知っていこう…そんな過程がすごく丁寧に描かれています。
世にありふれた…といったら失礼ですが、告白!好き!セックス!といった怒涛の展開にならず、こちらが恥ずかしいくらいにモダモダと牛歩で進みます。
というのも、あらすじにもありますが、逞翔くんは彼女に一度断られてるんですよね。
急いては事を仕損じることを理解し「待て」を頑張る逞翔くん…とても可愛いです。
舐め多めって個人的にちょっと苦手なのですが、タイトルや紹介文にあるほど強調はされていなかったので良かったです。
でも彼的には舐めたいらしいです、わんこだもんね(笑)