ぴさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 35位 | (役に立った数:1,853件) |
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投稿数ランキング | 79位 | (総レビュー数:258件) |
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九財さんの声が出る獣人は初めてですね…!貴重です。保護しましょう。
そして男性受けタグがつくのも初めて、ということで、珍しい作品になっているのではないでしょうか。
最初は狼の獣人・真くんが彼女にSNSリテラシーを説くプレイシーンから始まるのですが、トラック3にて立場が逆転。
ご主人様とペットでいいよ、と受け入れているところや、しっぽをブラッシングされて(他もされることになるのですが)嬉しそうな姿が可愛いです。
獣人って毛繕いどうしてるの?なんて話も出たりするのですが、そういったちょっとリアルな設定、良いですよね。このお話の世界がより近いものに感じます。
…と言うほんわかシーンも束の間。嫌がる犬猫を取り押さえて「よーしよしよしよし」と愛でるかのような、女性優位なシーン。
病院に連れてこられて身体を触られているペットってこんな感じではないでしょうか…。
そこそこハードなことをしているのですが、どこか微笑ましい空気が流れているので、こういったプレイを苦手な方も受け入れやすいのではないかなと思います!!
どちらかが精神的に優位になるわけではないので。
人の温かみと持ちつつも、狼らしくグルグルいったり、齧り付いたり、コブがついた何某は持っていたりする真くん。マイルドさとハードさの組み合わせ加減が素晴らしいです。
会話やシーン切り替えのテンポがよく、あっという間の楽しい90分でした。
同棲しよっか、で終わる最後も素敵です。
大変微笑ましい作品でした!
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本当に飼ってくれます。囲うのでもなく、一緒に住むのでもなく、飼ってくれます。
それも世間の彼たちがしがちな監禁でもなく、捨て猫を拾ってきて大切に保護するような飼い方です。
お兄さんは有名マッサージ師とのことですが、ヒロインちゃんを怒った上司をクビにできる謎の力があったりして、いまいち素性がしれない。
でも「可愛い可愛い」「よしよしよし」と大事にしてくれることは分かります。
うん、それでもういいじゃない。
作中で仄めかされているお兄さんの謎の至極グレーな力はどこまでガチなのか分かりませんが、そんな有耶無耶に何も考えず飲み込まれたいお嬢様にお勧めです。
おまけトラックでは、ヒロインちゃんが(えっちな意味で)デレデレに懐いている様子が伺えます。可愛いですね。
えっちなお兄さんにはえっちなヒロインちゃんが寄り添うべきだと思います。
ありがとうございました。
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すごく不思議な作品でした。
ダイナミックなストーリーがあるわけではなく、ただただサイコパスに捕らわれ、救いもなく陵辱されるだけの話なのですが、市川聖(みずき)には人を魅了してしまう何かがあります。
きっとそれは最初から最後まで「先生」「先生?」人懐っこく一途に話しかけてくるシナリオだったり、三橋さんの緩急ついた口調だったりするわけで、作品を聞き終わった後もずっと聖くんのことを考えてしまい、私はなんでこんなに引きずられているんだ…などと頭を抱えました。
きっと彼の手にかかった被害者の女性もそう思っていたのでしょう。
サイコパスのリアリティが高いです。
SEにもこだわっているそうで、凄まじい臨場感。作品説明にある「体感型」という表現にも頷けます。
暗闇の中で聴くとより心地よい恐怖感が増すと思います。
私事ではありますが、この作品を聞くに至った話から始めたいと思います。
某月某日、某オフラインイベントで、禁断りんごさんがご自身のスペースにてこの作品のDLコードを販売されていました。
これだけ人気なシリーズにも関わらず、シリアスなのか、純ラブストーリーなのか、ギャグなのか、作品紹介や感想が錯綜していることもあり(今なら分かりますが)ずっと手を出していませんでした。なんで曲まで出てるの!?
で、その場の雑談の中で「モブレくんシリーズは聞いたことない」と口に出したのですが「聞いて」「聞いたほうがいい」「そこでDLコードを買ってきたらいい」という流れになり、数人に囲まれてスペースに連れて行かれたのです。
なんだその圧。そこまでさせる何かがこの作品にはあるのか。と、作品の内容の想像がつかないままにDLコードを購入して帰ることになります。
そして聞いて分かります。なるほど、と。そら情報も感想も錯綜するわ。と。
剣木部長?モブレくん?そういうことだったのかと。
すぐに続編を買いに走ります。
というわけで、禁断りんご色が激烈に出ている作品でした。大虹蓮水さん、天才。
この設定を思いつく人って世界にいないと思います。
こういう支離滅裂なレビューのおかげで???となる方が増えそうで大変申し訳ない気持ちになるのですが、とりあえず聞いてみてください。
ありがとうございました。
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シリーズ最後は黒服のボスである白蛇・マレフィスのお話。
タイトルに「溺愛」とある通り、(バッドエンド以外は)でろっでろに甘い溺愛なお話です。
お聞きの作品はNemophila’s CoffinのMaison de Demiシリーズでお間違いありません。
でっかい人外、しかも神様に優しく溺愛されて、かつその人外はヒロインちゃんに夢中…!という、こんな幸せな設定あっていいんでしょうか。ありがとうございます。
今すぐにでも仕事やめてこの世界に行きたいです。
ですが、ハッピーエンドまでが激甘で微笑ましくまとまっている分、バッドエンドの救いのなさ加減が際立っています。
他のシリーズはハッピーエンドとバッドエンドの境目がやや曖昧でしたが、この作品は明確に別れています。神様を怒らせると怖いですね。
シリーズのここまでは「おばあさまから引き継いだ娼館」という設定でしたが、この作品では世界観や彼女のバックボーンなどが明かされので、ぜひネタバレなしで最後に聴いてほしいと思います。
Ci-enには前日譚などのおまけコンテンツもありますので、そちらも併せて見ていただくとより楽しいのではないでしょうか。
とても素敵なシリーズでした!
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というのはきっと彼、ディアブロのためにあるのでしょう。
アグレッシブマゾと表現されつつもどこかサドっけも感じさせる作品紹介やレビューで、どういうこっちゃ…?と思っていましたが彼の人格として全く矛盾なく、ナルホドとなりました。
ヒロインちゃんを興奮気味に煽りに煽り(赤ちゃん言葉で)、ガン攻めしてくる(スカあり拘束あり)ドSっぷり(性根悪い脅迫あり)を発揮するのですが、きっとこれはアグレッシブマゾの彼自身がして欲しい被虐を疑似体験するために他ならないのでしょう。プロのアグレッシブマゾです。
そして彼女に怒られると大喜び。二度美味しい。
分岐エンドもハッピー???と?がみっつもつく通り、要審議な内容です。
どちらもとても楽しそうなディアブロくんです。
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…と、聴き終わって思ってしまうくらいには魅力あるネロくんです。
彼の要素として、話を聞かない、穏やか、寂しがり、人を食べてしまう…といったことが挙げられます。
この「穏やかだけど話を聞かない」とか「寂しがりだけど人を食べてしまう」とか相反する要素が混ざり合ってネロというキャラクターを成立させており、その本質の見えなさや、彼の考えの読めなさが彼についてずっと考えてしまう要因になっています。沼。
こうやって男娼である彼のお客様は彼にのめり込んで行くんでしょう。
えっちな依存性もありますしね!
二つの分岐エンドはハッピーエンドの側面もバッドエンドの側面も含んでいますが、どちらも幸せそうなのでハッピーでしょう。
きっと彼女もそう思っているに違いません(ぐるぐる目)
とりあえずネロくんについて「寂しがってないかな」とか延々考えてしまってまずいです。
完全に彼の手中に落ちています。大変です。
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やっぱりこのシリーズはすごーく面白いです。
ネモフィラから出ているということで「怖いのでは!?」と訝しんでいたのですが、愛しかありませんでした。
テオドアくんに至っては「お嫁さんになって!」って言う。何度も。可愛いですね。
ぜひサンプルを聞いていただきたいのですが、このシリーズのテオドアくんはスキュラというデミなので、水の中でぷかぷかしているんですね。
このぱちゃぱちゃという水音がすごく心地良いです。
もちろん彼の足には吸盤が付いているので、プレイパートではちゅっちゅするSEがつきます。これもまたすごく心地よい。
異形の何某に攻められる部類では比較的マイルドではないでしょうか。
正確には結構ハードなことをしているような気がしますが、テオドアくんの可愛さとわがまま&駄々こねっぷりでマイルドになっています。
分岐バッドエンドもテオドアくんのワガママが限界突破するだけで優しいものなので、ぜひ怖がらずに構ってあげてください。
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2023年10月06日
撫でて、ぎゅっていして、癒やして、と残業中にも関わらず甘えてくる可愛い彼ですが、偏愛カタルシス作品がそれで終わるはずもなく…
ヤンデレでぷちわがままな純くん、シナリオの中でひとつふたつ「ん!?」と違和感を感じる部分があるのですが「そんなことより」と、さらっと流されます。
聞き間違いだったかもしれません。
さも当たり前のように狂気を見せてくる姿、ヤンデレとして100点です。
二回戦さんはダウナー系の演技が本当にはまり役ですね。
決して声を荒らげたり、脅したりはしてこないのですが、静かな””圧””を感じます。
がるまに特典では彼女に甘えたい彼の様子が再び描かれます。
甘えるだけではなく彼女のことも甘やかしたいようですし、お互い幸せそうなのでハッピーエンドです。